ファーストピアスって?
ファーストピアスとは、ピアッシングをした際にピアスの穴が安定するまでつけておくピアスのことを意味しています。このファーストピアスは、ピアスの穴が安定するまで外さないということを前提に作られています。ですので、他のピアスよりもキャッチが固いという特徴を持っています。
また、ファーストピアスはほとんどの物が、ボールタイプのピアスかストーンタイプのピアスとなっていて、邪魔にならないような小さなファーストピアスが主流となっています。ただし、軟骨にピアスを開ける際はピアッサーではなく、ニードルと呼ばれている針を使うのでファーストピアスは自分で選ばなければいけません。
ピアッサーとニードルの違い
ピアスを開ける際には「ピアッサー」か「ニードル」を使って開けます。主にピアッサーは、耳たぶにピアスを開ける用として販売されています。軟骨にピアスを開ける用のピアッサーも販売されているのですが、ピアッサーで軟骨に穴をあけてしまうと、軟骨にひびが入ってしまうこともあるようで、あまりピアッサーはおすすめされていません。
もう一つのニードルは、軟骨にピアスを開けるのはもちろん、鼻や眉、舌といったボディピアスと呼ばれる部分のピアスはすべて、ニードルで開けることになっています。ニードルの場合は、ピアスの開ける太さを選ぶことができて、一番おすすめされている太さは少し太めの「14G」です。
ファーストピアスが外れない!外し方が知りたい!
一番初めにご説明させていただいたように、ファーストピアスはピアスの穴が安定するまで外さないということを前提に作られています。ですので、ファーストピアスのキャッチが固いです。あまりにも固いので、ファーストピアスが外れなくて不安になってしまう人も多いのではないでしょうか。初めてピアスを開ける時にはこれほど固いと思っていなかった…。と悩んでしまう人が多くいます。
ファーストピアスのキャッチが固いというのは、使うピアッサーなどによって異なるようなのですが、基本的には少しキャッチが固いことが多いようです。キャッチが固い場合は、どのような外し方があるのでしょうか。
ファーストピアスの外し方【はさみ】
ファーストピアスのキャッチが固い場合は、はさみを使った外し方があります。ただし、はさみを使った外し方は耳を切ってしまうこともありますので十分注意して行いましょう。この外し方では、ファーストピアスのキャッチ部分にはさみをあてておきます。そのままキャッチをはさみで挟んだまま、キャッチをピアスから引き抜くように引っ張ります。
この時に、一気にキャッチを引っ張ってしまうと固い状態のまま固定されてしまうことがあるので、一気に外そうとするのではなく徐々に外すような外し方をしてください。コツとしては、ピアスのキャッチをはさみで回転させながらスライドさせていくと、徐々に緩んでいくことを実感することができるはずです。
ファーストピアスの外し方【緩くつける】
ファーストピアスは、長期間そのまま放置してしまうためお風呂などもファーストピアスをつけたまま入るということになります。ほとんどのファーストピアスはさびないようになっているとは思うのですが、稀に錆びてしまうファーストピアスも存在しています。その場合、錆びてしまうともともと固いファーストピアスがもっと固くなってしまいます。
ですので、ピアッシングをした際に、すぐにファーストピアスのキャッチを緩めておくようにしましょう。そうすることで、ファーストピアスを外してアクセサリーを楽しみたい時にスムーズに外すことができるようになります。