1953年の朝鮮戦争中を描いた戦争映画です。戦争終結のための停戦協議が難航する中、カン・ウンピョ中尉はエロック高地にいるワニ中隊の調査をするよう命令を受けます。
ワニ中隊は敵である北朝鮮と内通しているものがいる可能性がありました。ワニ中隊の中では、かつて気弱だったキム・スヒョク中尉がリーダー的存在になっていました。
そして高地での戦いが始まりウンピョ中尉も同行しますが、そこで戦場で起こる異常な関係が浮き彫りになります。
日本の戦争映画おすすめランキング第12位:真夏のオリオン
日本軍潜水艦長だった倉本の孫娘・いずみの元に、アメリカ軍艦長の孫から手紙がきます。そこには祖母の志津子のサインがある「真夏のオリオン」の楽譜が同封されていました。
昭和20年、倉本が艦長の潜水艦イ-77と、志津子の兄・有沢が艦長の潜水艦イ-81は、アメリカ駆逐艦バーシバルの船長マイク・スチュワートを迎え撃とうとしていました。
弟を人間魚雷「回天」にやられたマイクは、有沢の潜水艦を沈没させます。マイクと倉本の戦い、「真夏のオリオン」がなぜアメリカ人の手にあるのかを描いています。
日本の戦争映画おすすめランキング第11位:あゝひめゆりの塔
アメリカ軍が日本本土に攻め入っていた昭和20年3月、ついに沖縄本土の決戦となります。そんな中、沖縄師範学校の女子生徒と教員たち240人が「ひめゆり学徒隊」として戦場へ駆り出されます。
1968年に吉永小百合さん主演、1995年に沢口靖子さん出演で映画化されています。戦場で看護活動をするために駆り出された女子生徒たちの悲劇、沖縄戦の悲惨さを描いた戦争映画です。
日本の戦争映画おすすめランキング第10位:きけ、わだつみの声
戦後50年を迎えた1995年、主人公の鶴谷は真夏のラグビー場でタックルされて気を失います。目が覚めると、鶴谷は昭和18年の学徒出陣の列で行進していました。
鶴谷はわけがわからず、列にいた勝村に状況を聞くと、戦争に行くと当たり前のように言われます。そしてフィリピンに向かった勝村ですが、こんな戦争には従えないと逃げ出します。
日本の戦争映画おすすめランキング第9位:私は貝になりたい
太平洋戦争中の昭和19年、高知県で小さな理髪店を営んでいた豊松のもとに赤紙が届き、軍に召集されます。
召集令状を受け取った豊松は妻を残した入隊し、訓練中に撃墜されたB-29の搭乗員を殺せと命令されます。しかし豊松は殺すことができず、その搭乗員にケガをさせるだけでした。
しかし終戦後、豊松は捕虜を殺したBC級戦犯として逮捕されて不条理な裁判で死刑を言い渡されます。豊松の、生まれ変わるなら「私は貝になりたい」という言葉が印象的です。
日本の戦争映画おすすめランキング第8位:聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―
太平洋戦争を題材にした戦争映画で、日本がドイツと同盟を結ぶまで、そして同盟後を描いています。
陸軍はヒトラー率いるナチスドイツとの同盟を結ぼうとしますが、大国アメリカとの戦争が避けられなくなるため山本五十六や海軍は猛反対します。
しかしドイツはポーランドに侵攻、そして次々と周囲の国を陥落させ、ついに日本はドイツと同盟を結びます。日本とアメリカの戦争はさけられず、日本は真珠湾攻撃を開始します。
航空機350機を投入した攻撃でアメリカの太平洋艦隊に大ダメージを与えたかに見えましたが1隻も空母を沈められず、今度こそ空母を沈めるため日本海軍はミッドウェーに集結します。
日本の戦争映画おすすめランキング第7位:硫黄島からの手紙
クリント・イーストウッド監督、そして渡辺謙さん、二宮和也さん、加瀬亮さんなどの豪華キャストが共演した、日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた作品です。
歴史的戦いとなった硫黄島の戦いを、一人一人の兵士の姿で浮かび上がらせる感動作で、硫黄島ブームを巻き起こした名作です。
戦勝国アメリカが正しく、敗戦国の日本が愚かだという描き方ではなく、どちらにも戦う理由と正義、そして悲しみがあったという真実を描いた素晴らしい作品です。