第4位は、2010年公開の『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』。
監督:中田秀夫
脚本:鈴木 智
原作:米澤穂信『インシテミル』
出演:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部 力、武田真治、平山あや、石井正則、大野拓朗、片平なぎさ、北大路欣也
時給11万2千円と聞いて集まった男女7人が、24時間監視されながら7日間を過ごすことが仕事。二日目に銃殺による死者が出て、犯人は誰なのか、次第に疑心暗鬼になり誰も信じられなくなっていくパニックを描いています。
殺されるかも知れない恐怖に直面した人間が、追い詰められ人の本質が露呈していくところがこの作品の怖さでしょうか。
狂ってる!サイコパス映画「日本編」ランキング3位~1位!
では残すのはトップ3! 一気にご紹介します。
サイコパス映画「日本編」第3位:Diner
第3位は、2019年公開の『Diner』。
監督:蜷川実花
脚本:後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
原作:平山夢明『ダイナー』
原作の小説は、第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞した作品です。
ウェイトレスとして身売りされた殺し屋専用のダイナーに、店主と殺し屋たちの異常な世界が繰り広げられます。
主演でダイナー店主の藤原竜也さんの存在感はテッパンですが、それ以上に世界感の色彩の美しさと迫力を絶賛する声が多いのも注目です。
サイコパス映画「日本編」第2位:凶悪
第2位は、2013年公開の『凶悪』。
監督 白石和彌
出演 山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴
第37回日本アカデミー賞で、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀助演男優賞を受賞、他にも数々の賞を受賞している作品です。
スクープ雑誌の記者が、死刑囚からの手紙を持って刑務所を訪れます。死刑囚との面会から彼の余罪についての告白と共に、事件の首謀者を告発する衝撃の内容、そして記者は次第に事件にのめり込んでいきます。
事件を追う記者を山田孝之さんが、死刑囚をピエール瀧さんが、事件の首謀者をリリー・フランキーさんが演じています。
この作品のピエール瀧さんのような人が、実際に近くにいたら…怖すぎます。
サイコパス映画「日本編」第1位:アナザヘヴン
第1位は、2000年公開の『アナザヘヴン』。
監督:飯田譲治
出演:江口洋介、市川実和子、松雪泰子、原田芳雄
殺害した被害者の脳を調理して食べる事件が起きます。犯人を逮捕しても脳みそはカラ、次々と同様の手口の殺人が起こる中、事件を追う刑事は「犯人は人間ではないのではないか」と考え始めます。
相棒を打ったり殴ったりしまくりで、被害者は脳を無くしているしでエグイ作品ですが、次々に憑依していく…という恐怖に次第に追い込まれていきます。
犯人を追うモテ刑事を江口洋介さんが演じ、憑依されてしまう看護師を演じる松雪泰子さんはとにかく美しいです。
トラウマ級のサイコキラーが多数!
サイコパス映画をまとめてみましたが、ただのホラー映画と違って人と人だけに怖さも倍増ですね。サイコパスは映画の中だけでなく、普通に身の回りにもいるということをお忘れなく。