「君」にもらったものを一つ一つ丁寧に思い出して、「ありがとう」という気持ちを優しく噛み砕いて伝えています。恋人同士ではなく、結婚した奥さんに送る曲のように、激しくはなくただ静かな永遠の愛を綴っています。
曲の最後の方には2人の子供の話になります。「僕」は絶対に「僕」に似て欲しくなくて、「君」にだけ似てほしいと思い、「君」は「僕」に似てほしいと思っています。
人間には22個の染色体があり、強いていうなら「君」に出会うことができた「僕」のハッピー運とラッキー運を22個の染色体に足して、25個の染色体にしよう、と提案しています。曲名の由来にもなりました。
I will die for you and I will live for you
I will die for you well you never ever told me to
サビになると突然英語になるのもこの曲の特徴です。一番の後のサビでは、直訳すると「君の為なら死ねる、君の為に生きていける、君の為なら死ねる、 これ以上何を言えるだろうか」という意味になります。
インディーピー〜飛んで火に入る夏の君〜/COUNTDOWNTVオープニングテーマ
ほとんどが映画の歌詞でできているこの楽曲。RADWIMPSのメジャーデビューしてから2枚目、通算5枚目のシングルで2006年1月8日にリリースされました。
COUNTDOWNTVオープニングテーマであり、漫才コンビかまいたちの出囃子に起用されています。
疾走感のある王道のバンドのような楽曲です。野田洋次郎さん曰く、「わけのわからない曲を作ろう」というコンセプトで作った曲だそうです。
しかし間奏やイントロに納得ができず、思い切って抜いたところ2分ほどの曲が完成したと言います。
Yes I do, well I do like Humpty Dumpty
E.D.P's gonna love this one
直訳すると、「そうだね、僕はハンプティーダンプティーのようだ」「E.D.Pはこいつを気に入るよ」となります。曲名にもなり、この曲のキーワードになりそうな「E.D.P」ですが、特に意味はないようです。
何の略がいいか後で考えようとした際に、思ったよりもたくさんの案が浮かんだため、「聞いている人が自由に想像してくれればいい」としたそうです。
ふたりごと/bbt music selectionエンディングテーマ
2006年5月17日にリリースした、メジャー3作目・通算6作目のシングル「ふたりごと」に収録されています。テレビ番組「bbt music selection」エンディングテーマに起用されました。
神様もきっとびっくり 人ってお前みたいにできてない
今世紀最大の突然変異ってくらいにお前は美しい
六星占術だろうと 大殺界だろうと 俺が木星人で 君が火星人だろうと
君が言い張っても
俺は地球人だよ いや、でも 仮に木星人でも たかが隣の星だろ?
一生で一度のワープをここで使うよ
「六星占術」「大殺界」「木星人」「火星人」や「神様」など、神秘的なこの曲。「君」の素晴らしさを生命の神秘のように表現しています。
また「ふたりごと」の曲名の由来は、メンバーである山口さんが「ひとりごと」と言ったことがきっかけで「ふたりごと」になったそうです。
有心論/IMPACTエンディングテーマ
2006年7月26日にリリースのメジャー4作目、通算7作目のシングル「有心論」に収録されています。IMPACTエンディングテーマに起用されました。
曲名は「有神論」の「神」を「心」に変えたもの。野田洋次郎さんは「神は信じられないけど、自分の心は信じられる」という意味を込めて、「有心論」になったそうです。
ギミギミック/a-ha-N varieエンディングテーマ
通算4枚目のアルバム「RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜」に収録されています。またa-ha-N varieエンディングテーマにも起用されました。
イントロのギターが印象的なこの曲。
かつて地球は四角で 今じゃ地球は丸くて
次は三角にでもなるのかな
かつて人は海の子で 今じゃ人は神の子で
次は誰のコドモになるのかな
ギターが印象的な始まりから、世の中や世間を非難し、皮肉を綴っています。