内弁慶の心理と特徴⑤間違いを嫌う
プライドが高い人。
いい子だと言われて育ってきた人。
自信がない人。
みんなつい失敗を恐れてしまいます。
内弁慶ではない人は間違いを恐れません。
逆に失敗しても、笑い飛ばせる性格であったり、失敗したことで次は!と努力を続ける性格だったりします。
こうやって人は成長していくのですが、内弁慶の人は間違いを恐れるので、行動力にかけてしまいます。
行動力に欠けると成長するために必要な機会を逃してしまうので、自信のないまま大人になるリスクが高くなるのですね。
内弁慶の心理と特徴⑥親に可愛がられてきた
親に可愛がられてきた人も内弁慶になりやすい傾向があります。
でも誤解しないでくださいね。
親に可愛がられるのはとても素晴らしい事。
子供はどんどんかわいがってください。
内弁慶になる原因は「根拠のない称賛」です。
「かわいいね」
「いい子だね」
「おりこうさん」
と褒め言葉をシャワーのように浴びせます。
これも素敵な事ですが、子供が成長するのは「根拠のある」褒め言葉をもらう時です。
具体的に褒めてあげないと、子供はよくわかりません。
具体的にどこが良いのか分からないと、結果よく分からないから家では好き放題、外ではどう行動していいのか分からないからおとなしい性格になってしまうのです。
内弁慶の心理と特徴⑦理想が高い
内弁慶の人は理想が高い特長もあります。
自分が求める理想が高すぎるために、自分を理想に近づけようと努力します。
これは素晴らしい事ですよね?
でも、自分に対する理想が高すぎると、
「ダメな自分」
だと思い込んでしまいます。
また、理想が高いと周りにも自分の理想を押し付けがち。
心の中で「あの人はこんなところがダメだ」なんてケチをつけて「私だったらこうするのに」なんて思ってしまいます。
でも、言いません。
それがストレスになって気を許した人にはワガママになってしまう事があります。
内弁慶の心理と特徴⑧人前が苦手
人前が苦手だという原因も考えられます。
元々の性格が内気で、人前ではつい緊張してしまう。
人前で緊張すると当然ですが、自分の意見を言うことはできません。
でも自分の意見をずっと心に閉まっているなんてできませんから、気の許せる友達や彼女、妻には自分の素を出してしまいます。
素を見せる相手がいるという事は良い事ですが、できれば人前でも素でいてほしいものですよね。
人前が苦手な人は多いですが、克服するととても楽になるはずです。
内弁慶の心理と特徴⑨まじめ
真面目な人は自分に与えられた役割をきっちりと果そうとします。
求められる事に応えようとする姿勢は素晴らしいですが、真面目過ぎるあまり内弁慶になってしまいます。
真面目な人は人との衝突を嫌う性格をしています。
そして真面目な性格の人は我慢も努力も上手です。
だから真面目な人はストレスを貯めやすい傾向にあります。
外でストレスをためてくると発散するのは結局「家」
家ではせめて素でいたい。
真面目な自分を忘れたい。
というところでしょう。
そういう感情が内弁慶になる原因になるのですね。
Related article /
関連記事