伊勢神宮オリジナルの御朱印帳とは
インターネットでも手軽に手に入れることができる御朱印帳ですが、各寺院、神社でオリジナルの御朱印帳を販売しています。
オリジナルの御朱印帳はどれも手が凝っていて、素敵なものばかり。
ネットで手に入れるよりも神社や寺院に参拝して購入する御朱印帳の方がありがたみもあって運勢が上がりそうだと神社仏閣オリジナルの御朱印帳は人気です。
中でも、神社の中で一番位の高い伊勢神宮オリジナルの御朱印帳はとても人気が高く、パワースポットの伊勢神宮の御朱印帳を持つと運勢が上がるとも言われています。
では伊勢神宮オリジナル御朱印帳とはどんなものがあるのでしょうか?
伊勢神宮の御朱印帳の種類
現在伊勢神宮では5種類緒御朱印帳を取り扱っています。
「一生に一度はお伊勢参りをする」昔からこのように言われるほどお伊勢参りは人々の心の柱となっていました。
まだまだ人口の少ない江戸時代でさえ、日本各地から参拝に訪れた人の数が半年で400万人もいたと記録に残っているくらいですから、昔からいかに伊勢神宮のご利益に授かろうと人々が伊勢の地を訪れていたのかうかがい知ることができます。
そんなご利益のある伊勢神宮の御朱印帳ですから、持っているだけで運勢が上がりそうですね。
伊勢神宮で手に入るオリジナルの御朱印帳5種を紹介していきます。
木製朱印帳(神宮林用材)
伊勢神宮で一番人気の高い御朱印帳が珍しい木製の御朱印帳で「木製朱印帳」というものになります。
木製朱印帳は表紙と裏表紙が木製のカバーになっていて、木製品独特の良い香りがします。
木製朱印帳に使われている木材は、ありがたいことに伊勢神宮よりご下付賜わった貴重な神宮林用材です。
神宮林用材とは、伊勢神宮遷都の際に使用する木材を育てている指定の林の事。
伊勢神宮遷都の際に使用する神聖な木材が、この木製朱印帳の表紙、裏表紙に使われているというだけで、運勢が上がる気がします。
貴重な木材を使った木製朱印帳という事もあり、人気が高いのですが、木製朱印帳は数が少なく売り切れることも多いようです。
通信販売もありますが、木製朱印帳を購入したいと伊勢にお参りに行っても売り切れている場合も多いので、ここはまさに運勢次第でしょうか...。
木製朱印帳
サイズ16×11センチ 捺印箇所46ページ
価格 2500円
お伊勢参り朱印帳(西陣織)
表紙・裏表紙が京都の西陣織でできた「お伊勢参り朱印帳」は華やかで美しい織が目を惹きます。
西陣織はなんと5世紀末頃から発展し、京都の西陣でしか作らない高級織物の代表格です。
西陣の着物と言えば目も飛び出すくらいのお値段で、購入するどころか手も届かない代物です。
そんな美しく織物の技術が詰まった西陣織を贅沢に使用した御朱印帳は、華やかで女性に人気。
2013年の第62回式年遷宮の時に記念として作られたもので、色は水色とピンクの2種類。
伊勢神宮の花菱紋が西陣織の華やかさに彩られ、表紙中央には金糸で「御朱印帳」、裏表紙には「第六十二回神宮式年遷宮」と刺繍されています。
記念にもなる御朱印帳ですね。
お伊勢参り朱印帳
サイズ18×12センチ 捺印箇所44ページ
価格 1500円
蒔絵朱印帳
蒔絵朱印帳も、西陣織と同じように伝統工芸が息づく御朱印帳に仕上がっています。
「蒔絵」という文字から絵巻物を想像してしまいそうですが、蒔絵とは伝統工芸の技法の一つで、漆器に漆で文字や模様を描いた上から金粉を蒔き(まき)、装飾をほどこす熟練の技術が必要な伝統工芸の事。
そんな蒔絵をほどこした蒔絵朱印帳はまさに豪華な御朱印帳です。
職人が一つ一つ、表紙と裏表紙に敷き詰められた伊勢神宮の花菱紋に金粉を蒔き、仕上げた御朱印帳はまさに芸術品。
朱色と墨色の2色が販売されていますが、朱や墨色の表紙全体に規則正しく配列された花菱紋と「朱印帳」という文字が金色に浮かびあがり、とても高級感漂う御朱印帳となっています。
蒔絵朱印帳
サイズ16×11.5センチ 捺印箇所48ページ
価格 2000円