バイの意味とは？バイの特徴も解説！

「バイ」とは、異性にも同性も恋愛関係になって愛することが出来る人のことを意味します。
これはゲイやレズビアンといった同性愛者という意味とは異なります。
「バイ」は、同性愛者であり、かつ異性愛者でもあるという特徴を持っているんですね。

バイやレズビアンのようなLGBTの人たちは世界では少数だと言われていますが、こうした性への考え方を否定することはもはや古い考え方です。
世界各国で虹色の旗を掲げ、様々な性のあり方を肯定する動きが強まっています。
有名人にも、自分がバイであると公表する人も増えてきているんです。

なぜ、同性にも異性にも愛情を抱ける人たちがバイと呼ばれるようになったのでしょうか。

「バイ」とは、もともとバイセクシュアルという英語を語源とする言葉です。
英語では「bisexual」と書き、この単語の語源は「bi」と「sex」から来ています。
「bi」は英語では「2」を意味するもので、「sex」は「性別」を意味する言葉です。
2つの性別を愛せるものとして、「bisexual」が語源になっているんですね。

バイの人に身体的な特徴や仕草の特徴などはありません。バイの人は見た目では判断できないものなのです。
また、男女どちらも愛すことが出来るという特徴を持っていますが、性的に乱れているということでは決してないので注意が必要です。
バイの人はそうした世間から偏見の目で見られることによって本来の自分が出せず、苦しんだり、悩んだりしている人が多くいます。

バイセクシュアルの人たちはその性のあり方から心理的な苦痛を受けることが多くあります。
例えば、性生活が乱れていそうであるという偏見がありますし、他にも彼女がバイセクシュアルであれば男性1人と女性2人で性的なことが出来るのではと考える人までいます。
そうした偏見により心理的な苦痛を覚えるバイセクシュアルの人も多くいるので、偏見はNGです。

また、バイセクシュアルだと思っていた人が実はゲイだった場合やレズビアンだったということもあり得ます。
性のあり方は多様化しているんですね。

■参考記事：ゲイや女性のバイセクシュアルについてはコチラも参照！