伊勢神宮の神様の名前とご利益を解説!

伊勢神宮の神様の名前とご利益を解説!

古くから「お伊勢さん」の名で庶民から親しまれている伊勢神宮ですが、一体どんな神様が祀られているのかご存知ですか?即答できる人は少ないのではないでしょうか。今回は伊勢神宮に祀られている神様の名前と、ご利益についてお話します。

記事の目次

  1. 1.伊勢神宮の神様やご利益を解説!
  2. 2.伊勢神宮の歴史
  3. 3.伊勢神宮は内宮と内宮・外宮で神様が違う
  4. 4.伊勢神宮の別宮の所在地はバラバラ
  5. 5.伊勢神宮の神様のご利益
  6. 6.縁結びや安産祈願などは月読宮の神様に!
  7. 7.伊勢神宮の神様の名前とご利益を解説!まとめ

倭姫宮(やまとひめのみや)

倭姫宮も内宮に属する別宮です。倭姫命(やまとひめのみこと)が祀られています。倭姫命は垂仁天皇の四女と言われており、第10代の天皇である崇神天皇の娘・豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)の跡を継いで、照大神の御杖代になった人物です。伊勢に来た際に信託を受け伊勢神宮の内宮を建てたと言われています。

また日本神話に登場する甥の日本武尊(やまとたけるのみこと)がヤマタノオロチ退治をするときに、草薙の剣を与えた人物としても知られています。

多賀宮(たかのみや)

多賀宮は外宮に属する別宮。豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)を祀っています。
外宮に属する別宮の中でも第1に位する別宮です。

土宮(つちのみや)

土宮は内宮に属する別宮です。大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)という名前の神様を祀っています。この神様はもともとは山田原を鎮守する神様でしたが、外宮に鎮座してからは宮城の地主神となり、宮川堤防の守護神とされています。

月夜見宮(つきよみのみや)・風宮(かぜのみや)

月夜見宮は内宮に属する別宮で、月読宮と同じご祭神で、月夜見尊と月夜見尊荒御魂を祭っています。

風宮は内宮に属する別宮です。内宮の別宮である風日祈宮と同じ級長津彦命と、級長戸辺命の2神を祀っています。

伊勢神宮の神様のご利益

日本最大のパワースポットとして知られている伊勢神宮ですが、実は個人的なお願いをしてはいけないと言われています。

古くから伝わる『お伊勢参り』は、お願いをしに伊勢神宮に行くのではなく、この世に生まれて生活していることに対しての感謝の気持ちを神様に伝えること。そのため、個人的なご利益やお願いをしに行くものではないのです。

ただし、何かを始めるときなどに神様に決意を伝えることは良しとされています。神様に決意表明することで、本人にやる気が起こり運勢が前向きに変わる可能性があるからです。また、普段はそっと生活を見ているだけの神様も、努力している姿を見て運勢が変わる手助けをしてくれる可能性があります。

個人的なお願いは荒祭宮や多賀宮で!

あまり知られていないようですが、伊勢神宮で縁結びや安産祈願、また運勢を変えたいなどの個人的なお願いをできる場所があります。内宮の別宮の荒祭宮、外宮の別宮の多賀宮や所管社である大山祇神社、子安神社などで個人的なお願いをすることができます。

縁結びや安産祈願などは月読宮の神様に!

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伊勢神宮の神様の名前とご利益を解説!まとめ

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