「第一三共・認知症治療 」のCM映像がもう1本ありました。
樹木希林さんが認知症になっても穏やかな生活を送っている高齢者女性を演じ、認知症の新しい治療薬への期待を感じさせる希望あるCMになっているのが印象的ですね。
「三井不動産・三井のリハウス」(2016年)
2016年に放送された「三井不動産・三井のリハウス」のCMです。
樹木希林さんはすでに亡くなって孫にだけ見える存在として現れた幽霊のおばあちゃん役で登場しています。孫の役は田辺桃子さんが演じています。
樹木希林さんが亡くなった今見返すと、深く心にしみわたるものがありますね。
そごう・西武「アドバンストモード」(2016年)※オリジナルムービー有
2016年に放送された、そごう・西武「アドバンストモード」のオリジナルムービーがこちらです。
上手に年齢を重ねた樹木希林さんだからこそ言える「窮屈な常識は、もういらない」のメッセージがとても多くの人の心に感動を与えたCMになりました。
そごう・西武「アドバンストモード」のオリジナルムービーの2本目です。
こちらのCMでも、樹木希林さんが見ている私たちに大切な心温まるメッセージを届けてくれています。
いろんな困難に負けずにポジティブに頑張ってきた樹木希林さんの言葉はすごく重みがあり、インパクトのあるCMとして胸に残っています。
マスターカード(2017年)
2017年に放送された「マスターカード」のCMです。晩年の樹木希林さんが出演したCM作品で、とても貴重な映像です。
こちらの作品も、樹木希林さんが視聴者に静かに問いかけてくる演出になっていて、思わず画面に視線が引き寄せられてしまう素敵なCMになっています。
若い頃の可愛さはそのままに、若い人たちに何かを残してあげたいという樹木希林さんの思いが感じられる素敵なCMですね。
読売広告大賞グランプリ受賞!「死ぬときぐらい好きにさせてよ(2019)」とは?
今日は、樹木希林さん『樹木希林120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』宝島社を読了。
これは生前の樹木希林さんの発言を1冊の書籍にした作品です。
120の言葉と解説集という感じです。
読みやすいので2時間ちょっとで読了できました。
樹木さんのファンの方にはオススメかもしれません! pic.twitter.com/zp1Oovb1Un— 堀田義信・ほったよしのぶ (@hotta_1103yahoo) October 22, 2019
非常にたくさんのCMに数多く出演してきた樹木希林さんですが、晩年に新聞広告に出した終活宣言が読売広告大賞グランプリを受賞したのをご存知でしょうか?
最後は樹木希林さんが自らの「死」を悟ったときに出されたインパクト抜群の広告についてご紹介したいと思います!
【終活×樹木希林】新聞を飾った企業広告が話題になった!
広告は2016年1月5日に一部全国紙で掲載されました。
まるで樹木希林さんも絵画の一部になったかのような幻想的な写真とともに、「死ぬときぐらい好きにさせてよ」とキャッチフレーズが書かれた広告は、瞬く間にネットなどを通じて世間に拡散されて大反響を巻き起こしました。
宝島×樹木希林!「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」
宝島社の担当者いわく、「いかに死ぬかはいかに生きるかと同じ」「死生観がもっと尊重されても良いのではないか」との思いからこの広告を制作したと語っています。
樹木希林さんもその考えに共感したからこそ、広告への出演を快諾したのだと考えられます。
「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」という言葉は、死んだあとは自分も自然の一部に還りたいという樹木希林さんの思いが表された言葉として、多くの人に「死とは何か」を考えさせる広告となりました。
故・樹木希林の言葉がしみる…!CMでも愛された名女優
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