雑魚の意味と由来！語源の魚の種類も解説！

湖沼や河川の下流部、海の湾内に生息する種類です。
基本的には汽水域を好みますが、淡水域での生息も可能な種類です。
動物性プランクトンを食べる雑食性の種類です。
満一年で成熟して産卵し世代を交代して行きます。

秋や冬のワカサギ釣りは有名ですね。
雑学ですが、ワカサギという名称は「ワカ」が若い、「サギ」が細魚という意味で合成されて呼ばれるようになりました。

天ぷらやから揚げにして食べると美味しい魚です。

成長すれば間違えなく大物であるウナギも稚魚の間は雑魚にまぎれてしまいます。
河川の中流から河口域に生息して、雨の日には陸上をはって移動することもあります。
肉食性でエビやカニなどの甲殻類や小魚を好んで食べる種類です。
その行動のパワフルさから「ウナギのぼり」という言葉で出世や成長を祝う魚としても人気です。
雑学ですが、人工ふ化が難しく国の研究機関や一部の民間業者で成功例があるだけです。
謎の多い性態を持つ種類の魚なのですね。

高級魚として人気のウナギは白焼きや蒲焼として美味しく頂ける魚です。

雑魚という漢字は「ざこ」ではなく「じゃこ」と読まれる場合もあります。
読み方によって意味が異なるのか気になるところです。

実は、「じゃこ」と読む場合に指す意味は「煮干し」です。
乾燥させてある魚をパックに詰めた「ちりめんじゃこ」をスーパーで見かけることありますよね、あの「じゃこ」です。
使われている魚の種類に特に定義はなく、スズキ、オイカワ、ワカサギ、ニホンウナギの他にもアユ、コイ、フナ、ドジョウなどといった複数の種類の稚魚が混ざり合っている場合が多いです。

元々は「ざこ」という言葉がなまって「じゃこ」という呼び方に変化しました。
由来からひも解くと「ざこ」と「じゃこ」は同じ意味です。
しかし、「じゃこ」は加工された煮干しの小魚を指す時に使われて、「ざこ」は加工前の小魚を指す時に使われる傾向が強いです。

人に対して使われる時の雑魚という意味はあまり良い意味ではないことが多いです。
魚に対しても一匹では利用されない魚、価値の低い小魚、取るに足らないものの総称して使われるぐらいですから人に対して使う時も同じように悪い意味が多いです。

どのような人物に対して雑魚という言い方をするのか、代表的な意味をご紹介します。

魚に対して、取るに足らないものの総称として使われることに由来して価値のない人間を指して雑魚と呼ぶことがあります。
残念な行動、期待したのにガッカリしてしまう行動をとる人間に対して「あいつは雑魚だからダメだ！」と見下した表現をする時に使われることがあります。

魚に対して、一匹では利用されない魅力のない魚を意味することに由来して魅力のない人を指して雑魚と呼ぶことがあります。

大物、スター性を持つ人は魅力の塊です。
しかし、小物、一匹では利用されない人間は魅力のない人間です。
「あんな雑魚を採用したの？」と自分は魅力を感じない人を呼ぶ時に使われることがあります。

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