美容院でオーダーをする時の方法として「〇〇のようにしたい」「〇〇のような感じにしたい」というように自分のなりたいイメージばかりを伝えがちになります。
確かに自分の描いているイメージを美容師さんに伝えることは大切なのですが、これが失敗の元になってしまうことがあるのです。
実は「こうなりたい」ではなく「髪が〇〇になるのは避けたい」「〇〇のような感じになるのは嫌だ」というように仕上がった際に自分がなりたくないイメージを伝えることも重要なのです。
すると美容師さんは極力お客さんの希望していない髪型にならないようにカットをしてくれます。
④参考画像の選択ミス
美容院へ行く時に自分のなりたいイメージのモデルや芸能人の切り抜きを持っている方も多いです。前下がりボブの場合だとAKB時代の前田敦子さんや広瀬すずさん、本田翼さんなどが代表的です。
また、大人っぽいイメージの場合は米倉涼子さんや水原希子さんなどが挙げられます。そのような女性の参考画像を美容院へ持っていくことは良いのですが、注意することは自分の顔の形や髪のクセ具合などが全く違う参考画像では意味がないことを知っておきましょう。
例えば自分が面長なのに卵型のモデルや芸能人の写真から、自分も前下がりボブにしたらそのようになると思いがちですがそうはなりません。
やはり顔の形が違うと同じような前下がりボブのヘアスタイルにしても仕上がりの印象は異なってしまいます。よって、芸能人やモデルの写真を持っていく場合はできるだけ自分の顔の形や髪のクセが似ている人を選ぶことが大切です。
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⑤髪のボリュームの伝え方
女性の中には髪の量が多い方もたくさんいます。ボリュームを減らすために髪をすいてくださいとオーダーをする場合もあります。ただ、前下がりボブにしたいけど髪の量を減らしたいと考えて髪をすくように伝えてしまうと失敗の原因になります。
髪をすくことでボリュームはダウンしますが、逆に髪が広がりやすくなります。また髪をすく行為は髪を傷める原因にもなるのでむやみやたらにすくことは控えた方が無難です。
前下がりボブにしたいけどボリュームを抑えたい時は頭のどこ部分のボリュームを抑えたいのかを詳細に美容師に伝えるようにしましょう。
前下りボブに失敗しないオーダー方法
前下がりボブは、頭の中でイメージしている通りになってくれると可愛くなれると思ってしまいませんか?実は、それだけでは足りないところがあるのですよ。
絶対に可愛い前下がりボブにするためにも、失敗しない方法をチェックしてくださいね!
①美容師の意見も聞く
では美容院で前下がりボブをオーダーをする時に失敗しない方法を解説します。まずは美容師さんの意見も聞くことです。自分のなりたいイメージ、なりたくないイメージを丁寧に伝えてオーダーをしたとしても、そのオーダーに対して美容師さんは納得しないケースがあります。
やはり美容師さんは髪のプロなので、お客さんが細かくオーダーをしてくれても、髪質や顔の形を考慮するとどうしてもお客さんの言う通りにはできないということもあります。
美容師さんにオーダーの通りにはできないかもしれないと言われたり、違ったヘアスタイルの提案をされたりしたらその意見も聞いて判断するようにしましょう。
②絵に描いてみる
口頭でイメージを伝ることが難しい場合や、参考画像が見つからないこともありますよね。また、アニメキャラの髪型の場合は画像を見せるのが恥ずかしいこともあります。その場合は自分で絵に描いて美容師さんに説明するのもおすすめです。
絵に描くことでどのような前下がりボブを希望しているのか美容師さんに伝わりやすいです。その際、頭のサイド、フロント、バックとそれぞれどのような感じにしたいのか描いておくことをおすすめします。
また、カラーやパーマもセットで行う場合は色鉛筆を使って髪に色を塗っておくのもわかりやすいです。パーマの場合はどのくらいのウェーブなのかもわかるので希望の前下がりボブのイメージをスムーズに伝えることが可能です。
③できるだけ具体的に
前下がりボブを失敗しない方法で一番大事なのはやはり具体的に伝えることです。失敗の原因は曖昧に伝えてしまうことでした。「前下がりボブ」というだけを伝えると極端な前下がりだったり、かなり大人っぽい感じになってしまったりします。
極端な前下がりでも大人っぽい前下がりでも、どちらも前下がりボブであることは間違いありません。しかし、自分の思い描いていたボブとは違うことになるのです。
美容師さんはプロとは言えどもお客さんが描いているイメージをそのままヘアスタイルにすることはできません。きちんと言葉や写真、絵を使って具体的に伝えることが重要です。その際に美容用語を無理に使う必要はありません。
ただ、具体的に伝える時に切る長さを指定してしまいがちですが、これはあまり指定しない方が良いです。「何センチ切って」ではなく「顎くらいの長さ」というように体のパーツを使って長さを指定した方が美容師さんもカットしやすいです。