猫の値段ランキングTOP35！100万を超える種類も登場！？

デボンレックスは、大きく目立つ耳と縮れた被毛を持っています。突然変異で生まれた巻き毛のネコを始まりとし、様々な品種のネコたちと交配して作出されています。

同じレックス種のコーニッシュレックスと似ていますが、コーニッシュレックスより巻き毛のカール具合がやや弱いです。

ジャパニーズボブテイルは6世紀に中国から日本へ渡ってきた猫だとされています。短毛の個体がほとんどですが、長毛の個体は突然変異です。

ジャパニーズボブテイルの特徴は、なんといっても短い尻尾。丸く折れ曲がっていて、ポンポンのように見える尻尾の個体もいます。

羊のようなモコモコの巻き毛を持つセルカークレックス。 短毛の個体と長毛の個体がいます。大型猫に分類され、オスの平均体重は7kgです。

アメリカ・モンタナ州の動物保護施設で突然変異的に生まれた巻き毛の個体に、ペルシャとエキゾチックショートヘアーを掛け合わせたという説が有力です。

被毛が抜けにくいことと鳴きにくいことから、比較的飼いやすい品種だと言われています。

エジプトのカイロで発見された個体をアメリカで繁殖させ、品種として確立させたのがエジプシャンマウです。そのため、原産国はエジプトという説とアメリカという説の両方があります。

短毛種で、被毛カラーはシルバー・スモーク・ブロンズの3種類。瞳の色はグリーンのみが許容されます。

エジプシャンマウの斑点模様は、他のネコのように人為的につけられたものではなく、自然発生したもの。自然発生したスポッテッド・タビーを持つのは、エジプシャンマウのみとされています。

トンキニーズは、シャム猫とバーミーズの交配種。シャム猫のようにスリムな体つきながらも、バーミーズのように発達した筋肉を持っています。

カラーはシャム猫を思わせるようなポインテッド。シャム猫との違いが分かるように、ポイントカラーの色合いが薄い個体に高値がつきます。

マンクスは、イギリスの「マン島」で生まれた尻尾が極端に短い品種です。尻尾がまったくない個体を「ランピー」と呼び、高値で取引されます。

尻尾という猫に必要なものが欠けた状態は、動物的には劣性遺伝ですが、マンクスの場合には優先的に尻尾が欠けた個体が生まれます。と同時に、死産や奇形が多く個体数が増えない品種であるため、希少価値が高いです。

マンクスの繁殖は、奇形や死産というリスクを抱えた個体をあえて繁殖させることなので、動物愛護の観点からは問題視されることも多いです。

また、突然変異で長毛の個体が生まれることがありますが、長毛のマンクスは現在「キムリック」という別の品種として登録されているので、マンクスからキムリックが生まれることもあります。

アビシニアンの柄を持ったシャム猫を作るため、アビシニアンとシャム猫を交配させたところ生まれた斑点模様の個体に、アメリカンショートヘアを掛け合わせた品種がオシキャットです。

オシキャットの魅力は、なんといってもその野性味。豹のような模様が体中にあり、筋肉質な体つきをしています。ブラウンやシナモンカラーが人気のカラーです。

バーマンは、古代ビルマ（現在のミャンマー）で寺院で飼われていたという歴史のある猫です。その歴史は古く、釈迦が生まれる前から存在していたという説もあります。

バーマンの特徴は、豊かな被毛。シルクのような艶とゴージャス感で、四肢の先には白いポイントがあります。前脚のポイントは「グローブ」、後ろ脚のポイントは「レース」と呼ばれます。

シャルトリューは、ロシアンブルー、コラットとあわせて「ブルー御三家」と呼ばれる銀灰色の被毛を持つ品種です。微笑んでいるように見えることから「微笑みの猫」と呼ばれ、貴族や著名人らが寵愛していたことでも知られています。

大型品種に分類され、体重は7kgになることも。被毛カラーはブルーでパターンはソリッドのみが許容されます。

瞳のカラーがオレンジの個体や、ガッシリとした体格の個体の方が高額となります。