②『スパイダーマン2』(2004)
前作から2年後のストーリーです。ピーターは大学生になり、写真を新聞社に売り込みながら大学生活を送っていましたが、想い人のMJとは少しずつ距離ができていました。親友のハリーは父親の仇であるスパイダーマンへの復讐心に囚われていました。
そんな時、ハリーの会社の研究者Dr.オクタビアスが事故で怪人になってしまい、スパイダーマンの前に立ちはだかります。
人気キャラクター、ドクターオクトパスが登場してくる作品です!またピーターとMJ、親友ハリーとの複雑な人間関係に悩みが増していくピーターですが、ヒーローとしてのあるべき姿にも葛藤をします。
③『スパイダーマン3』(2007)
サム・ライミ版の最終作です。スパイダーマンとしてNY市民から絶大な人気を得て、恋人MJとの仲も順調なところ親友のハリーから急襲をうけます。
また、同じ頃警察に追われていたフリント・マルコが逃げ込んだ研究室の実験に巻き込まれ、体が砂で構成される「サンドマン」と化してしまいます。そしてピーターの同僚のカメラマン、エディはピーターへの嫉妬から「ヴェノム」になります。
一方サンドマンが殺された伯父の仇と知ったピーターは、謎の黒い生命体「シンビオート」に寄生され、今まで以上にパワーを持った「ブラック・スパイダーマン」になってしまいます。
④『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
サム・ライミ版の次に制作されたのは「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督、「ソーシャル・ネットワーク」出演のアンドリュー・ガーフィールド主演によるリブート版です。
幼い頃に両親が失踪し、叔父のベンと叔母のメイの元で育てられた内気な高校生、ピーター・パーカーは同級生のグウェン・ステイシーに憧れを抱く日々を過ごしていました。
ある日、父のカバンを見つけたピーターは父の知り合いであるコナーズ博士を訪ねます。そこで遺伝子実験中の蜘蛛に噛まれたピーターは超人的なパワーやスピードを身に付けることになります。
叔父のベンと口論になった日、家を飛び出したピーターを追いかけたベンは強盗に殺されてしまいます。叔父を殺害した犯人を捕まえようとピーターはスパイダーマンになります。
⑤『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)
アメイジング・スパイダーマンの続編で最終作になります。
前作でグウェンと恋人関係になり、スパイダーマンとしてNYを守るピーターの前に親友のハリーが10年ぶりに現れます。
ハリーが不治の病でスパイダーマンの血を欲しがっていると知ったピーターは、スパイダーマンとしてハリーの前に登場しますが、輸血の危険性を心配し血液の提供を断ります。
一方、ハリーの会社であるオズコープ社で働く電気技師のマックス・ディロンは事故から電気人間になりタイムズスクエアで暴走してしまいます。憧れだったスパイダーマンによって暴走を止められた彼は、スパイダーマンに恨みを抱くようになります。
⑥『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
今までの映画シリーズとは異なり、様々な「マーベル・コミック」作品とクロスオーバーした新シリーズです。マーベル・シネマティック・ユニバース作品に属しています。ですので本作の前に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を観てからの方がストーリーが理解しやすいですよ。
NYに暮らす高校生ピーター・パーカーはアイアンマンのトニー・スタークに見込まれ、彼が開発した特製スーツを着てスパイダーマンとして活動することになります。
アベンジャーズに入ることに憧れているピーターはいいところを見せようと無茶な戦いをして命を落としかけ、トニーからスーツを没収されてしまいます。