バイセクシャルの女性の悩みとは?
最近では同性愛者の理解が進んでいます。それに併せて、バイセクシャルの理解も進んでいます。テレビなどでも自分が同性愛者、バイセクシャルであることを公表している芸能人などもいます。
世間が同性愛者や、バイセクシャルなどの理解が進むにつれて、偏見や差別も減ってきています。しかし、男性と女性の両方を恋愛対象できる性格的特徴から生まれる、偏見や差別が完全に無くなったわけではありませんし、何より、まだまだ世間が同性愛やバイセクシャルについての知識が追い付いていません。そのため、同性愛者やバイセクシャルの人たちは悩みを抱えてしまったりします。
同性愛者やバイセクシャルの人たちの特徴や心理、知識や理解、認識を私たちはもっと持つ必要があります。
バイセクシャルとは?
同性愛者と聞けば、その文字の通り同性に対して恋愛感情を抱くことなので、自分が同性愛者でなくても何となくではありますが、その心理を理解することはできます。しかし、バイセクシャルはそうではありません。
バイセクシャルと聞くと、男性でも女性でも恋愛対象になると思っている人が多いです。まず、これがバイセクシャルに対する先入観です。バイセクシャルにも様々なタイプがありますし、好みのタイプもあります。男性も女性も恋愛対象になるからと言って、単純に恋愛対象の数が倍になるわけではありません。
■参考記事:女同士の恋愛については、コチラも参照!
バイセクシャルの女性に対する誤解
上記で述べたように、男性と女性の両方を恋愛対象できる性格的特徴から生まれるバイセクシャルに対する誤解は多いです。また、その誤解によってバイセクシャルの人たちは悩みを抱えてしまい、心理的に追い詰められてしまいます。
先に述べた男性と女性の両方が恋愛対象になることを得なことと、軽く見られることがあります。しかし、その偏見のために多くの男性と女性の両方で関係を持っているのではないか?、男性と付き合いながら、女性とも付き合うのではないか?、と勘違いされます。
また、同性愛者の人たちは自分のパートナーを探すために、コミュニティに身を寄せたり、今ではアプリを使用したりしますが、バイセクシャルの人たちは同性だけでなく、異性とも恋愛ができるということで、差別的にこれらの利用を断られたりすることもあります。
バイセクシャルの女性に対する偏見
上記で述べたように、バイセクシャルの人たちは、男性も女性とも恋愛ができるという性格的特徴から、同性愛者のコミュニティなどに参加できないときもあります。また、バイセクシャルの人というのは、自分がまだ男性と女性のどちらと恋愛ができるのか心理的判断できていない人と勘違いされるときもあります。
この勘違いを同性愛者の人がしてしまうと、自分は同性愛者であることと向き合っていることから、バイセクシャルの人はどっち付かずな曖昧な人と思われてしまうこともあります。実際にレズビアンの女性に「バイセクシャルの女性と付き合えますか?」と聞くと、バイセクシャルの人は男性とも付き合うことから、恋愛に男性が絡んでくる可能性があるため、心理的に付き合えないという人もいます。