ボブがはねるのが気になる!
ボブは肩につくかつかないかくらいの長さのものやショートボブのようにショートカットよりも少し長さがあるスタイルがあります。
ボブはロングと違って髪の痛みが気になりにくく、ケアもしやすいのがメリットです。
ただデメリットとしてロングに比べるとはねやすいため人によってはヘアスタイルが決まらないと悩んでしまうこともあります。
では、どうしてボブははねてしまうのか、その原因を説明しながら、はねないための対策やヘアアレンジを活用した対策方法も紹介したいと思います。
髪の毛が外側にはねる!なぜはねるの?
ボブはなぜはねるのか?なぜ内巻きが継続しないのか?一番最初に考えられることはやはり肩につくからです。
どうしても髪が肩に触れることで毛先が外側にはねてしまいます。肩についていないボブの場合は外にはねることなく髪は内巻きになりますが、伸びてくると毛先が襟足や肩につき外にはねることがしばしばあります。
2つ目の原因は生えグセです。簡単に言うと、日本人のつむじは時計回りすなわち右回りなんです。すると右方向ばかりはねてしまうのです。「なんかいつも右ばかりはねてる」と感じる方はつむじが原因なのです。
3つ目の原因はカットの方法です。髪の毛の量が多いと重たい印象になってしまうからと髪をすく時があります。
確かに髪をすくと空気感が生まれて軽くはなるのですが、すきすぎるとはねることが多くなります。
特にショートボブの方に多いのが顔周りを軽くしようと毛先をすいてスカスカの状態にしてしまうのです。
すると、髪はどんどんはねるためスタイリングしづらくなってしまうのです。美容院では綺麗にスタイリングをしてくれても家へ帰って生活をしていると思ったようなヘアスタイルにならないからまたカットに行く方も少なくありません。
ボブの毛先や襟足がはねないための対策は?
ボブやショートボブがはねやすいのはある程度仕方ないかもしれません。
しかし、美容師さんの技術ではねることを抑えるようにすることはできるので、カットのオーダーをする際はあまり毛先をすかないようにお願いするとよいです。
それでも伸びかけてきた時や起きた時の寝癖によっては襟足や毛先がはねる場合はあります。そこで、はねないための対策を解説したいと思います。
①髪の毛の量に気をつけて
まず一番の予防策は髪の毛の量です。先ほども少し触れましたが、髪の毛の量に注意することが大切です。
髪をすくことで毛先に動きが出てエアリー感が出ます。毛先に動きも出てくるので顔周りも華やかにすることができますが、その分はねます。
美容師さんにカットしてもらう時は「できるだけはねないようにお願いします」と一言伝えておくと髪をすきすぎないようにしてもらえます。
②ドライヤーで改善!
2つ目の方法はドライヤーの仕方です。例えば朝起きてから髪を濡らしてドライヤーで乾かしている方は多いと思います。
しかし、その乾かし方に注意が必要なのです。とりあえずドライヤーで髪全体をざっと乾かししたり、ドライヤーを頭の上からあてて乾かしていたりしませんか?
これでも一応乾くのですが、乾かしてみると結局襟足や毛先はまとまっていないというケースがよくあります。
適切な方法ははねやすいサイドの毛を下方向に軽く引っ張りながら乾かすことです。その際、顔は下向きにした方が乾かしやすいです。ドライヤーは毛先ではなく根本にあてて乾かして下さい。
8割くらい乾いたらサイドの髪の内側からドライヤーを持っていない手を使って軽く内巻きになるように整えながら最後の仕上げをして下さい。
そうすることで毛先が内巻きになりはねを防ぐことができます。襟足の部分も同じく内巻きになるように乾かすと完成です。
③前下がりにカットをする
3つ目はカット方法です。はねる原因は襟足や毛先が軽くなることです。そこで襟足や毛先に重みを持たしてあげるとはねを予防することができます。
重みを持たすためには前下がりにカットすることがおすすめです。これはショートボブの方にも適用できます。
前下がりにすることで重心が下に向き重みができるためはねにくくなります。襟足もできるだけ重めなスタイルにしてもらうことで同様にはねるのを防げます。
スタイリングする時にはワックスやクリームを襟足や毛先に内巻きになるように少しつけると重みが増してまとまりやすくなるので試してみて下さい。
④ストレートアイロンを使う
髪の毛の癖を取るならストレートアイロンは定番のアイテムですよね。
コツは、はねている部分だけアイロンを当てるのではなく、髪の毛の根元から当てることです。ついついはねている部分だけ集中的にやってしまいがちですが、根元から当てたほうが簡単綺麗に癖直しが出来るのです。
ストレートアイロン購入の際に気をつけたいのは次のポイント!
*最大温度
*温度設定が細かくできること
*コードの長さ
最大温度はせめて180度あれば使いやすいでしょう。設定温度も細かく変えられる方が、ヘアアレンジに使う際に便利です。