日本の戦争映画おすすめランキング第6位:おかあさんの木
長野県にある7本の桐の木「おかあさんの木」の物語です。その気がある場所は整備事業地で、国の役人がその木を切ろうとやってきますが、土地の所有者に切ってはいけないといわれます。
「おかあさんの木」のおかあさんは7人の息子を育て幸せに過ごしていましたが、父が心臓発作で亡くなり、戦争が始まります。
そして次々と息子たちが戦争へ召集されてしまいますが、おかあさんは息子の帰りを待ちます。しかし届くのは息子の死の報告か新たな召集令状で、息子全員を戦争に奪われたおかあさんは一人になりながらも待ち続けました。
日本の戦争映画おすすめランキング第5位:この世界の片隅に
太平洋戦争下の1944年を舞台に、見知らぬ土地に嫁いだ、18歳の主人公・すずの日常を描いたアニメ作品です。こうの史代の大人気コミックが原作の作品で、主人公・すずの声をのんさんが担当しています。
何度も空襲にあい、生活が変化していく中、昭和20年の夏がやってきます。激動の時代の日本をたくましく生きた人々を描いた戦争アニメ映画です。
日本の戦争映画おすすめランキング第4位:永遠の0
百田尚樹さんの大ヒット小説を映画化した作品で、岡田准一さん主演で第二次世界大戦中の日本の特攻を描いた戦争映画です。第29回日本アカデミー賞最優秀作品賞など、さまざまな賞を受賞した名作です。
特攻隊員だった祖父が遺したもの、国のために散った若者たちの生きざまを、現代の主人公が紐解いていくストーリーです。
第二次世界大戦の終了間近、勝利目前のアメリカを苦しめていた一人のパイロット・宮部久蔵。彼は並外れた操縦技術を持っていましたが、敵を撃破することより家族の元に帰ることだけを願い、仲間たちから臆病者といわれていました。
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日本の戦争映画おすすめランキング第3位:男たちの大和/YAMATO
第二次世界大戦での日本海軍の象徴的存在だった戦艦大和と、大和に搭乗していた男たちがどんな運命をたどり、どんな戦いをしたのかを描いた戦争映画です。
作中では、戦艦大和の原寸大オープンセットが作られました。実写映像を使って当時の雰囲気を表現しているのも特徴です。当時の人々の生きた意味を考えさせられる作品でもあります。
日本の戦争映画おすすめランキング第2位:夕凪の街 櫻の国
昭和20年、広島で原爆被害にあい妹を亡くした皆実は、原爆スラムで母と2人で住み、被ばくした人に対し罪悪感を抱きながら、建築設計事務所に勤めていました。
平成19年、七波は夜中に出かける父の後をつけ、広島に向かう夜行バスに乗る父親を追いかけます。戦後、心と体に傷を持ったまま人々が笑顔で生きる広島と平成の世を舞台にした戦争映画で、今も落とされている原爆の悲劇を描きます。
日本の戦争映画おすすめランキング第1位:火垂るの墓
日本の戦争映画おすすめランキング第1位は、火垂るの墓です。このタイトルは、誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。野坂昭如さんが自らの体験をもとに執筆した直木賞受賞作品が原作の戦争映画です。
戦時中、必死に生きようとする幼い兄妹を痛烈に、リアルに描いた名作です。戦火の神戸で、清太と節子の兄妹は家を焼きだされ、家族も失ってしまいます。
路頭に迷った2人は誰もいない防空壕で2人だけの自炊生活を始めます。高畑勲監督によるリアルな表現で、戦争映画として、またアニメ作品として日本を代表する名作です。