河北メイクの極意！コンシーラー・下地・チークのおすすめとコツは？

“河北メイク論”で目指すのは、シンプルなメイクであか抜けた女性像です。
ここで言う「旬の色」とは、「ファッションとコーディネートした色」という意味を持ちます。“河北メイク論”では「洋服を着替えてからメイクすること」を心がけるよう促しています。服のコーディネートとリンクさせたメイクをすることで、全身からオシャレなオーラを漂わせることができます。

メイクは顔だけで終わるものではありません。服とメイクをリンクさせた全身が美しく見えなければ意味が無いのです。

たとえば、秋のトレンドによく入る「ボルドー」。シンプルな白のニットにボルドーのバッグを合わせたら、リップも同じボルドーで合わせる。これだけで、全身の統一感が出て、品のよいスマートな女性像が完成します。

河北さんは、顔のメイクだけではなく、ヘアメイクやファッションにも言及して“メイク論”を展開させます。その美意識の高さが、河北メイクの人気の理由なのです。

“河北メイク論”の極意がだんだんわかってきましたか？シンプルな最小限のメイクで、アナタ自身にしかない色気を引き出す“河北メイク”。すぐに試してみたいですよね。

女性は、どうしても「アイメイク命」に走りがちです。しかし河北さんは、そんな一辺倒なメイク論に異議を唱えます。アイメイクよりも時間をかけるべきは、下地やコンシーラー、そしてチークや眉などの「脇役」部分なのです。

そこで次からは、アイメイク以外の“河北メイク”のコツをご紹介します。引き算をベースに考える河北メイクは、手持ちのメイク道具ですぐに試すことができます。
ほんの少しの工夫で、アナタの美しさは進化します。さっそく“河北メイク論”実践編を学んでいきましょう。

“河北メイク論”で一番ビックリするのは、「ノーファンデ主義」。基本、河北メイクではファンデーションを使いません！なぜなら、素肌が透けて見えないベースメイクは、その時点で男性目線からはアウトだからです。

下地で顔全体にツヤ感を与えて、コンシーラーで色むらを補正する。ただそれだけで、“生まれたままのキレイな肌”を演出することができます。

（１）下地で、たっぷり保湿した後のツヤツヤな素肌感をつくる
（２）目の下のクマは、オレンジ系コンシーラーで隠す
（３）ベージュ系コンシーラーで、全体をなじませて仕上げる

この３つのポイントを抑えれば、ファンデーションなしの肌でしっかり悩みをカバーできます。

（１）の下地は、うるおいのある自然なツヤをいかに引き出せるかが重要。おすすめの下地は、河北さん自身がプロデュースした「エトヴォス　ミネラルＵＶグロウベース」です。
生っぽい肌質を損なわずに、きちんと凹凸を無くしてくれる優秀な下地です。

また、目の下にはクマを消す効果の強いオレンジ系をのせます。それを肌になじませるため、ベージュ系のコンシーラーを頬の真ん中部分につけ、下方向へのばしていきます。
このとき、ほうれい線やあごの部分にもベージュ系コンシーラーをつければ完璧。
（２）のメイクでおすすめしたいのは、「フランシラ＆フランツ　ナチュラルＲコンシーラー」です。オレンジ系とベージュ系の両方が１個にまとまった便利アイテム。老舗のオーガニック化粧品で、知る人ぞ知るベストセラー商品です。

“河北メイク論”でおすすめされているのは、クリームチークの一本使いです。チークは、いかにも「塗ってます！」感が出た時点でアウト。あざとい印象のチークは、それだけで古臭く見えてしまいます。

そこで河北さんは、クリームチークで頬の高い位置に横ラインを１本引き、逆三角形になるようスポンジで浅く広げる手法をとります。このとき、頬骨よりも上に伸ばすととたんに幼く見えるのでＮＧ。チークの「気配」が仄かに見えるくらいがちょうど良いのだそうです。

おすすめのチークは、下地でもご紹介したエトヴォスの「ミネラルチーク＆リップ」。なんとチークとリップの２役がこなせる優れものです。

「眉メイクさえ丁寧にすればアイメイクは頑張らなくていい」とまで断言するほど、“河北メイク”にとって眉は最重要ポイント。顔のパーツで、全体の補正力が最も高いのが眉なのだそうです。
程よい主張で顔立ちを引き締め、自然な美しさを引き出す“河北メイク”の眉。そのポイントは４つあります。