記事の目次
- 1.妊娠・妊婦に必要不可欠!葉酸はいつからいつまで摂るべき?
- 2.妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?1
- 3.妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?2
- 4.妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?3
- 5.妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?4
- 6.妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?5
- 7.妊娠中、授乳中に必要な葉酸の摂取量は?
- 8.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物1
- 9.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物2
- 10.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物3
- 11.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物4
- 12.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物5
- 13.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物6
- 14.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物7
- 15.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物8
- 16.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物9
- 17.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物10
- 18.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物11
- 19.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物12
- 20.妊娠・妊婦に効果絶大!葉酸の多い食べ物13
- 21.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ1
- 22.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ2
- 23.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ3
- 24.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ4
- 25.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ5
- 26.妊娠・妊婦に効果絶大!おすすめ葉酸サプリ6
- 27.妊娠前・妊娠中・授乳中…葉酸はいつだって必要不可欠!
妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?4
【貧血改善】
妊娠中に葉酸を摂るべき理由その4は、貧血を改善するためです。
妊娠中は、赤ちゃんに栄養や血液をたくさん送ってあげなければなりません。また、赤ちゃんがママのお腹の中で成長するには、大量の鉄分が必要とされています。
葉酸には、ビタミンB12と同じく血液量を増やす効果があります。
特に、赤ちゃんがぐんぐん成長する妊娠中期から後期のママは、貧血になりやすくなります。
普段から貧血気味であるなら、妊娠中はいつからいつまでとこだわらず、妊娠前から葉酸をずっと摂ることをおすすめします。
めまいや立ちくらみも軽減されるでしょう。
妊娠前・妊婦にどうして葉酸は必要?5
【産後の肥立ちをよくする】
妊娠中に葉酸を摂るべき理由その5は、産後の肥立ちをよくすることです。
長い妊娠期間を終え、無事出産を終えたとしても、ママの体はすぐに万全に回復するわけではありません。いわゆる産後の肥立ちがよくないママもいます。
それに出産後も、授乳や育児など、体に負担のかかることが待ち受けています。
細胞分裂を促し、血液量を増やす葉酸は、ママの体の回復を助けてくれるだけでなく、母乳を増やす効果もあります。
母乳をあげると、赤ちゃんに栄養を持って行かれます。まさにママにとっては大仕事。自分の体をケアし、かつ赤ちゃんを育てるには、授乳中も葉酸をしっかり摂っておくようにしましょう。
妊娠中、授乳中に必要な葉酸の摂取量は?
葉酸は、いつからいつまで摂るかというのも重要ですが、摂取量も気を付けなければなりません。少ないのはよくないですが、取りすぎもよくないのです。
では、適切な摂取量はどのくらいで、取りすぎとされる量はどのくらいなんでしょうか?
妊娠中、授乳中に分けて、それぞれの適切な摂取量をお伝えします。
妊娠中
厚生労働省は、2015年度の食事摂取基準において、妊娠中の女性は、食べ物から1日480µg(マイクログラム)の葉酸を摂取することを推奨しています。
ただ、食べ物に含まれる天然葉酸は吸収率があまりよくないとされ、また調理することで葉酸が流れ出てしまうと言われています。そのため、いくら葉酸含有量が高いとしても、そのままの量を摂取することできるわけではないんですね。
妊娠中は食べ物に加え、サプリで1日400µgの合成葉酸を摂取することが勧められています。
ただ、この摂取量さえ守れば、どれだけ葉酸を摂ってもいいというわけではありません。厚生労働省では、1日の上限摂取量を1,000µgとしており、取りすぎないように注意喚起しています。
葉酸を取りすぎると血管拡張、むくみ、吐き気、心拍数アップ、ビタミン欠乏症などが引き起こされると言われています。
妊娠中は葉酸摂取が必要な時期ですが、取りすぎにも注意が必要なんですね。
授乳中
授乳中のママにも葉酸摂取は勧められていて、その摂取量は1日340µgとされています。最低でも280µg、できれば500µgの摂取量が求められています。
母乳は血液を元に作られるため、「造血ビタミン」の異名をもつ葉酸は、授乳においても必須なんですね。血液がたくさん作られると血流がよくなり、貧血予防になります。
ただ、やはり摂取量は多ければ多いほどよいというわけではなく、取りすぎはよくないのです。妊娠中と同じく、1日1,000µg以上の摂取量を超えると、かゆみ、じんましん、呼吸障害などの過剰症を引き起こすとされています。
食べ物だけであれば、取りすぎになることもそうないので、サプリの摂取量をきちんと守るようにしましょう。
摂取量さえ守っていれば、足りなくなったり取りすぎになることもなく、適度に葉酸を摂ることができます。
次から、葉酸が多く含まれている13の食べ物をご紹介します。葉酸は調理方法によって量が変わってしまうので、できるだけ調理せず、そのまま食べられる物をご紹介しますね。