特殊な環境下で好きになる「機会的同性愛」
また同性愛には特殊な環境下という条件付きのもとで好きになる「機会的同性愛」もあります。
男女ともに異性と触れ合う機会や接する機会が極端に少ない場合などに、一時的に自分と同じ性別の人を好きになります。実際は異性を好きになる人でも、身近なところに異性がいないことで起こる同性愛感情のことです。
特に思春期の時期の環境が影響するとも言われていて、男子校や女子高に通っていた場合、また男子寮や女子寮などで生活をしていた場合などに機会的同性愛を経験する人がほとんどです。
同性の相手に気持ちを伝えたい。
同性を好きになった気持ちを自分の中で少し整理できた後は、やはりその相手に気持ちを伝えたいと思うものです。
しかし異性相手の恋とは異なり、同性相手の恋はなかなか相手に伝えにくいと感じてしまいますよね。
次は同性の相手に気持ちを伝える時に考えておきたい大切なことをまとめました。告白の前に一度目を通して確認しておきましょう。
相手は同性との恋愛を受け入れられるか
同性の相手に気持ちを伝える時に一番気がかりなことは、相手が同性との恋愛を受け入れられるかという点です。
近年は男性同士または女性同士の同性愛に対して偏見などは少なくなってきましたが、自分の恋愛となるとまた話は変わってきます。
好きな相手がどうしても同性との恋愛は無理だと考えている時は、気持ちを伝えてもその恋は実らない可能性のほうが高くなります。
話をする機会があればそれとなく同性愛の話題を出し、相手の反応を伺って同性愛に対してどんな考えなのか確認しておく必要がありますね。
相手とどういう関係になりたいのか
相手に気持ちを伝える時は、相手とどういう関係になりたいのかをはっきりさせておくことも必要です。
これまでのように友情も大事にしながら変わらない関係を続けていくのか、または普通の恋人同士のようにハグをしたりキスをしたりと密な触れ合いをしたいのか、どんな関係になりたいのかによって相手に気持ちを伝える時の内容も変わってきます。
断られた場合はその後の関係はどうなるのか
さらに同性の相手に気持ちを伝える時は、断られた場合のその後の関係についても考えておかなければいけません。相手が自分の気持ちを受け入れてくれないことも十分考えられます。
それまで親しくしていた相手であれば告白を断られた後はお互いにとても気まずくなります。また相手にも少し罪悪感を味合わせてしまうため、自分のことだけでなく相手のその後のフォローも非常に重要になってきます。
告白を断られても今まで友達としてやっていきたいと考える人もいますし、告白を断られたらもう側に居られないと覚悟を決める人もいます。
告白を断られた場合のその後の関係についてしっかり考えておくと、受けるショックも最小限で済みます。
同性が好きかも。モヤモヤしている気持ちを確かめたい
最後に同性が好きかどうかで悩みモヤモヤしている方のために、本当に自分が同性が好きなのか診断する方法を6つご紹介致します。
ただの友情なのか、それとも本当の恋なのか、同性に対して初めて持つ感情に戸惑っている方は以下で紹介するチェック項目でその気持ちを診断してみましょう。
診断①他の同性と親し気にしているのを見てモヤモヤする
他の人に対して笑顔を向けているのを見て明らかに嫉妬してしまうのであれば、それは友情ではなく恋の可能性があります。
普通の友情では相手が他の人と親し気にしているのを見ても「楽しそうだな」としか感じないものです。
親し気に話している間に割って入って相手の注意をこちらに向かわせたいと感じてしまう時は、かなりその同性の友人相手に恋心を感じている状態です。
嫉妬するあまりに気持ちを伝える前に感情的な行動をしないように自制心を持つことが大切です。
診断②手や体に触れたくなる
友達同士でもハグや腕を組んだりして遊ぶこともありますが、相手の指先や顔に触れたくなるというのは恋の感情です。
同性に恋をすると相手の頬に手を触れてみたい、唇を触ってみたい、髪を撫でたいなど友情とは少し違った感情を持つことがあります。
また同様に相手からも体に触れてもらいたいと感じるのも1つの恋愛感情の表れだと考えられます。
診断③無意識に目で追っている
人は気になるものを目で追いかける習性がある生き物です。
他にも友達がたくさんいるのになぜかその中の1人から目が離せない場合は、自分でも気付かないうちにその人を恋愛対象として見ている可能性があります。
目で追いかけているうちに何かの拍子で相手と何度も目が合ってびっくりしてしまったという経験がある場合は、すでにかなり恋に落ちている状態です。