1990年11月15日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高1位に輝いた5枚目のオリジナルアルバム『誕生』。この作品が生前に発売されたオリジナルスタジオアルバムとしては最初で最後の2枚組作品となりました。
ジャズ・フュージョンやシティ・ポップスを感じさせる小気味の良い演奏で、それまでの尾崎豊さんの作風からすると拍子抜けするほど透明感のある作品となっています。
⑥約束の日 Vol.1(1993年発売)
1993年5月10日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高1位に輝いたライブアルバム『約束の日 Vol.1』。
この作品には1990年、レコード会社移籍後初となるライブツアーの中から、10月30日の代々木オリンピックプールでの公演の模様が収録されています。尾崎豊さんは1992年に急逝したため、図らずも最後のライブツアーを収録した作品となりました。
⑦約束の日 Vol.2(1993年発売)
1993年5月10日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高2位にランクインしたライブアルバム『約束の日 Vol.2』。
デビューシングル『15の夜』などライブでの定番曲を中心に、シングルのみでリリースされていた『太陽の破片』などが初収録されています。
⑧LAST TEENAGE APPEARANCE(1991年発売)
1987年10月21日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高2位にランクインした初めてのライブアルバム『LAST TEENAGE APPEARANCE』。
1985年11月1日の四日市市民文化会館を皮切りに開催された、尾崎豊さんの十代最後を記念したライブツアー「LAST TEENAGE APPEARAANCE」の模様が収められています。
『卒業』や『I LOVE YOU』、『15の夜』などのライブ定番の曲が多数収録されています。
⑨街路樹(1988年発売)
1988年9月1日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高2位にランクインした4枚目のオリジナルアルバム『街路樹』。
レコード会社の移籍や体調不良、覚醒剤取締り法違反による逮捕などの苦境を乗り越えて発売された、ファン待望の作品となりました。
⑩壊れた扉から(1985年発売)
1985年11月28日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高5位にランクインした3枚目のアルバム『壊れた扉から』。
尾崎豊さん十代最後のアルバムとして制作され、20歳になる誕生日の前日に発売された本作。大人への扉を開き一歩踏み出そうとする尾崎豊さんの胸の内が窺い知れる興味深い作品となっています。
⑪13/71-THE BEST SELECTION(2004年発売)
2004年4月21日にリリースされ、オリコン週間ランキング最高2位にランクインした3枚目のベストアルバム『13/71-THE BEST SELECTION』。
アルバムタイトルにある通り、尾崎豊さんが生前に残した総曲数71曲の中から、『十七歳の地図』や『Driving All Night』など13曲が収録されています。
なお2007年にはCD-BOXとして『71/71』がリリースされ、尾崎豊さんが生前に残した全作品を一挙に楽しめる内容となっています。