伊勢神宮の御朱印帳が欲しい!
伊勢神宮の御朱印帳が欲しい。
スピリチュアルブームが来て以来、いままでは聞いたこともなかった「御朱印帳」。
今では御朱印帳もすっかり市民権を獲得して、東急ハンズやロフトなど、大手雑貨店でも取り扱われる商品になりました。
文房具店や雑貨店、書店などでも手に入る御朱印帳ですが、どうせ購入するのなら神社や寺院で直接購入する方が運勢があがるような気がする...という人も多いようです。
そこで、神社で一番位の高い伊勢神宮で取り扱われる御朱印帳がどのような物なのか、そしてどこに行けば購入できるのか調べてきました。
一緒に伊勢神宮での御朱印の頂き方も解説していきます。
御朱印帳や御朱印とは?
御朱印帳とは?
では最初に御朱印帳について解説していきましょう。
御朱印帳は御朱印を押していただくノートの様なもの。
御朱印帳には種類が二つあり、綴じ方に違いがあります。
一つは蛇腹(じゃばら)型。
蛇腹型は長い和紙が谷折りと山折りを繰り返して折りたたんでいるタイプで、広げると横にずらっと今までいただいた御朱印を眺めることができます。
広げると各神社や寺院の特長が一目で分かり、圧巻です。
もう1種類は和綴じ(わとじ)と言われるもので、本のように頁を繰ることができます。
しかし本とは製本方法が違い、端をそろえて整えた本を糸で縫って綴じる製本方法を和綴じと言います。
和綴じは縫い目にもいろいろな種類があり、その縫い目の美しさが特徴的です。
御朱印って何?
御朱印帳の人気が高まって御朱印を頂きに、神社仏閣をめぐる人が増えましたが、御朱印の本当の意味を知らない人も多いようです。
御朱印とは神社仏閣にお参りした人が頂く神社や寺院のハンコのようなもの。
「印章」「印影」と呼ばれるものを御朱印帳に押していただくものです。
神職の方、そして僧侶の方が印章を押し、参拝した日付、神社/寺院の名前、そして御祭神/御本尊の名前を墨の手書きで書いてくださいます。
もともと最初はお寺に写経を収める時の受付印だったようなのですが、今では参拝した際の証(もしくは記念)のような形で広まっています。
御朱印は御朱印帳に押していただきます。
ノートや紙切れに御朱印をくださいとお願いしても、失礼ですから断られてしまうので、御朱印をもらう時には最初に必ず御朱印帳を用意してください。
また、神社や寺院にもよりますが、御朱印を頂く位はだいたい300円程度のお金が必要です。
■参考記事:御朱印集めのマナーと楽しみ方、コチラも参照!
お寺と神社の御朱印帳は違うの?
お寺と神社では御朱印帳が違うのか?
この疑問は多くの人が持つものです。
実際、御朱印帳をお寺と神社で使い分けている人もいます。
しかし、厳密にいうとお寺も神社もあまり分ける必要はありません。
そもそも昔は神仏一体で、神社もお寺もはっきりとした区別をつける習慣がなく、「神様仏様!」と言うくらいどちらも同じような存在だったのです。
しかし今でははっきりとした区別が付けられており、また宗派によっても他の宗派とは一線を画している寺院もありますから、稀に同じ御朱印帳に御朱印を押すことを断られる場合もあります。
稀にですが、そういうケースを踏まえたうえで、お寺用、神社用と2冊の御朱印帳を使い分ける事も、一つの方法です。
もしも御朱印帳を分けるのであれば、神社・お寺・日蓮宗と3冊持つのも良いかもしれません。
特に日蓮宗は他の宗派と同じに扱われることを嫌いますからなのですが、そのほかの宗派は問題ありません。
■参考記事:京都で御朱印巡りをするなら?