舞台「アオアシ」7/11開幕!
本日7/11に、東京・シアター1010で『アオアシ』が開幕。初日公演に先立ち昨日、同劇場でゲネプロと囲み取材が行われました。
伊勢直弘が脚本・演出を手掛ける今作は、漫画「アオアシ」(原作:小林有吾、取材・原案協力:上野直彦)が原作。2015年6号からビッグコミックスピリッツにて連載中で2017年にはマンガ大賞第4位も受賞したこの原作はJユースを舞台にしたサッカー漫画です。
6月に発売された14巻の時点で発行部数が200万部を超え注目も集まる中、7/11に舞台「アオアシ」が開幕します。
キャストコメント
青井葦人役:杉江大志さん
「やっと初日を迎えます。なかなか試行錯誤を繰り返した稽古期間だったのですが、想像を超える熱量の作品が仕上がったのではないかなと思っておりますので早く感想を聞きたいです。」
大友栄作役:柏木佑介さん
「座長の大志からも話がありましたが、今回は本当に「熱量」が勝負で、役者ひとりひとりが自分との闘いで、誰一人抜けることなく走り抜けたらその熱さがお客様に伝わるのではないかと思いますので、5日間怪我なく突っ走りたいと思います。」
橘総一朗役:谷佳樹さん
「本当に熱量という言葉が出たのですが本当にそれが重要で……熱量をどこまで上げていけるか、そして舞台上にいるキャストを信じて自分がみんなのためにみんなが自分のためにというスポーツの言葉がありますが、そういう風に支え合いながら全力で走っていきたいと思います。」
冨樫慶司役:小波津亜廉さん
「劇中「ひとりでは何もできない」という福田監督の言葉があります。舞台もそうですしスポーツにしても何にしてもそうで、お客様にも青春時代とか会社とか大変なことはたくさんあると思うのですが、ひとりでは何もできないということを少しでも感じていただければと思います。」
金田晃教役:日向野祥さん
「元々原作がある作品なので、影響を受けてサッカーを始めた子どもや読んでいるプロの方もいらっしゃると思います。原作を舞台化するからこそ僕たちは演じる上でプレッシャーであったり覚悟を持って挑まないといけないと改めて感じながら稽古でも役に全うしてきました。その成果をキャスト・スタッフ一同全力で作り出したので熱い作品になったと思います。」
一条花役:星波さん
「今回選手のみなさんの試合を観戦させていただくシーンが多いのですが、熱量がすごく、内容を知っている私でも胸が熱くなりましたので、観に来ていただく方に胸熱く、目頭熱くなっていただける作品になっていると思います。」
海堂杏里役:秋本帆華さん(Wキャスト)
「元々原作がすごく好きで、舞台化の知らせも嬉しかったのですが出演できると知り、びっくりするくらい小躍りしました。Wキャストなのでお客さん側として何回か観たのですが観ていても、楽しい、熱い、これが観たかったというのが観られると思います。観に来ていただいたお客さんを全員アオアシの世界に連れていけるように本気で挑みたいと思います。」
海堂杏里役:佐武宇綺さん(Wキャスト)
「原作ファンの方が多い作品で、今回いるキャストはひとりひとりキャラクターに対して繊細に、細かい部分までキャラクターからブレないように演じていますので、原作を愛している方にも認めていただけるような舞台になっていると思います。」
福田達也役:平野良さん
「原作がとてもおもしろいサッカー漫画で、普通はシュートや得点、技などに重点が置かれますが、「戦術」にフォーカスが当てられています。また、役者やビジネスマンにも通ずる名言・格言がたくさん散りばめられていて、サッカーのことを全く知らない方でも胸に響くような作品であり、今回は舞台化ということで、サッカーのおもしろさと人が生きる上で成長していくのかという点をうまく描いた作品になっています。僕は監督という立場なのであまり汗をかかないのですが選手たちが汗をかきながら全力で動いている姿を見ながら、涙腺が緩んでいます。みんなの生き様とこれから先に大切な言葉がたくさん詰めこまれた作品です。」
役作りとして実際にフットサルやサッカーなどでボールに触れているかとの質問には、「パスを回したりリフティングしたりしてみんなでボールに触れている」との声があり、半分以上がサッカー経験者であったものの未経験者もボールに触るうちに上手になったというエピソードも挙げられました。
取材中何度も「熱量」というワードが飛び出し、3人目の谷さんのコメントの際に「これ以降「熱量」は禁止!」というツッコミが入ったり、最後の平野さんが熱量が……とコメントを始めると「絶対言うと思った!」というツッコミが入ったりと和気あいあいとした雰囲気でした。
また、原作ファンだという秋本さんは「びっくりするくらい小躍り」などととユニークな表現で周りを驚かせ、女性陣の溌溂とした様子も伺えました。
ゲネプロ【画像】
ゲネプロの様子を写真でご紹介します!
葦人と福田監督の出会いは原作同様印象的でした。躍動感あふれるオープニングで、これからの試合・プレイシーンを期待させてくれます。
セレクション(入団試験)では葦人は様々なメンバーに出会いますが、ここでの出会い・プレーが中盤以降もキーになっています。
物語と同時に進むコーチ陣の会話にも注目です。