志村けんの本名や生い立ちは？下積み時代や死亡説から現在までの軌跡

お笑い界の大御所・志村けんさん。今でも精力的にお笑い番組で活躍すると同時に、動物番組の司会業もしています。そんな志村けんさんは、お笑い＆音楽グループだったドリフターズ出身。家族や生い立ち、ドリフターズ加入前などをまとめました。

最終更新日: 2022年3月29日

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志村けんの本名は「志村康徳」

・名前：志村けん（しむらけん）
・生年月日：1950年2月20日（2019年現在69歳）
・出身地：東京都北多摩郡東村山町
・身長：166m
・血液型：A型
・所属：イザワオフィス

昭和の大人気お笑い芸人・志村けんさん。ドリフターズの一員として活躍し、ドリフターズ解散後もさまざまなキャラクターやギャグで一世を風靡しました。

ドリフ時代は、志村けんさん扮する面白キャラクターが巻き起こす騒動に、他のメンバーが巻き込まれていくという構図がお約束でしたね。子供たちにも大人気だったので、現在の30代から40代の中には「志村けんさんのギャグを真似した思い出がある」という人も多いでしょう。

志村けんさんの本名は、「志村康徳（しむらやすのり）」といいます。兄が2人いて、長兄が知之さん、次兄が美佐男さん。2017年、故郷の東村山市で公務員を引退する長兄・知之さんの顔写真が市長のツイッターにアップされ、「けんさんに似てる！」と話題になりました。

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「志村けん」の芸名の由来は？

志村けんさんは、苗字が本名で下の名前が芸名です。過去には「志村健」や「志村ケン」という表記もしていました。

「けん」は、父親の憲司（けんじ）という名前から。父親は、志村けんさんが中学生の頃に交通事故に遭い、3年後には記憶喪失になってしまいます。

その後は務めていた学校を退職し、町内を徘徊するようになってしまった父親。志村けんさんの代表的キャラクターである「変なおじさん」は、この時期の父親をモデルにしています。

また、在日外国人に人気があるという志村けんさん。台湾やタイ、インドなど海外でも人気があるそうで、中国語圏では「志村健」と表記されます。

志村けんの生い立ちは？

志村けんさんは、東京都北多摩郡の東村山町で生まれました。現在、東村山町は東村山市となっています。

小学校教師だった父親と、踊りや芸事が好きだったという母親の間に生まれた志村けんさん。厳格な父親がいる家庭を重苦しく感じていたという志村けんさんは、「お笑い番組を見ているときだけは心が安らいだ」と、芸能界を目指したきっかけについて語っています。

高校卒業直前にいかりや長介さんの自宅に押しかけ弟子入り志願。いかりや長介さんの自宅前で12時間も待っていたんだそう。

一週間後にはバンドボーイとして仕事をスタートさせ、なんと初日から青森へ。高校の卒業式だけは、事情を話して午前中だけ時間を貰い、なんとか出席することができたんだそうです。

超貧乏生活だった下積み時代

ドリフターズをお笑いコントグループと思っている人は多いですが、元々はバンドです。しかも、ビートルズが初来日した際、内田裕也さんや尾藤イサオさんらと共にオープニングアクトを務めた経歴もあるほどの、実力派バンドです。

バンドであると同時にコントグループでもあったドリフターズにおいて、志村けんさんは加藤茶さんの付き人というポジションでした。この頃、志村けんさんは貧乏生活を経験しています。

「靴が買えずに素足で歩いていたら、小道具スタッフがわらじをくれた」、「メンバーが食べ残したラーメンをかき集めて1人前にして食べた」などのエピソードが語られています。

加藤茶さんも「ラーメンのスープを飲み干したら、隣でライスを持った志村が『なんで全部飲んじゃうんですか！』と怒っていた。スープにライスを入れて食べれば腹が膨らむと思って、食べ終わりを待っていたらしい」と語っています。

志村けんの若い頃がイケメンすぎる！？【画像アリ】

眉毛がキリっとしていて、目がクリクリの志村けんさん。鼻筋も通っていますし、今でもイケオジの部類に入りますが、「若い頃はもっとカッコ良かったんだろうなぁ」と想像してしまいますよね。

画像を見れば分かるように、若い頃の志村けんさんはかなりのイケメンでした。

このルックスだと、女性にはモテモテだったでしょう。実際、ドリフターズ加入前に同棲していた女性がいたようですし、その後も内縁関係となり別れる際に財産分与をしたという女性の存在も明らかになっています。

また、ドリフターズで活躍していた頃には何人もの美女と付き合っていると報じられました。今でも若い美人タレントと噂になることがありますよね。

お笑いでなく俳優に憧れてもおかしくないルックスですよね。音楽好きで今でも多数のレコードを所有しているという志村けんさんですから、音楽とお笑いを両立させているドリフターズは最適な場所だったのかもしれませんね。

志村けんが有名になったきっかけは？

当時メンバーだった荒井注さんの脱退をきっかけに、ドリフターズに正式加入した志村けんさん。バンドの担当はギターでした。

志村けんさんが加入した頃のドリフターズは、完全なコミックバンドとなっていて、コメディに力を入れていました。

当初はなかなかギャグがウケず、スランプ状態だった志村けんさん。しかし、人気番組「8時だョ!全員集合」内のコントで故郷の歌「東村山音頭」を披露したところバカウケし、一躍人気者となりました。