ジェル×スタンピングネイルのやり方
スタンピングネイルはジェルネイルでも使えます。スタンピングネイルの使い方はジェルネイルもポリッシュの時と基本的には同じです。
硬化するひと手間が入るというだけですね。では早速見ていきましょう。
①ジェルネイルでベースの色を塗る。
②ノンワイプトップコートを塗ってからUVライトで硬化する。
③スタンピングネイル用デザインプレートにジェルネイルを筆で塗る。
④スクレイパーでジェルネイルを均一にのばし、スタンプに写す。
⑤ジェルネイルのついたスタンプを軽くUVライトにさらしてから爪に転写する。
⑥ノンワイプトプコートを塗ってからUVライトにあてて硬化する。
スタンプをいったんUVライトに当てるとスタンピングしたときに滲みにくくなります。この手順は省いてもできますが、仕上がりに差が出るのでおすすめです。
ジェル×スタンピングネイル応用編
上で紹介したやり方とは別にジェルネイルとポリッシュを組み合わせて楽しむ応用編も紹介しておきます。
ベースカラーはジェルで塗りUVライトで硬化させるので上記の手順の①②までは同じです。
ベースカラーが整ったらデザインプレートに今度は普通のポリッシュを塗りましょう(ジェルではありません!)
ポリッシュを塗ったデザインプレートからスタンプに写し、ジェルネイルでベースを作った爪に転写します。
ジェルの上にポリッシュを重ねた形です。上からネイルポリッシュ用のトップコートを塗れば完成。
こうするとベースのジェルネイルはそのままで上のスタンピングネイルだけ普通のリムーバーで落とせるので毎回ベースから塗りなおすことなく着せ替え感覚で楽しめます!
スタンピングネイルの注意点
ポリッシュ・ジェルネイルとそれぞれの手順を解説しましたが、早速試していく前にスタンピングネイルの注意点も確認しておきましょう。
初めてスタンピングネイルをする時には失敗がつきものですが(慣れは必要です!)注意点さえ頭にいれておけば多少ミスしてもごまかせる程度でおさまりますよ。
よく乾かす
ベースカラーを塗った後はしっかり乾かしましょう。
まだ完全に乾ききっていない時にスタンピングネイルをやってしまうのはせっかちさんにありがちなミスです。
「時短」は分かりますが、しっかり乾いていないと結局仕上がりが汚くなりやり直すハメになってしまいます。そうなると時短どころか二度手間ですよね。
きれいにスタンピングネイルをするためにも下準備はとても重要です。ベースカラーを塗ったらしっかり乾かしてからスタンピングネイルに挑戦しましょう。
スピーディー
スタンピングネイルの準備が整ったら今度はスピード勝負です!
デザインプレートにポリッシュをのせたあとはポリッシュが乾く前にスタンプに写さなければ上手く転写できません。
スタンピングネイルのコツは思い切り!慣れてくるとだんだん上手に転写できるようになるので怖がらずスピーディに作業しましょう。
そのためにもデザインの角度や向きなどはあらかじめ決めておき、スタンプにポリッシュをとったあとは悩まないようにすることです。
丁寧にやりすぎるのは禁物ですよ!
プレートやスタンパーの清掃方法
デザインプレートやスタンパーは一回使用するごとにきれいにポリッシュを拭きとっておきましょう。
これがとても重要です!
スタンピングネイルをするときに、前のポリッシュがかすかにでも残っていると仕上がりが汚くなってしまいます。
特にデザインプレートは溝の中のポリッシュが落ちにくいので丁寧にお手入れをしなければいけません。
市販のポリッシュリムーバーでも掃除できますが、成分が違うのでスタンプネイル専用のリムーバーを使うとよりきれいに落ちます。
スタンピングネイルがどうしてもうまくいかないときは
スタンピングネイルは誰でも簡単にできるネイルアートとはいえ「何度やっても失敗する!」という声もチラホラ聞こえてきます。
そんな時は下記の2つの点を見直してみましょう。
デザインプレートにたっぷりとポリッシュを塗る
スタンピングネイルを上手にするコツはプレートにポリッシュをたっぷりととることです。「滲むかも」とか「もったいない」と思っているとうまくいきません。
たっぷりのポリッシュを使うことでデザインプレートの溝がきれいに埋まり転写しやすくなります。もちろんスクレーパーで余分なポリッシュは削り取りましょう。
デザインプレートを他社メーカーに変えてみる
メーカーによってデザインプレートの溝の深さが違います。
溝が浅めだと当然ですが十分な量のポリッシュが溝に入らないため転写するときに繊細なラインまでくっきりと表現できません。
溝が深めのデザインプレートの方が上手くいくので、どうしても上手くできないお悩みを持っている方は思い切ってプレートの買い替えが必要です。
デザインプレートを他社メーカーに変えるだけで上手くいったという人もかなりいるので、やはり道具の見直しはとても大切なのですね。