口吸い=キス?江戸時代のキス事情を解説!

口吸い=キス?江戸時代のキス事情を解説!

口吸いって何のことかわかりますか?キスだと思っている人も多いのではないでしょうか。実は口吸いとキスは違うものなのです。勘違いしているあなたは、ぜひチェックしてください。口吸いの仕方や歴史などをまとめてみました。今回は江戸時代のキス事情も解説させていただきます。

記事の目次

  1. 1.口吸い=キス?キスとは
  2. 2.口吸い=キス?口吸いとは?
  3. 3.口吸いと口付けの違いは?
  4. 4.口吸いの行為はいつから始まったの?
  5. 5.口吸いの行為で確認できるのは
  6. 6.口吸いとはどういう意味のものだったの?
  7. 7.接吻という言葉が生まれたのは?口吸いではないキス?
  8. 8.口吸いの仕方とは
  9. 9.口吸いには隠語があった?
  10. 10.番外編!遊女たちが使ったその他の隠語
  11. 11.平安時代の口吸い
  12. 12.室町時代の口吸い
  13. 13.戦国時代の口吸い
  14. 14.江戸時代の口吸い
  15. 15.番外編!江戸時代の夜の言葉
  16. 16.NHK『真田丸』の口吸い◎11話
  17. 17.NHK『真田丸』の口吸い◎49話
  18. 18.口吸い以外の表現方法
  19. 19.口吸いをチュウと呼ぶようになったのは
  20. 20.江戸時代のキス事情を解説!まとめ

口吸いの行為はいつから始まったの?

口吸いの行為はいつから始まったのでしょうか。
文献などに出てくる口吸いもあり、その歴史は古いと考えられています。
しかしいつからなのかなどの詳しい歴史や発祥、詳しい由来などはよくわかっていないのだそうです。

キスに関してはいつからなのか、歴史はしっかりと残っているのだそうです。
エジプト考古学博物館に、古代エジプト第18校長の王が娘にキスをしているように見える石像があるようです。
その石像は四千年ほど前のものだと言われています。
キスは、四千年以上前から行われていた行為なのですね。
ちょっとロマンを感じてしまいます。

口吸いの行為で確認できるのは

先ほど口吸いは性行為につながるキスの意味だと書きました。
では性行為としてのキスの歴史はいつから、どこまでさかのぼることができるのでしょうか。
文献の記述を見ると、平安時代まではさかのぼることができるようです。
しかしあくまでも「口吸い」としての記述になります。
口吸いの意味が、別の言葉で呼ばれていた可能性もありますよね。

口吸いとして言葉が見られるのは、935年頃に書かれたとされる『土佐日記』と、平安時代末期頃に書かれたとされる『今昔物語』です。
どちらも平安時代の歴史のものになります。
文章で残っているのが平安時代ということは、その前までには口吸いという言葉はすでに一般的な言葉として広まっていた可能性もあります。
文献から確実に口吸いが存在したと言えるのは平安時代ですが、それより前にはいつからか存在していたかもしれませんね。

口吸いとはどういう意味のものだったの?

キスの歴史は明治以降に定着した言葉ですが、言葉と一緒にキスの行為も定着していったそうです。
それまでの口吸いは、もちろん愛情表現ではありましたが、公衆の面前で行うものではありませんでした。
では口吸いとはどういう意味の行為であったのでしょうか。

自分以外の誰かを好きになった時には、その相手と一つになりたい、体を重ねたいと考えるものですよね。
口吸いとは、そういう深い関係を求める意味で使われていたようです。
相手と舌を絡めるようなディープキスをしたり、セックスをする行為をしたいという意味があったようです。
口吸いには、本能として男女が自然に愛し合うことをあらわす言葉とも言えそうです。

接吻という言葉が生まれたのは?口吸いではないキス?

先ほどから、キスと口吸いは意味が違うと書いてきましたが、キスを日本語で言うとどういう言葉になるのでしょうか。
それが接吻という言葉にあたります。
では接吻はいつから使われた言葉なのでしょうか。
キスには、挨拶をするキス、親愛(友達)としてのキス、性愛や愛情のキスがありますよね。
しかし昔の歴史の中で日本には、性行為につながる口吸いという言葉しかありませんでした。
海外の文化が日本に流れ込むという歴史の中で、「キス」という言葉をどういう意味で訳せばいいのか、当時の人達はとても困ったのだそうです。

キスを口吸いと訳してしまうと、近所の友達と性行為につながる行為をした、と訳すようなことになってしまうからです。
いくら海外の人がフランクでも、誰とでもセックスをするわけではありません。
明治時代の人は、今ある日本語では訳せないと考えて、新しい言葉を作ることにしたそうです。
そこで生み出された言葉が「接吻」だと言われています。
接吻の歴史は明治時代から始まったのですね。

口吸いの仕方とは

今の時代でも「キスの仕方」というようなHOW TO動画がありますが、江戸時代にもキス、口吸いの仕方には作法があったそうです。
では、いつから口吸いの仕方はレクチャーされていたのでしょうか。
江戸時代に書かれた口吸いの仕方は、それは丁寧に説明されているものが多かったのだそうです。
まず、「寝室にいるとき、まず女に優しくまとわりついて好色の心地よい物語を話し、ムードを高めてから口を吸うべし。」
つまり、寝室で、女性に優しく接しながらイチャイチャと話して、よいムードをつくりましょう、という意味になります。

「その際に男の舌を女に吸わせてはならない」とあります。
その時は、まだキスはしてはいけないのだそうです。

「女の舌を出させて男の口の中に取り込んで、歯が当たらないよう唇で女の舌を抜いてしゃぶるようにしなさい」
女性に舌を出させて男はその出された舌を口に含むそうです。
そして、歯が当たらないように気を付けながら、口の中で女性の舌をしゃぶるのが口吸いの仕方なのだそうです。

この通りにすると、女性はうっとりして性行為ができるのだと言われていたそうです。
江戸時代の春画でも、口吸いの場面が描かれていることが多いですよね。
口吸いとは、性行為につながる行為で、とても生々しいものだったのでしょう。
さらに、口吸いには男女のポジションも大切だとされていました。

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口吸いには隠語があった?

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