2019年に売れたBL漫画が知りたい!
現在、BLは、ドラマ『おっさんずラブ』、人気漫画『きのう何食べた?』のドラマ化など、世間の認知度が急激に上がっています。
また、BL好きの腐女子を扱った小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のドラマ化(ドラマタイトル『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』)も話題となりました。
さて、今回はBLのメディア化作品が増えている現在だからこそ気になる、今実際に売れているBL漫画ランキング(ハイブリッド型総合書店honto調べ)を発表します!長年のBL愛読者さんも、BL初心者さんも、ぜひチェックしてみてくださいね♪
※「ハイブリッド型総合書店honto調べ」
ハイブリッド型総合書店honto(hontoサイトの本の通販ストア・電子書籍ストアと、丸善、ジュンク堂書店、文教堂)でジャンル「BL(ボーイズラブ)」・「BL漫画」の書籍の女性・20代から40代における購買冊数のランキングを抽出。<集計期間:2019年1月1日~2019年12月15日>
2019年に売れたBL漫画!人気ランキングTOP20♡
2019年のBL漫画人気作品はそれぞれ独特な世界観だったり、意外な組み合わせだったり、萌えるシチュエーションだったりと、オリジナリティにあふれた作品ばかりです。
それでは早速、2019年に売れたBL漫画をTOP20からご紹介していきましょう。
第20位:おくびょうなディア(H&C Comics)
秋雨るい著『おくびょうなディア』は、人気作『ふきげんなディア』のスピンオフ作品。人気小説家と和菓子の老舗の若旦那というカップルが織りなす大人のラブストーリーになっています。
秋雨るいさんは、登場人物が魅力的に描かれつつ安定感のある作風が好評です。超溺愛系・野獣攻×艶系・けなげ受というワードが引っかかったら、要チェックの作品です♪
第19位:その恋、自販機で買えますか? (Charles Comics)
吉井ハルアキ著『その恋、自販機で買えますか?』は、自販機補充員×会社員という、ちょっと目新しいカップリングによるラブストーリーです。ドキドキの連続から目が離せなくなる、二人がとにかく可愛いとSNSで話題になりました。社会人同士の二人ですが、初恋のような初々しさがみられるのも魅力です♡
心がキュンキュンするBL漫画を探しているなら、まずおすすめしたい作品です♪
第18位:恋をするつもりはなかった (EYES COMICS)
鈴丸みんた著『恋をするつもりはなかった』は、経験のない主人公が思いきって訪れたゲイバーで銀髪の青年と出会うことから始まるラブストーリーです。まじめなサラリーマンが遊び慣れた大学生に翻弄される様が、色気たっぷりに描かれています。
恋愛に不器用な年上男性と恋愛イージーモードの年下男子という意外性のあるカップリングで、切なさが極まる駆け引きは見応え十分です。
第17位:嫌いでいさせて (ビーボーイオメガバースコミックス)
ひじき著『嫌いでいさせて』は、今話題の「オメガバース」の作品です。オメガバース設定の作品には、まず一つの設定があります。それは、生まれながらα・β・Ωの3つの性に分かれており、Ωの男性は発情期には妊娠することもできるというものです。
しかし、それは単にファンタジーな要素では終わりません。αは超エリート、βは一般人、Ωは低い階級と扱われ、その中で切ない人間模様も描かれていきます。
『嫌いでいさせて』は、ひとり娘と暮らすシングルマザーのΩの青年が主人公です。αに強いトラウマを抱えているにもかかわらず、「運命の番」というαの青年と出会って…というストーリーです。娘であるしずくちゃんの可愛らしさも人気の理由の一つになっています。
第16位:ワンルームエンジェル (on BLUE comics)
はらだ著『ワンルームエンジェル』は、惰性で毎日を送るコンビニ店員の主人公がひょんなことから飛べない天使と同棲を始めるというストーリーです。突拍子もない設定でありながら、深い人生や愛を考えさせられる内容に、感動する読者が続出したと言います。
はらださんは、深い心情描写、エロ、癒し、美しい画のすべてを兼ね備えた作家として、近年最も注目されているBLの鬼才でもあります。まさに現在注目されている作品と言えるでしょう。