ヘアカラーのトーンとは？明るさの選び方は？【表・見本あり】

暗髪と聞いて「暗めのカラーリング＝重たい」とイメージされる方もいらっしゃるかろ思います。しかし、暗髪のヘアカラーは暗めのトーンなのに、重たく見えないヘアカラーになっています。

暗髪のヘアカラートーンが重たく見えないのは、暗いトーンの色みに、なりたい髪色のヘアカラーが配合されているからです。例えばアッシュ系であればヘアカラーに青色を配合し、レッド系なら赤色の染料を多く入れます。

なりたい髪色の色を多く入れるとヘアカラーのトーンが落ちるのですが、色の鮮やかさで重たく見えることがなくなります。暗髪のヘアカラーのイメージは、髪色を暗くするというよりも、なりたい色の髪色を濃く見せて、トーンを落としたように見せるということです。

暗髪のヘアカラーで髪色を染めると、暗くても外国人のような透明感のある髪色になります。外国人風の髪色というとハイトーンのヘアカラーをイメージする方が多いのですが、暗髪カラーは透明感と抜け感を出すのにも優れているヘアカラーです。

髪色に明るさ、透明感を出すためにハイトーンのヘアカラーで髪色を染める方も多いですが、ハイトーンのヘアカラーは色の持ちが悪いデメリットがあります。ハイトーンのヘアカラーはトーン数が高くなるほど色持ちの期間が短くなり、大体12トーン以上で2週間持つといわれています。

暗髪のヘアカラーのトーンは6~7トーンのため、髪色は12トーン以上のヘアカラーと比較すると、倍以上の持続性があります。また、暗髪のヘアカラーは色落ちも綺麗な特徴があります。自然に色が抜けるので、次回美容院に来店したときも、ヘアカラーを綺麗に入れることもできます。

今まで髪色に透明感を出すためにハイトーンのヘアカラーを使って色落ちを気にしていた方も、暗髪のヘアカラーにすることで色持ちが良くなるので、おすすめのヘアカラーです。

暗髪のヘアカラーは日本人に馴染みやすい髪色のため、肌の色を選ばず、オールシーズン似合う髪色になります。暗髪は黒髪とは違い、透明感やツヤ感があるので、髪が傷んで見えにくいメリットもあります。

今まで黒髪にすると何だか違和感を感じて、暗いトーンの髪色を諦めていた方でも、暗髪のヘアカラーなら肌馴染みも良く、髪にツヤ感も生まれます。暗髪のヘアカラーは透明感があるため、パサつきやすいパーマのヘアスタイルも綺麗に見せてくれます。

今までハイトーンのヘアカラーで色落ちが気になったり、ヘアカラーのダメージでパサつきや切れ毛が気になっていた方は、自然な透明感のある暗髪のヘアカラーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

6・7・8トーンになると、黒髪より少し明るい印象の髪色になります。航空会社では6トーンが髪色の基準、ホテル業界では7トーンが髪色の基準です。学校などではこれくらいのトーンの髪色にしても、「少し髪を染めてるのかな？」と思われる程度で、派手だと思われにくいレベルの髪色です。

9トーンあたりから髪色に赤みが出て茶髪になります。このトーンになると「髪を染めている」としっかり分かるレベルになります。百貨店では10トーンまでが髪色の基準内といわれています。

室内の照明に当たると更に髪色が明るく見える場合もあるので、バイトなどの面接で髪色について指摘される可能性があるので注意が必要です。

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