ディズニーのチケットは金券ショップで買うと安くなる？

かつては、ディズニーの入場ゲートでチケット読み取り式機械を用いて、チケットに穴を開けてから入場するスタイルを採用していました。

それが、2012年の秋以降は、QRコードをタッチして読み込む形式へと変更になったのです。

つまり、チケットに穴をあけていた時には、簡単に使用済みのチケットかどうか判明することができましたが、QRコードの読み取り式になってからは、それが区別できなくなったことに要因があります。

つまり、使用済みのディズニーチケットを金券ショップで売ることで、不正な利益を得ようとする人たちが出てきたため、金券ショップとしても買取を中止せざるを得なかったという事情があります。

そういった経緯もあり、現在、金券ショップでは、ディズニーチケットの取り扱いが壊滅状態だと言われています。

2012年秋のディズニーパーク内の入園方法が変わって以降、金券ショップでのディズニーチケットの取り扱いは激減しました。

金券ショップに行っても、ディズニーチケットが見当たらず、やむなく帰宅するという方も多く、もはや金券ショップに行っても、ディズニーのチケットは手に入らないようになっていきました。

全国の金券ショップを回れば、一部ディズニーチケットの取り扱いがある店舗もあるかもしれませんが、確率的にはかなり低いと考えておいた方が良いでしょう。

やはり、ディズニーの入場ゲートがQRコード対応になったことは、それだけ市場への流通をはばむ抑止力となったものと考えることができます。

ディズニー側としても、それまでのチケットの不正転売にやきもきさせられていたのでしょう。

ディズニー側の公式声明や、入園方法の変更を受けて、金券ショップでは、次々とディズニーチケットの買取を中止する旨を発表していきました。

大手金券ショップなどでは、公式にディズニーチケットの買取や売る行為を中止しており、金券ショップに行っても、ディズニーチケットを入手することはできなくなっています。

一部、個人経営の金券ショップなど、例外的にディズニーチケットの取り扱いがある店舗もあるかもしれませんが、基本的には取り扱いは中止されたものだと考えておくのが無難です。

金券ショップの安い値段でチケットを手に入れられる魅力もありますが、中止されているものを追い求めても仕方がないでしょう。

現在はほとんどの金券ショップで、買取や販売行為が中止されているディズニーチケットですが、かつては金券ショップに行けば安い値段で入手できるとあって、金券ショップのニーズが高まった時期もありました。

2012年秋の入場方法の変更以前は、多くの金券ショップでディズニーチケットの取り扱いがあり、少なくとも定価より、300円から500円程度安い値段で買うことも可能となっていました。

中には1000円近く割引の値段で売る金券ショップもあり、ディズニーファンにとっては嬉しい状況が続いていた時代もあったことは確かなことです。

デートスポットとしても大人気のディズニーパークは、学生カップルにとっても憧れの場所です。

学生カップルの場合、デートスポットとしては最適でも、チケットが高くてなかなか行けないというカップルも多かったでしょう。

そういった中で、かつての金券ショップでは、安い値段でディズニーチケットを買うことができたので、そういった学生カップルにとっても重宝される存在でした。

ここまでご紹介してきたように、金券ショップでのディズニーチケットの取り扱いは中止となっており、例えチケットを入手できたとしても、実際にディズニーパークに入れるかどうかはわかりません。

そういったリスクを犯すのではなく、コンビニやディズニーストア、ディズニー公式ストアなどの正規のルートで、ディズニーチケットを入手するようにしていきましょう。

特に、コンビニでのディズニーチケット購入もさらに便利になってきています。

2014年以前のコンビニでのディズニーチケットはオープン券という形で、当日ディズニーパークチケット引き換えカウンターにて、チケットの引き換えが必要でした。

それが、現在では直接入園することが可能となり、入園保証までつくようになっています。

ファミリーマートやセブンイレブン、ローソンやミニストップなどといった主要なコンビニでは、気軽にディズニーチケットを入手することができますので、コンビニ利用も一つの検討材料にしてください。