セックス依存症の場合、多くの人が不特定多数の人とセックスします。
そのため、避妊具なしでしセックスする傾向もあり、性病に感染するリスクも高くなります。
特に女性の場合、性病を放置すると不妊症になるリスクも。
セックス依存症の人は性病になったとしても、性依存症のためセックスにブレーキをかけることができません。
そのため、関係をもった人達に性病を感染させてしまうというケースも、珍しくないそうです。
性病の完治を待たずに「セックスがしたい!」という欲求が勝ってしまうため、性病を感染させてしまいます。
『セックス依存症』のリスク2.望まない妊娠
セックス依存症の人、特に女性の場合は望まない妊娠するというリスクもあります。
快楽を優先したりして、避妊をしないセックスは妊娠する確率を上げてしまいます。
望まない妊娠をした多くの人達は、中絶を選ぶでしょう。
セックス依存症の女性の中には、ちゃんと男性にお願いして避妊している人もいるかもしれません。
でも、その割合は少ない傾向にあるそうです。
性依存症という病気であっても、結果的に妊娠すれば、中絶するのは女性です。
痛みやツライ想いをするのも女性です。
それでもセックス依存症の女性の中には妊娠、中絶を繰り返す人もいます。
『セックス依存症』になる原因って?
まず、セックス依存症になってしまう原因として幼少期に関係があります。
幼少期に親からたっぷりの愛情を注がれなかった経験が、セックス依存症の引き金になる人が多いそうです。
親から性的虐待を受けていた、育児放棄された人などはセックス依存症になりやすいとされています。
幼少期に親からの愛情を知らずに育った人は、
「たっぷり誰かのことを愛愛したい!」「愛されたい!」などと強い欲求にかられます。
その結果、「誰でもいいからセックスしたい!」という症状がでてきて、セックス依存症の深みにハマッていきます。
また、セックス依存症の原因には幼少期以外にもあるそうです。
大人になってから症状が出るケースで、強いストレスが原因で、セックス依存症を発症する人もいます。
・幼少期の愛情不足が原因で、心に大きな傷がある人
・大人になり強いストレスが原因の人
この2パターンに共通するのは、心の隙間を埋めるためにセックスをしてしまうことです!
『セックス依存症』の改善や治療法はあるの?
セックス依存症を改善する方法や治療法はあるのでしょうか?
もちろん、治療法はあります!
ただ、これは病気のため自分一人で改善することはできません!
一日も早く改善したいと思うのなら、一人で悩まず専門の医療機関を受診するといいでしょう。
改善するためには、精神療法を行っている精神科を受診するといいそうですよ!
「精神療法=治療法」となります。
精神科での治療法は、「薬物療法」と「認知行動療法」などを行い改善に向けて治療します。
薬物療法では性欲や性衝動を抑え、セックス依存を解消していきます。
認知行動療法では考え方や行動を改善していき、性に対しての歪みを矯正していきます。
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『セックス依存症』の8つの症状とは?
「セックス依存症」を見極めるには、いくつかのチェックポイントがあります。
「セックスがとにかく好き」「性欲が強い」「自慰行為がとまらない」などという症状がある人は、セックス依存症かもしれません。
性依存症は、病気の一つのため放っておくのは良くないでしょう。
「私はもしかしたらセックス依存症かも?」と思っている人は、セックス依存症なのかを、チェックした方がいいですよ!