それではここからは、ファンデーションテープの賢い選び方について紹介します。あなたの気になるポイントを見つけて、ぴったりのファンデーションテープを選んでみてくださいね。
肌の色に合うもの
薬局や100均でも購入できる市販されているファンデーションテープには、化粧品のファンデーションと同じようにイロイロな色のものが販売されています。
ファンデーションテープを薬局や100均などで購入する時には、自分の肌の色にあったファンデーションテープを購入するようにしましょう。
薬局で購入する場合は、サンプルがもらえることもあるようです。サンプルで自分の肌の色と合うかどうかを確認してから、購入するかどうかを検討しましょう。オンラインショップであれば、サンプルセットが販売されているところもあります。
いざという時に貼ってみたら、全然自分の肌の色と合わない、ということがないように、自分の肌の色に合うものを探して使うことがおすすめです。
カバー力
薬局や100均で購入するときにも、ファンデーションテープのカバー力がしっかりとしたものを購入するようにしましょう。
ちょっとした虫刺され痕やかすり傷のような傷であれば、市販されているファンデーションテープ1枚で隠すことは簡単にできますが、タトゥーや濃いアザの場合、カバー力の弱いものだとうっすらと見えてしまうものもあります。
特に100均のファンデーションテープの中には、カバー力の弱いものもあるようです。どんな時に使えるファンデーションテープなのかを確認してカバー力の強いファンデーションテープを探しましょう。
1枚のファンデーションテープで隠せるくらいのカバー力があるのか、2枚重ねの使い方ができるのか、などを確認してみるのも大切です。
■参考記事:アイラインをタトゥーで入れられるの?
テープの厚さ
ファンデーションテープは、薄ければ薄いほど自分の肌に馴染んで目立ちません。しっかりカバーをしたい時には、2枚重ね貼りをしたいものですが、この場合も薄いファンデーションテープであれば、肌との段差が出にくいので自然にカバーをすることができます。
薬局や100均で市販されているファンデーションテープを購入する場合も、ファンデーションテープの厚さを選んで買うことがおすすめです。
傷跡ではなくシミやアザを隠したいという場合は、できるかぎり薄いファンデーションテープを選んだほうがよさそうです。
深い傷や、大きなヤケドの場合は、薄いファンデーションテープではなかなか隠しきることができませんし、肌の凹凸が目立ってしまう場合があります。深い傷や大きな火傷の場合は、少しだけ厚めのファンデーションテープを使う方がおすすめです。
テープの大きさ
隠したいものがタトゥーなのか、傷跡なのか、どのくらいの大きさなのかでファンデーションテープの大きさも変わります。
薬局や100均で購入できるファンデーションテープはサイズの種類が少ない場合があるので、イロイロなサイズのファンデーションテープを探したいのであればオンラインショップで探してみてくださいね。
大きめの傷やタトゥーを隠すのであれば、できるだけ大きいサイズのファンデーションテープを探しましょう。実際に隠したい大きさよりも大きめでサイズを探すと失敗しません。
大きなファンデーションテープの場合は、切って使えるタイプなのか、切れないファンデーションテープなのかも確認をすることが必要です。
中には傷を保護するための加工がしてあるために、切って使えないタイプのファンデーションテープもあります。
防水性
ファンデーションテープの多くは、タトゥーを隠して温泉に入ることができるほどの防水性があります。
しかし薬局や100均で購入できるファンデーションテープの中には、防水加工がされていないファンデーションテープもあります。全てのファンデーションテープが防水加工されているわけではないので、注意が必要です。
どこに使うのか
ファンデーションテープをどこに使うのかを考えて購入することも大切です。ほとんどが腕や足など、体に貼ることが多いので、薬局や100均で売られているファンデーションテープのほとんどがボディ用のファンデーションテープになっています。
しかし、顔にファンデーションテープを使いたいという場合もでてくるかもしれません。もしも顔にファンデーションテープを使いたい場合は、顔用のファンデーションテープを購入することがおすすめです。
顔の肌はデリケートなので、粘着力の強いボディー用のファンデーションテープでは、お肌が荒れてしまうこともあります。
急を要して使用しなくてはいけないのであれば、顔には顔用のファンデーションテープを使うようにしましょう。
汚れをしっかりと落とす
薬局や100均でファンデーションテープを購入したら、ファンデーションテープを使ってみましょう。ファンデーションテープの使い方は難しくはありませんが、下準備が大切です。
ファンデーションテープの使い方の前に、下準備についての説明をさせていただきます。ファンデーションテープは、薄くしっかりと貼れるものですが、絆創膏やテーピングと同じテープであることを覚えておきましょう。
ファンデーションテープは、テープなので、貼る場所の状態が悪ければすぐにはがれてしまいます。ファンデーションテープを貼る前には、ファンデーションテープを貼るところの汗や皮脂、化粧品をキレイに落としておく必要があります。
このひと手間を加えるかどうかで、ファンデーションテープの使い方がかわってきます。ゴシゴシと洗う必要はありませんが、汚れを落として、しっかりと水分も拭き取っておきましょう。
丁寧に貼る
ファンデーションテープの使い方は簡単です。キレイにしたファンデーションテープを貼りたい部分に、テープをはがして貼っていくだけです。
この時の使い方で注意をしなくてはいけないのは、丁寧に貼ることだけです。空気が入り込まないように、しっかりと密着させていきます。
先ほどから説明しているように、薬局や100均で購入するものであっても、ファンデーションテープとは薄いものです。ですからシップやテーピングのようにペタっと簡単に貼れるものではないかもしれません。
慣れないうちは、ファンデーションテープが端と端でくっ付いてしまったり、シワになってしまうこともあるかもしれません。時間をかけてゆっくりと丁寧に貼っていくのが、ファンデーションテープの使い方になります。
1枚のファンデーションテープではカバーしきれないタトゥーや深い傷には、2枚を重ね貼りするという使い方もあります。薄いファンデーションテープならではの使い方ですね。
ただしファンデーションテープによっては、重ね貼りをおすすめしていない商品もあります。貼ってもはがれやすいというものなので、そういう商品の場合は、重ね貼りはおすすめしません。