統合失調症になったことがある芸能人17選|原因や症状は?【最新2020】

統合失調症になったことがある芸能人17選|原因や症状は?【最新2020】

およそ100人に1人がかかる「統合失調症」。ストレス社会の現代において、決して他人事ではありません。「まともな会話すらできなくなる」「不治の難病」などのイメージを持っている方も多いですが、実際はどうなのでしょうか?統合失調症の症状と、患った経験のある芸能人を紹介します。

記事の目次

  1. 1.【統合失調症の種類】4つの分類をチェック!
  2. 2.統合失調症の原因とは?なりやすい人はどんなタイプ?
  3. 3.統合失調症になったことがある芸能人・有名人17選!
  4. 4.統合失調症の治療は精神科や精神病院に行こう
  5. 5.身近な人が統合失調症になったら…!接し方を解説
  6. 6.統合失調症の芸能人が意外に多い!

【統合失調症の種類】4つの分類をチェック!

統合失調症は症状の現れ方から「妄想型」「破瓜型」「緊張型」「分類不能型」の4つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を紹介していきます。

①【妄想型】妄想や幻聴が強くなる特徴

妄想や幻聴が中心です。他人から悪意をもって害されていると感じる被害妄想、周囲の人を敵だと思う「関係妄想」、誰かに監視されていると思う「注察妄想」、霊界のような所から特別な預言や啓示を受けたと感じるなどの思い込みをする「宗教妄想」などが多くみられます。

対人コミュニケーションは比較的良好に保たれ、支離滅裂な会話などはあまり見られないのも特徴です。

②【破瓜型】子どもっぽい言動や行動

感情の起伏がなくなったり意欲が減退したり、支離滅裂な発言をしたり不適切な感情を見せたりします。慢性化することも多く、人柄が変わってしまいます。思春期から青年期にかけて発病することが多いです。

③【緊張型】興奮と昏迷を繰り返す

若い年代に急激に発症するものが多いです。大声で叫んだり奇妙な姿勢をとったり、じっと動かなくなったりと、興奮と昏迷を繰り返します。完全に人柄が変わってしまうまでのことは少ないようです。

④【分類不能型】異なる症状が混在する

妄想と幻覚、奇異な行動などの異なる症状が混在する、分類不能型もあります。そのため、統合失調症は単一の病気ではなく複数の病気の集まりではないかとも考えられています。

統合失調症の原因とは?なりやすい人はどんなタイプ?

統合失調症がなぜ起こるのかは、まだはっきりとわかっていません。様々な原因が複雑に関係して引き起こされていると考えられています。

統合失調症が発症する原因としては、遺伝や脳の変化、妊娠期・出生時の障害などが危険因子の一つとして関わっていると言われています。また、内気でおとなしく、控えめで傷つきやすく、1人でいることを好む性格である傾向があります。

さらに、ストレスフルな環境も危険因子の一つです。これらは全て、あくまでも危険因子の一つであり、これらの条件が複雑に重なり合った一つの結果として発症する傾向が見られるということです。

統合失調症になったことがある芸能人・有名人17選!

出典: https://unsplash.com/photos/GFKPATimbvM

統合失調症についてある程度分かったところで、次は統合失調症になったことがある芸能人・有名人について見てきましょう。

統合失調症にかかったことがある芸能人① アドルフ・ヴェルフリ

アドルフ・ヴェルフリ
・生年月日:1864年2月29日
・出生地: スイス ベルン
・職業:芸術家

「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」を提唱した初期の画家として世界的に知られるアドルフ・ヴェルフリ。日本ではあまり馴染みのない芸術家かもしれません。

31歳の時に統合失調症となり、精神科病院に収容されます。そのまま66年の生涯を終えるまで、病室で絵を描き続けました。

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統合失調症にかかったことがある芸能人② ジョン・ナッシュ

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