伊勢神宮の神様やご利益を解説!
伊勢神宮の歴史や祀られている神様とそのご利益のほか、境内にある別宮に祀られている神様の名前やご利益まで知っている人は少ないようです。また伊勢神宮に行くことになったけれど、縁結びなどのお願いができるのか、参拝することで運勢が変わるのかと疑問に思う人もいるかと思います。
そこで今回は伊勢神宮の歴史や、お祀りしている神様の名前、またご利益について解説していきます。
伊勢神宮の歴史
伊勢神宮の歴史は非常に古く、「お伊勢さん」や「大神宮さん」呼ばれ庶民からも人気のある神社です。日本国内最大のパワースポットとしても知られています。
雪の伊勢神宮 pic.twitter.com/ccWkbxLPqm
— 伊勢内宮前『勢乃國屋』伊勢名物神代餅 (@senokuniya) January 22, 2018
歴史上では、約2000年前に奈良の皇居内で祀られていた天照大御神(あまてらすおおかみ)という名前の神様が、倭姫命(やまとひめのみこと)を御杖代(みつえしろ)としてふさわしい場所を求めて日本国内を巡っていました。この時、天照大御神は伊勢の国が素晴らしいのでこの国にいようと思い、伊勢に鎮座したと言われています。
『古事記』や『日本書紀』といった歴史的な文献には詳細な理由は書かれていないのですが、伊勢は気候的に穏やかで、海・山の幸に恵まれていることが理由ではないかと一般的に言われています。
伊勢神宮は内宮と内宮・外宮で神様が違う
伊勢神宮は大きく分けて内宮と外宮、別宮の3つに分かれています。内宮は皇室の祖先と言われている神様が祭られており、約1000年の歴史があるそうです。
外宮には内宮で祀られている神様のお世話をする別の神様が祀られていて、約1500年の歴史があると言われています。別宮では内宮でお祀りされている神様とはまた別の神様がお祀りされているのです。
さらに伊勢神宮には、内宮や外宮と比べると歴史は浅いものの、ご祭神とゆかりのある神様を末社・摂社という形でお祀りしています。43の摂社と24の末社、そして42の所管社があり、内宮、外宮、別宮全てを含めて『神宮』とされています。
内宮・外宮周辺の占い師に運勢を占ってもらえる!
伊勢神宮の内宮・外宮周辺にはよく当たるという占い師の方が多数存在しています。参拝常連の人の中には、参拝ついでに占ってもらうという人も多いようです。また勾玉屋などもありパワーストーンの購入もできるので、運勢を上げたい人は伊勢神宮だけでなく、周辺も散策することをお勧めします。
伊勢神宮の神様の参拝順序は?
伊勢神宮内に祀られている神様はそれぞれ格が違うので、参拝する順序があります。内宮と外宮は『御正宮』といわれ、その次に格が高い宮が『別宮』となります。古くから伊勢神宮を参拝する際は、外宮から内宮の順で回り、さらに御正宮から別宮の順に参拝します。