シェーディングの使い方:パウダー編
気に入ったアイテムが見つかりましたら、次はそれを実際に使ってみましょう。
ランキングではさまざまな種類をご紹介しましたが、初心者の方でも失敗しにくいのは、「マットな仕上がりのパウダータイプ」です。全体のバランスを整えながら塗れる点と、若干失敗しても変にテカったりしない点がメリットなのです。
基本的なメイクの順番は、ファンデーションの種類(リキッドかパウダーか)を問わず
⓵スキンケア→⓶日焼け止め→⓷ベースメイク→⓸ポイントメイク→⓹シェーディング
ですが、⓸と⓹はどちらが先でも問題ありません。
シェーディングを入れる場所は、フェイスラインや髪の生え際、あごの輪郭や鼻筋の横が代表的です。
シェーディングの手順
⓵パウダーをブラシにとり、手の甲で量を調節します。
⓶こめかみからエラの張っている部分にかけ、なでるように軽くふんわりとシェーディングを入れます。
⓷髪の生え際やあごの輪郭にも、軽くシェーディングを入れていきます。
⓸鼻筋に使う場合は、小さいブラシで眉頭から鼻筋のワキに沿って、ピンポイントで乗せます。
ハイライトも加えてさらに小顔・立体感を目指す場合は、Tゾーンや頬のいちばん高い部分、眉の下や目尻の下に入れるのがおすすめの使い方です。
シェーディングもハイライトも「つけ過ぎないこと」が共通の注意点です。
シェーディングの使い方:スティック編
スティックの場合はファンデーションのタイプによって、使う順番が変わります。ファンデーションがリキッドなら、ファンデーションの後。パウダーファンデーションならファンデーションの前にシェーディングスティックを塗っていきます。
塗る際はスティックを肌に滑らせるように、軽くつけるのがポイントです。また鼻筋の横のような細かい部分は、指に色を取ってから塗る使い方をするとよいでしょう。
使う場所はパウダーの場合と共通しています。影をつけたい場所にスティックを軽く滑らせたら、スポンジでなじませ自然な陰影に仕上げます。スティックはしっかり色付く場合が多いので、つけ過ぎにはくれぐれも気をつけてください。
もし失敗してしまったら、慌てて拭き取ったりせず、まずは何もついていないスポンジを、シェーディングを吸い込ませるように押し当てます。そしてファンデーションを上から少しずつ重ねていきます。これで大概の失敗はカバーできますが、それでも対処しきれない場合は、いっそ拭き取って、部分的にベースメイクからやり直す方がよいでしょう。
シェーディングでなりたい顔に!
基本のシェーディングの使い方をマスターしたら、今度はお悩みやなりたい顔に合わせた使い方をご紹介していきます。
細く見せたい!丸顔さんには…
丸みのある輪郭が気になっている方は、外側の両サイドにシェーディングを入れると、輪郭を縦長に見せられます。額の横からこめかみ(またはもみあげ)を通り、頬骨の下のエラのあたりまで入れます。ポイントはあごには乗せない点です。
小顔に見せたい!面長さんには…
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