ゴム無しセックスのリスクとは??間違った噂に騙されないで!
みなさんはセックスをする際に避妊をしていますか?避妊にもいくつかの方法が存在しますが、一番多く取られている避妊の方法がコンドームを使ったものです。男性器にゴムをつけ、膣内に射精することを防いでくれます。しかしゴムが男性器に密着することにより快感が減り、ゴム無しセックスを求める男性も多くいます。
しかしゴム無しでセックスをすることには大きなリスクが存在します。それはあなたの人生も、彼氏の人生も狂わせてしまう可能性があるほどです。一時の快楽のために人生が変わるのは避けたいものですよね。そこで今回はゴム無しセックスのリスクについて解説していきます。
彼氏がゴム無しセックスを求めてくる場合の対処法もご紹介していますので、決して無理やり受け入れずに自分の体を守る方法を身につけていただけますと幸いです。
妊娠や性病で人生が変わってしまうことも…
ゴム無しセックスで降りかかるリスクといえば、妊娠と性病ですよね。特に妊娠はひとつの命が誕生することになるわけで、自分自身だけの問題ではなくなってしまいます。成人して社会人で収入があるカップルであればまだ何とかなるかもしれませんが、学生の場合ですと学校を辞める必要まででてきます。そうなると人生設計が狂いますよね。
ゴム無しセックスで怖いのが簡単に性病がうつるというものもあります。お互いに不特定多数の相手とセックスをしていなければリスクも低くなりますが、浮気をしていたりセフレがいる場合は格段にリスクが高まります。ゴム無しセックスをしたせいで辛い、痛い思いをして過ごすことになる可能性もあります。
このようにゴム無しセックスには人生を変える大きな影響力があります。もっと詳細にゴム無しセックスが招くリスクについてみていきましょう。
妊娠をしたが、相手が責任を取ってくれない
ゴム無しセックスで妊娠をしてしまった場合、心の準備ができていないことがほとんどです。特に男性の場合は責任を取る必要がありますから目の前が真っ暗になってしまうほどです。パニックに陥り、後悔し、この先どうしようと落ち込んでしまいます。
そこできちんと責任を取る男性ならば彼女と話し合い、両親に告げ、結婚をして出産の道を選ぶか、堕胎の道を選ぶかしてくれます。ただ残念なことに、そこまでしてくれない男性も存在します。責任も取らず、逃げてしまうという場合だってあります。
こういう責任を取ってくれない男性はセフレといった、ちゃんとしたお付き合いをしていない男性に多く見られます。元々快楽だけの関係を求めてセフレになっているわけですから、妊娠なんて耳にしたら逃げてしまうというわけです。
中絶は不妊や体への負担も大きい
もしも産めないとなった場合、中絶をするしか道はありません。決断が早ければ早いほど体に負担がかかりにくいとされていますが、そんなに簡単に決断できませんよね。できれば産む道を見つけたいし、男性が責任を取ろうとしているかどうかも大事になってきます。
このように、中絶は女性の体に大きな負担になるばかりか精神的にも大きな痛手を残します。自業自得と言えばそうかもしれませんが、まさかこんなことになるなんて・・・と思ってしまうものです。こうならないためにも、望まない妊娠を避けるために避妊が必要となるのです。
また、その場限りの負担を我慢すれば良いだけではありません。中絶は不妊に繋がるリスクも持っています。何度も中絶していれば、妊娠は絶望的と言われることもあるほどです。結婚して本当に子供が欲しいと思ったときに妊娠できないのは辛いものです。こういった将来にリスクが降りかかることも頭に入れておきましょう。
射精しなくても精子は含まれている
「外だし」という言葉を聞いたことはありますか?射精を膣内で行わないことを指します。膣内で射精をしないのだからゴムは不要だろうと、ゴム無しセックスの際に最も選択される射精方法となっています。
確かに精液を膣内に出さなければ妊娠の確率は下がりますが、精子は精液の中以外にも入っています。カウパー液といい、射精前に男性器から分泌される透明な液体にも精子は含まれているのです。これで妊娠をする可能性もあり、現に外だししたのに妊娠したという方もいらっしゃるくらいです。
膣内に出さなければ妊娠をしないといった間違った知識はすぐに捨てるようにしましょう。
月経中は大丈夫??
月経中は妊娠しないからゴム無しセックスでも大丈夫だと思っている男性もいるようですが、これは間違った知識となります。妊娠の可能性は低くなりますが、生でセックスをしている以上、いつだって妊娠をする可能性はあるんです。
20代から30代の女性で妊娠する確率は20%~30%と言われています。さらにそこから月経中と絞れば確率は格段に下がりますが、精子は長ければ一週間も生きる場合があるそうですから月経中にゴム無しセックスをしたときの精子が排卵日まで生きている可能性は大いにあります。
ですから月経中は大丈夫だなんて迷信に惑わされないようにしましょう。
空気に触れれば精子は死ぬ??
精子は空気に触れれば死ぬという噂が存在します。確かに乾燥に弱いので乾燥すれば死滅します。ただ一度膣内に精子が入ってしまえば、精子は奥へ奥へと進むようにできています。空気に触れさせたから妊娠しないなんていう噂は迷信となります。
すぐにかき出せば大丈夫??
精子を膣内に出した後、奥に入らないようにすぐにかき出せば大丈夫だと思っていませんか?精子は私たちが想像する以上に小さく、さらに大量に分泌されます。一度射精をしたら全てをかき出すことなんて不可能であると思って良いでしょう。妊娠確率は下がるかもしれませんが、膣内で射精をした以上妊娠しないという確証は一切ありません。
金銭的負担が大きくなる
妊娠、中絶、性病の治療。どれをとってもお金がかかりますね。妊娠となると検診から出産費用、さらに赤ちゃんのための準備にかなりのお金が必要です。中絶をする場合でも中絶費用が必要ですし、性病をきちんと治そうと思えば何度か病院に通う必要があります。
このようにゴム無しセックスは金銭的にもリスクを負うこととなります。ですから金銭的に余裕のない学生カップルならば、余計に避妊はしっかりとしておいた方が良いでしょう。