8.波除稲荷神社で厄払いをして、大厄を乗り切る!
江戸時代の埋め立て工事の際、波間を漂っていた御神体を祀った神社。
海に浮かぶ御神体を新たに社殿を作って崇めたところ、築地での埋め立て工事で弊害となっていた嵐も治まりました。
その後、無事に築地は埋め立てられたため、波除(なみよけ)稲荷神社は厄払いや災難除けに効果があるとして評判となりました。
最寄り駅は都営大江戸線の築地市場駅で、歩いて5分ほどです。また、地下鉄日比谷線の築地駅からも徒歩圏内です。
豊洲移転問題で揺れる築地市場ですが、波除(なみよけ)稲荷神社の厄払いには効果がありそうです。
築地場外市場でエネルギーを蓄えてから、厄払いに臨むのもいいかもしれませんね。
9.日本橋七福神の小網神社で厄払い
江戸橋ジャンクションと日本橋小の間にある神社。小さな神社ですが、厄払いも行っており、拝観のみは無料です。
太平洋戦争(第二次世界大戦)で出征する旧日本軍の兵士が、小網神社のお守りを拝受したら、無事帰ってきたという逸話が残ります。
さらに、あの凄惨な東京大空襲においても社殿は戦火を免れ、強運、厄除けの神様として、効果的です。
ご祭神は、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)と市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)、そして福禄寿の3柱です。
アクセスは地下鉄の人形町駅から徒歩5分ほどです。ややわかりにくい場所にあるので、日本橋小学校を目標に行くといいでしょう。
10.スピリチュアルな東京大神宮(神社)で厄払いと縁結びを
三重県の伊勢神宮の分社として建立されたのが飯田橋の東京大神宮です。スピリチュアルで縁結びにご利益があるとして、毎年正月にはスピリチュアル好きの女性が参拝に訪れます。行列は長く、飯田橋駅まで続いているぐらいです。
しかし、厄除けで訪れる場合は、並ぶ必要はありません。厄除け専用の受付の窓口があるので、本殿の脇にある厄払い専用の窓口へ行きましょう。
専用の申込書に名前などを記入すればOKです。祭事で時間が変わることもあるので、事前に電話しておくとスムーズです。
- 神社やお寺の厄年とは転換期のこと
厄年というのは人生の転換期のようなもので、体調をくずしやすくなります。厄払いをして、心身ともに新鮮な状態で新しい年を迎えるのもいいかもしれませんね。
アクセスはJR・地下鉄の飯田橋駅から歩いて5分です。参道らしい道もなくわかりづらいので、案内板を見ながら探すといいでしょう。
【まとめ】東京の厄除け!
厄払いの手順に始まり、厄払いにご利益のある神社やスピリチュアルなお寺を紹介してきました。東京には明治以降に建立された神社やお寺が多く、社殿が新しいのが特徴です。靖国神社は戦前に陸軍の大本営があった場所で、戦後に兵士の魂を祀るたま神社となりました。
厄払いをすることで気持ちが和らげば、きっとご利益があることでしょう。