1985年リリースされたサードアルバム『壊れた扉から』に収録されている楽曲です。序盤の静かな曲調から、サビでは一転して抑えていた感情が一気に爆発するかのように歌い上げられています。
コアなファンの間でも人気の高い楽曲で、槇原敬之さんや清水翔太さん、Acid Black Cherryなど数々のアーティストがカバーしており、今も根強い人気を誇っています。
ちなみに2001年には、仲間由紀恵さんと伊藤英明さんが主演を務めた映画『LOVE SONG』の主題歌にも起用されました。
第11位:もうおまえしか見えない(1996年発売)
1996年にリリースされ、オリコン最高61位にランクインした15枚目のシングル『もうおまえしか見えない』。
同年にリリースされたアルバム『無題』からのシングルカットで、尾崎豊さんが1982年に受けたのオーディション「CBS SONY Sound Development Audition 1982」で『ダンスホール』、『町の風景』、『Street Blues』と共に歌い、見事に合格を果たした記念すべき一曲です。
尾崎豊の歴代ヒット曲TOP15!(第10位〜第1位)
第10位:永遠の胸(1991年発売)
1991年にリリースされ、オリコン最高23位にランクインした10枚目のシングル『永遠の胸』。
前年にリリースされたアルバム『誕生』からの2作目のシングルカットで、当初はこの曲名をアルバムのタイトルにしようと決めていたんだとか。
『LOVE WAY』、『黄昏ゆく街で』に引き続き、ジャケットのアートワークを尾崎豊さん自身が手がけているという貴重な作品です。
第9位:黄昏ゆく街で(1990年発売)
1990年にリリースされ、オリコン最高32位にランクインした9枚目のシングル『黄昏れゆく街で』。
同年リリースされたアルバム『誕生』からのシングルカットで、当時、尾崎豊さんはこれと同タイトルの小説を月刊カドカワに連載していたという、本人も思入れの強い一曲となっています。
第8位:DRIVING ALL NIGHT(1989年発売)
1985年にリリースされ、オリコン最高9位にランクインした5枚目のシングルDRIVING ALL NIGHT』。
のちにリリースされる尾崎豊さん3枚目のアルバム『壊れた扉から』の先行シングルカット曲で、1985年8月25日に行われた大阪球場でのライブで録音されたライブバージョンが収録されています。
ライブではほぼ毎回演奏された定番の一曲です。
第7位:太陽の破片(1990年発売)
1988年にリリースされ、オリコン最高3位にランクインした7枚目のシングル『太陽の破片』。
生前シングル・カットされた曲の中で、唯一アルバムに収録されていないという曰く付きの楽曲で、覚せい剤取締違反による活動休止からの活動再開第一弾シングルとしてリリースされました。
ちなみに生前リリースしたシングルの中では最高のヒットを記録しており、復活を遂げた尾崎豊さの苦悩や孤独、そして愛情を歌った名曲となっています。
第6位:15の夜(1993年発売)
1983年にリリースされた、尾崎豊さんの記念すべきデビューシングルであり、代表曲ともなったシングル『15の夜』。
歌詞の内容は中学生の頃に教師や親に反発して家を飛び出した経験をもとに制作され、当時の鬱屈した時代を生きる若者たちに強い共感を呼び、社会現象まで巻き起こす鮮烈なデビューを果たしました。
現在でも、数多くのアーティストにカバーされ、現在でも時代を超えて多くの若者の人気を獲得しています。
社会に反発するような歌詞と心からの叫びのような歌い方に圧倒的なパワーと存在感があり、10代の頃に誰もが経験したことのある不自由でもどかしい気持ちを、魂のこもった歌声で歌い上げています。