怖い?金縛りや幻聴とは何?
あなたは金縛りにあったことがあるでしょうか。金縛りには怖いというイメージがあるでしょうか。雑学にはなりますが金縛りとは何かというと、意識ははっきりとしているのに、体が動かないという状態のことを言います。
しかし「金縛り」という言葉は、もともとは体が締め付けられている感覚の総称なのだそうです。寝ているときに限らず、ぎゅっと締め付けられているという状況であれば、金縛りにあっているということができるようです。
「金縛り」というのは、もともとは仏教で使われていた言葉でした。これも雑学ですが、人々を導く不動明王が持っている威力だと言われています。
人が欲に負けそうになると不動明王の緊縛法により動けなくなったという話があるのだそうです。この不動明王の使う力のことを、金縛りと呼んだのが始まりのようです。
金縛りに前兆がある?
金縛りにあうのはお昼寝のときよりも、夜眠るときのほうが多いと言われています。また金縛りになる前には、前兆を感じるという人も少なくないようです。金縛りになる前の前兆は、その人によっても違うと言われています。
金縛りの前兆の中には、耳鳴りのような音を聞くという前兆があるという人もいます。また小刻みに振動を感じるという前兆の人もいるようです。
金縛りの前兆を感じたあとに、体が動かない金縛りになってしまうのです。
金縛りの症状と言われるのは?幻聴も?
金縛りの前兆のあとに起こる、怖い金縛りにあったときの主な症状には、体を動かすことができないというものが主なものです。その他、声を出せないという症状や、上に誰かがのっているようで息苦しさを感じるというもの、耳鳴りや幻聴が聞こえるという症状もあります。幻聴だけではなく、幻覚や幽霊が見えるという症状もあるようです。
普通では起こらないような怖い症状が起きるので、金縛りは幽霊の仕業だと言われることが多いようです。
金縛りは日本だけではなく、海外でも同じような症状を訴える人がいるようです。そういう場合も幽霊や悪魔のせいだと言われることがあるようです。
実は多くの人が金縛りや幻聴を経験している
金縛りは霊的な怖い力が働くと思われているので、あまり金縛りにあったことがある人はいないのではないかと思われがちです。
しかし雑学を調べてみると、日本人の中でも約半数の人が人生に1度は経験をするという統計の結果がでているようです。
また金縛りの経験者は、何度も金縛りにあうというパターンが多いようです。金縛りに何度もあってしまうのは、何が原因になっているのでしょうか。
金縛りや幻聴の原因は睡眠?
金縛りの前兆のあとに、金縛りになるという人は多いようです。雑学のなかでは金縛りの正体は、怖い霊的なものではありません。金縛りの原因と考えられているのは、睡眠です。
睡眠の中でも、「睡眠麻痺」と言われているのが、金縛りなのではないかと考えられているようです。睡眠麻痺というのは、その言葉の通りの状態です。意識は覚醒していますが、体が眠ってしまっている状態、脳が中途半端に目覚めてしまったという状態ではないかと言われているのです。
ちょっと難しい雑学の睡眠の話をしていきます。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるというのを聞いたことはあるでしょうか。
レム睡眠というのは眠りが浅い状態です。レム睡眠のときに人は夢をみるとも言われています。逆にノンレム睡眠は深い眠りを意味します。人の睡眠は、浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。
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