第一次世界大戦の過酷さをドイツの視点で描いた戦争映画ですが、制作されたのはアメリカという異色の作品です。
反戦映画として今でも高く評価され、ブルーレイで復刻もされた名作です。ポールは愛国教育に煽られ自ら軍隊に志願しますが、想像を絶する戦争の悲惨な現実に直面します。
戦場で友を一人、また一人と亡くし、自分も負傷兵となり帰郷しますが、故郷の人々は愛国心に溢れ戦争を素晴らしいものと思い込んでいました。何があっても戦争は許されない、してはいけないと心に刻まれる名作です。
洋画の戦争映画おすすめランキング第9位:フューリー
ナチス占領下のドイツを舞台にしたブラット・ピット主演の戦争映画です。敵軍の猛撃にもひるまないアメリカの戦車「フューリー」と、ドイツ軍を相手に生き残るため戦う5人の男たちの姿を描きます。
ド迫力の戦車アクションが見どころで、現代映画で初めてナチスドイツのティーガーⅠ戦車が使われたことで軍事マニアや戦車好きに注目された作品です。
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洋画の戦争映画おすすめランキング第8位:大脱走
ドイツ軍の捕虜になった兵士ちの、収容所からの脱出劇を描いた戦争映画です。過酷な状況下でも諦めない主人公たちの生きざま、そして登場する魅力的なキャラクターが見どころで、テーマソングもヒットした不朽の名作です。
上映時間3時間という長さも苦にならない、完璧なストーリー展開で一見の価値ありです。戦争映画ですが描写がポップで暗くないので、戦争映画に苦手意識がある人にもおすすめです。
洋画の戦争映画おすすめランキング第7位:ホース・ソルジャー
9・11直後に行われたアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレー)のテロとの戦いを描いた2018年公開の実録戦争映画です。
アメリカ同時多発テロの翌日、対テロ戦争の最前線部隊はテロ集団の拠点を制圧するため、わずか12人でアフガニスタンに乗り込みます。5万人の敵勢力がいる中、隊員たちは慣れない馬に乗りながらの厳しい戦いを強いられます。
洋画の戦争映画おすすめランキング第6位:シンドラーのリスト
スティーブン・スピルバーグ監督による戦争映画で、ナチス政権下で1200人ものユダヤ人を救った男・シンドラーの物語です。
命の重さを実感し、思わず涙するシーンばかりの実話をもとにした名作で、全世界で絶賛されています。工場を経営するナチス党員のシンドラーは、はじめはユダヤ人に対し迫害意識を持っていました。
シンドラーはユダヤ人を労働力として雇い事業を拡大しようとしていましたが、そのユダヤ人たちも収容所送りにされたことをきっかけに心の中に大きな変化が起き、収容所のユダヤ人たちを救うため計画を実行します。
洋画の戦争映画おすすめランキング第5位:アメリカン・スナイパー
クリント・イーストウッド監督のイラク戦争を題材にした戦争映画です。悪魔と呼ばれたアメリカの伝説の狙撃手が、次第に心を蝕まれ、家族とすれ違い、戦争後遺症にまでなってしまうという苦しみと悲しみを描いた名作です。
海軍に志願し伝説のスナイパーにまでなった主人公ですが、最前線で戦う中で傷ついた仲間たちが次々と前線から離れていきます。
そして主人公の心も疲弊していきます。戦争によって傷ついた兵士たちを痛々しく、生々しく描いた名作です。
洋画の戦争映画おすすめランキング第4位:ヒトラーの忘れもの
第二次世界大戦後、戦争の残した負の遺産を背負わされた少年たちを描く戦争映画です。ドイツの降伏で終わりを迎えた第二次世界大戦ですが、ナチス・ドイツが埋めた地雷が残ったままでした。
その地雷撤去に駆り出されたのが、ドイツ兵捕虜となった10代の若者たちでした。母国の罪を背負わされ、命がけの危険な労働を強いられる少年たちの凄惨な現実は涙なしに見ることができません。