第4位は、藤田美保子さん主演『鳩子の海』(第14作)。
原爆で記憶を失った鳩子(幼少期は斎藤こず恵、その後は藤田美保子)が、瀬戸内の港町で育てられ、困難にもめげずに明るく生きる姿を描いた作品です。
鳩子の幼少時代を無邪気な明るさで演じた斎藤こず恵さんが一躍大人気となりました。鳩子が口ずさむ「にっぽんよ~にっぽん!あおい~うみ~♪」の歌が流行しました。
朝ドラ平均視聴率ランキング第3位:藍より青く/47.3%
俳優の血が あるのかな:hugging:
— 千鶴 鬼☆彡狐 (@chi_sako86) February 27, 2019
ドラマ版の 町医者役に うちのじいちゃん参加してたらしいのね、セリフあったかは知らないけど。
残念ながら 当時の連続朝ドラは 円盤も見つけることができない:arrow_heading_down:️#藍より青く pic.twitter.com/8RFJBJSf8S
第3位は、真木洋子さん主演『藍より青く』(第12作)。
太平洋戦争の最中結婚した真紀(真木洋子)は、長男が生まれる前に夫を戦争で亡くしし戦争未亡人となります。周囲の人々に支えられながら、前向きに力強く生き、やがて中華料理店を経営し成功していく姿を描いた作品です。
真紀の夫の助命嘆願が視聴者からたくさん寄せられていたほど、ドラマにのめり込んでいた人が多かったようです。
朝ドラ平均視聴率ランキング第2位:繭子ひとり/47.4%
【ちょっと一興:wink:】
— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) June 4, 2018
モノクロ:arrow_forward:️カラー
『グラフNHK』[71.04.01]
「特集/繭子ひとり」より#山口果林 @retoro_mode pic.twitter.com/2VW8auUHQZ
第2位は、山口果林さん主演『繭子ひとり』(第11作)。
家出した父と、自分を置いていった母。両親と離れておじ夫婦のもとで育てられた繭子(山口果林)が、母を探す一方、自分の恋に悩んだり健気に生きながら様々な人との関わりで成長していく姿を描いた作品です。
下宿のおばさん・おケイさん役の黒柳徹子さんが、老けメイクと東北なまりで大人気でした。また、繭子の想い人は短命設定だったため、多くの視聴者から延命嘆願が寄せられたりもしました。
朝ドラ平均視聴率ランキング第1位:おしん/52.6.%
【#おしん"3世代"「年齢の推移」】#小林綾子 7〜9歳 ※わずか3年#田中裕子 16〜45歳 ※不在残念#乙羽信子 50〜83歳 ※故人か…#おしん同窓会 #朝ドラ同窓会 pic.twitter.com/c4tEGF4zjT
— わび@さび (@think_literacy) November 2, 2019
第1位は、『おしん』(第31作)。
谷村しん(おしん・幼少期:小林綾子、青年期:田中裕子、老年期:乙羽信子)が、明治・大正・昭和まで、7歳で奉公に出され、髪結い修行、結婚、戦争など辛く苦しい中、一人の人間としての生き方を探りながらも必死に生きる姿を描いた作品です。
幼少期を演じた小林綾子さんは「おしん」役としてあまりにも高い評価を受けていたため、青年期を演じる田中裕子さんが撮影中倒れ一カ月の入院を要することもあったといいます。
『おしん』が叩き出した日本ドラマ史上最高視聴率は、今でも他に追随を許さず守られています。世界68か国でも放送され、おしんの苦難にめげず果敢に立ち向かい生きていく姿は世界中で感動を呼んでいます。
朝ドラ人気ランキング!期間平均視聴率(関東地区)ワースト10!
ここからは、朝ドラ期間平均視聴率ランキングのワースト10をご紹介していきます。
録画機能やネット配信などが発達したこと、多チャンネル時代に突入したこともあり2000年代以降の作品が並びます。昔とは状況が違うので、昔の作品群に比べ一概に低視聴率と言い切ることは難しいですね。
心に残るいい作品もありますので、視聴率の良し悪しと作品自体の良し悪しは一致しないとも言えますが。
朝ドラ平均視聴率ランキング第10位:純と愛/17.1%
第10位は、夏菜さん主演『純と愛』(第87作)。
宮古島で生まれ育った狩野純(夏菜)が、大阪で人の本性が見える力を持つという不思議な青年・愛(いとし・風間俊介)と出会い、結婚します。純の亡きおじいが経営していたホテルを再建するために夫婦で支え合いながら道を切り拓いていく姿を描いた作品です。
視聴率が振るわなかった要因として…
勤めていたホテルが買収され失業→再就職したホテルが客の寝たばこでホテルが焼失→母親が認知症を発症→父親が水死→夫が病に倒れ目を覚まさないままエンディング
サクセスストーリーを期待した視聴者が多い中、純には不幸ばかりが降りかかり「朝ドラにしては重過ぎる」という声が多かったようです。
そして朝ドラ視聴率ワーストという話題では、なぜかこの『純と愛』が必ず取り上げられてしまいますね。
朝ドラ平均視聴率ランキング第9位:わかば/17.0%
女優の #原田夏希 さんが今日で34歳になりました:gift::birthday:おめでとうございます:clap::clap::clap: 2004年度後期 #nhk #朝ドラ #わかば のヒロイン。 pic.twitter.com/s6YaN0Epj0
— Kinsho@令和2年もよろしく:exclamation:️ (@knj30312) July 6, 2018
第9位は、原田夏希さん主演『わかば』(第71作)。
阪神淡路大震災で被災した高原若葉(原田夏希)が、亡き父との「緑豊かな家」を作るという夢を持ちながら、造園家として阪神大震災からの復興を目指していきます。震災で傷ついた町と家族の心の再生を描いた作品です。
視聴率は伸び悩みましたが視聴者のウケはよかったようで、翌年には舞台化もされました。