ヘアカラーのトーンとは？明るさの選び方は？【表・見本あり】

11トーンを超える髪色になると、赤みが増してオレンジのように見えてきます。遠目に見ても一目ではっきり髪を染めているのが分かるレベルです。11トーン以上は職場や学校などでも髪色を黒くするよう注意される可能性が高いです。

13トーン以上になると、髪の黄色みが強くなり、黄色みの強い髪色になります。このレベルの髪色になると職場や学校でも禁止され、面接でも落とされる可能性があります。13トーン以上のヘアカラーは、髪色に規制のない職場や学校に通っている方だけにおすすめします。

最近は髪色に対しての校則も昔より厳しくないので、普段の学生生活を送る分には、少し明るめの髪色でも厳しく注意されることはないと思います。しかし、就職活動やバイト先では、「学生らしさ」を求められる場合もあります。

職場でも違和感なく受け入れられる髪色のトーンは、6〜7トーン程度までです。職場には様々な年代の人がいるので、髪色のせいでマイナスイメージを与えてしまわないように気を付ける必要があります。

社会人の場合は、職場の雰囲気や職種、業種によって適切な髪色が異なります。平均的な髪色のトーンは8〜9トーンあたりのため、髪色の規定が厳しい職場では、学生と同じように6〜7トーンの髪色がおすすめです。髪色の規定が緩い職場では、10〜11トーンまでが違和感のない髪色になります。

髪色が明るい場合、自分の勝手な判断で髪色のトーンを決めてしまっていると、自分の感覚の基準と社会的な基準がずれて、自分が思っているよりも派手な印象を与えてしまっている場合もあります。もし自分の職場での適切な髪色が分からないときは、上司に髪色についての規定はないか尋ねてみてください。

2017年に流行ったヘアカラーはネイビーやアッシュグレーなどの暗めのヘアカラーでしたが、2018年の流行ヘアカラーは暗髪となっています。暗髪は20代から30代のOLさんなど社会人の女性に人気のヘアカラーで、ブリーチなしでも染められ、派手な印象にならないことが人気の理由になっています。

今年の注目色は、暗髪にほんのり赤みを感じる暖色系ヘアカラーや、色味の濃さで髪質を柔らかく見せるブルーベージュアッシュなどのヘアカラーが人気となっています。

■参考記事：暗髪・ダークカラーでどんなヘアスタイルになる？

暗髪でもアッシュはできます。アッシュは灰色に染めるとイメージされる方がいますが、ヘアカラーでアッシュとは、青紫のヘアカラーを意味します。そのため、ヘアカラーで暗髪アッシュにすると、紫っぽいくすんだ髪色になります。

日本人の髪質は赤みがあるので、暗髪にすると黒髪が明るくなった雰囲気になりますが、暗髪アッシュは青紫系ヘアカラーのため髪の赤みを消す補色になるので、暗髪でより透明感のある髪質を作り出すことができます。

■参考記事：アッシュ系の色見本はコチラ！

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