記事の目次
- 1.【妊娠10ヶ月】赤ちゃんに会えるまであと少し!
- 2.【妊娠10ヶ月】胎児はどのくらい成長しているの?
- 3.【妊娠10ヶ月】胎児の状態
- 4.【妊娠10ヶ月】胎動が減る
- 5.【妊娠10ヶ月】ママのお腹周り
- 6.【妊娠10ヶ月】体重増加に要注意
- 7.【妊娠10ヶ月】妊娠10ヶ月の理想体重
- 8.【妊娠10ヶ月】鉄分と水分はたっぷり撮って
- 9.【妊娠10ヶ月】吐き気
- 10.【妊娠10ヶ月】正期産はいつから?
- 11.【妊娠10ヶ月】妊娠後期は眠い!?
- 12.【妊娠10ヶ月】適度な運動をして体力をつけましょう
- 13.【妊娠10ヶ月】前駆陣痛と本陣痛
- 14.【妊娠10ヶ月】破水について
- 15.【妊娠10ヶ月】帝王切開になるケース
- 16.【妊娠10ヶ月】里帰り出産とは?
- 17.【妊娠10ヶ月】いつまでに里帰りするべき?
- 18.【妊娠10ヶ月】飛行機に乗るために
- 19.【妊娠10ヶ月】里帰り出産の産院
- 20.【妊娠10ヶ月】今できることを楽しみましょう
【妊娠10ヶ月】体重増加に要注意
お腹周りの大きさは関係ありませんが、急激な体重増加には注意が必要です。
「妊娠したら2人分食べたくちゃ!」
と、好きなだけ食べる人がいますが、今は妊娠期間中に体重増加をしっかりと管理し、妊婦の体調、そして出産時のリスクを減らすように注意するのが普通です。
急激な体重増加は胎児に栄養がたくさん運ばれて大きくなっている...ということではありません。
むしろ急激な体重増加は「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」などを発症している恐れがあり注意しなければいけません。
体重増加が激しければ、お産のリスクも高まりますし、難産になる可能性も高まりますから、妊婦といえども日頃から体重計に乗ってちゃんと体重増加の管理をしましょう。
【妊娠10ヶ月】妊娠10ヶ月の理想体重
さて、体重増加の話をしてきましたが、それでは妊娠10ヶ月理想体重はどのくらいなのでしょうか?
妊娠していないときから考えて妊娠10ヶ月までの体重増加はだいたい7-10kgを目安として考えるのが普通です。
それも一気にここまで増やすのではいけません。
妊娠期間中を通じて徐々に体重増加を心がけるのが正しいため、月の体重増加が500g程、多くても1㎏に押さえましょう。
特に、つわりが終わり、吐き気が止まると一気に食欲が復活、たくさん食べる妊婦さんがいますがいますから注意してください。
スイーツを我慢する必要はありませんが、量に気をつける、そして食事は栄養バランスの良いものを食べることが大切です。
【妊娠10ヶ月】鉄分と水分はたっぷり撮って
妊娠10ヶ月はもう出産準備の段階ですね。
いつ出産してもおかしくない1か月が始まります。
妊娠期間中は貧血になりやすい妊婦さんが多いため、鉄分の高い食事を心がけるようにしましょう。
特に妊娠中期から後期にかけて、必要な鉄分の量はどんどん増えていきます。
成人女性で1日の理想鉄分摂取量が12mg、中期には15mg、そして後期には28mgと必要な鉄分は2倍以上に増えます。
出産時にママが貧血だと、出産時の大量出血や胎児の酸素不足、胎児の発育不良を招きます。
ママのリスクも、胎児のリスクも上がりますから、10ヶ月になるころにはバランスの良い食事とたくさんの水を飲み、貧血がしっかり治っている状態にしたいですね。
もし、貧血のままであれば、胎児の健康とママの出産リスクを減らすために、病院で鉄剤注射や点滴を受けることになります。
病院で処方される鉄剤は胃に負担がかかり、吐き気を催すこともあるので、妊娠期間中、もともと貧血気味の人は鉄剤サプリなどを活用すると良いでしょう。
【妊娠10ヶ月】吐き気
妊娠後期にはまたつわりのように吐き気を感じ始める妊婦さんもいます。
これは後期つわりと呼ばれるもので、大きくなった子宮が胃を圧迫して起こる吐き気。
病気になったわけではないので、後期にかけてまた吐き気が始まっても問題はありません。
妊娠10ヶ月に入り、子宮がだんだん下がってくると、吐き気も同時に収まってきますからご安心を。
ただ、吐き気も人によるので、妊娠10ヶ月でも吐き気を感じる人がいます。
吐き気で苦しい時は体に負荷をかけず、ゆったりとした過ごし方で、寝るときは枕を高くして眠りましょう。
また吐き気がするときは胃があれているので、刺激の強い食事は吐き気を悪化させます。
吐き気の強い時は特に、消化に良い食事を心がけ、ゆっくりと休むことが大切です。
吐き気も胎児が生まれる前に必ずなくなりますから、あと少し頑張って!
吐き気がいつまで続くのかは個人差で、はっきりとは言えませんが吐き気は赤ちゃんが大きくなった証拠として前向きに考えて。
もし、下痢を伴う吐き気の場合は食中毒の可能性が高いので早めにお医者様を受診しましょう。
【妊娠10ヶ月】正期産はいつから?
妊娠10ヶ月に入ると妊婦健診も週1となり、いよいよお産が近づきますが、胎児が生まれるタイミングは10ヶ月に入ればいつでも問題ないのでしょうか?
実は胎児がまだ36週の間は、臨月といえども「早産」となります。
場合によっては保育器に入れられて経過観察や、適切な処置をされる場合も。
妊娠10ヶ月でも、37週目からは、十分に胎児の機能が発達していると考えられるため、赤ちゃんが生まれても早産にはなりません。
正期産の期間に入ったら、いつ陣痛が来ても良いようにしっかりと準備をしておきましょう。
また、妊娠42週目からは出産予定日を2週間も過ぎてしまうことになり、今度は「過期産」と呼ばれます。
過期産は羊水が減ったり、胎盤機能が低下して、十分な酸素が胎児に供給されず、リスクが高くなります。
場合によっては陣痛促進剤や帝王切開といった処置がとられることがあるので、覚えておきましょう。