ティントと口紅、グロスの違いは何?【気になる疑問】

ティントと口紅、グロスの違いは何?【気になる疑問】

日々メイクに勤しんでいるみなさん!「ティント」をご存知ですか? コスメ好きの方は「色が落ちない口紅」としてもうご存知かもしれませんね。そう、ティントとは、リップメイクに使うコスメアイテムのこと。ここでは、ティントと口紅、グロスの違いや使い方を解説します。

記事の目次

  1. 1.ティントとは?
  2. 2.ティントと口紅・グロスの違いとは?
  3. 3.ティントのデメリット①色素沈着の危険性
  4. 4.ティントのデメリット②乾燥しやすい
  5. 5.ティントのデメリット③発色にムラがある
  6. 6.ティントのメリット①色落ちしにくい
  7. 7.ティントのメリット②自分だけのメイクができる
  8. 8.ティントの使い方_基本編
  9. 9.ティントの使い方_グラデーション編
  10. 10.ティントの種類①ティントパック
  11. 11.ティントの種類②オイルティント
  12. 12.ティントの種類③綿棒型ティント
  13. 13.ティントの種類④ティントリップ
  14. 14.リップティント以外のティントコスメ
  15. 15.ティントは特別な日におすすめ

ティントとは?

「ティント」というコスメを聞いたことはありますか?
今、この「ティント」が、コスメに敏感な女の子たちのあいだで流行しているんだそうです。
「かわいい!」「長持ち!」「便利!」という噂を耳にしたことのある方もいるのでは?
さらには、「落ちない口紅」という評判もありますよね!それはすごい!

さて、そんな大人気のティントとは一体なんなのでしょうか?

ティント(正確にはリップティント)とは、韓国からやってきたコスメアイテムのこと。口紅やグロスと同じように、リップメイクに使用します。
美容大国、韓国からやってきたことだけはあり、とにかく色合いが華やかです。韓国人の女の子みたいな唇、といえば伝わるでしょうか?オルチャンメイクのような、パッと華やいだメイクができる優れものなんです。しかも落ちにくい!

それもそのはず。「ティント」は英語で「染料」という意味のある単語、「tint」に由来する名前をもつリップコスメアイテム。
染めたかのように鮮やかな唇を作り出してくれるのです。

ざっくりいうと、ティントとは、「落ちない口紅」だと言えそうです。

出典: https://unsplash.com/photos/CQ2YvMAN7zE

しかし、「落ちない口紅」と言われても、普通の口紅と何が違うのかわかりませんよね。
さらにはグロスとの違いも曖昧……。という方もいるのでは?
そこで、ティント・口紅・グロスといった、リップメイク用のお化粧品の違いをまとめてみました。

ティントと口紅・グロスの違いとは?

先ほど、ティントは「染料」という意味を持つ単語に由来すると書きましたが、これ、実はまさにその通りなんです。

口紅(ルージュ)やグロスは唇に塗って、「唇に色を乗せる」「ツヤを乗せる」お化粧品。
しかし、なんとティントは「唇を染める」お化粧品なんです!

それなら落ちにくいのも納得……ですよね。

口紅やグロスは「色」「ツヤ」といったテクスチャーを唇の上に乗せているだけのお化粧品。
綺麗に口紅を塗って、グロスでツヤ出ししても、飲み物を飲んだときにカップの飲み口に思い切り残ってしまった経験……。誰しもお持ちなのではないでしょうか?
しかし、落ちやすい剥げやすいとはいえ、口紅・グロスといえばこれまでのスタンダードコスメ。
あらゆるメーカーさんから豊富にラインナップが出ています。唇に優しいものや、ラメ入りのものや、また、落ちにくいと銘打ってあるものまで様々。初めてメイクをする女の子には、やはり口紅・グロスから始めるリップメイクをおすすめしたいところです。

対して、ティントは「唇を染める」お化粧品。
比喩ではなく、本当に唇を染色してしまいます。唇の角質に浸透して染色しているんだそう。
そのため、塗ってもほぼ1日落ちないときもあるのだとか。もちろんカップの飲み口も綺麗なままでストレスフリー。

出典: https://unsplash.com/photos/dBc8nCqNg5E

でも「唇を染める」って……。本当に大丈夫なの?と思う方もいるのではないでしょうか?
かくいう私もそうでした。髪を染めるのですら、「髪が傷む」という話なのに、特に繊細な部分である唇を染めるなんて、本当に危険性はないのかな?と疑問ですよね。

そこで、ティントのデメリット・メリットをまとめてみました。

ティントのデメリット①色素沈着の危険性

ティントは「唇を染める」お化粧品。
唇の角質に浸透し、直接唇そのものを発色させます。
この点が、「唇の上に乗せる」口紅やグロスとのもっとも大きな違いです。

しかし、いくら落ちにくいとはいえ唇を染めて大丈夫なのか?と疑問に思いませんか?
落ちにくいのなら便利だけれども、そのままずっと落ちないまま色素沈着してしまったら……大変ですよね!

結論からいうと、ティントに色素沈着の危険性は「あります」。
唇を直接染色して発色させるわけですので、当然といえば当然です。
染まってから10時間程度はクレンジングでも落ちにくく、食べたり飲んだりしても鮮やかな発色のまま。

しかし、そのままずっと(一生)その色が残り続けることはないでしょう。なぜなら、人間には代謝する力があるからです。
ティントが染みこみ発色させる唇の角質層には、新しい皮膚に生まれ変わる「ターンオーバー」の時期が周期的にあります。つまり、古い角質が剥がれ落ちるとき、染み込んだティントも一緒に落ちていくのです。
そのため、一度染色した唇が、一生そのままであるということは考えにくいとされています。

また、きちんとクレンジングを行うことでも色素沈着は防げます。
専用のクレンジング剤なども販売されているので、不安のある方はそういったものを使用するのもよいでしょう。

ティントのデメリット②乾燥しやすい

ティントは「唇を染める」お化粧品。聞くだけで唇の負担が大きいように思われませんか?
実は、その通りなんです。
ティントは口紅やグロスと比べると、その色付けの違いゆえに、使い方を誤ろうが誤るまいが、唇への負担がかかりがちなお化粧品です。

空気が乾燥してくると、唇がカサカサしたり、切れたりしてしまった経験はありませんか?冬はリップクリームが手放せないという女の子も多いはず。
どうして唇はこんなに乾燥しやすいのかというと、それは唇の潤いを保つ機能が弱いから。
空気が乾燥する寒い季節はその影響を受けやすくなっているんです。

ただでさえそんな繊細な部分にティントという刺激の強い化粧品を使ったら、どうなるか心配ですよね。
実際、ティントを使うと「唇が荒れてしまう」「乾燥してしまう」という声もたくさん聞こえてきます。

ティントを使う時はしっかりと保湿しましょう。はちみつやホホバオイルなどの含まれたリップクリームを使ったり、寝る前にパックをしたりと、唇の調子を整えた上でティントを使用することをおすすめします。
また、唇のコンディションがよくない時はティントを控えるといいかもしれませんね。荒れた唇ではせっかくのティントの発色もいまいちになってしまいます。

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ティントのデメリット③発色にムラがある

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