意外と知られていない? 「肌の冷房病」には要注意!
冷房をつけて涼しい部屋で過ごすことが多い季節。コロナ禍でのリモートワークや外出の自粛でおうち時間が増えたことに伴い、冷房をつけている時間が増えた...という人が多いのではないでしょうか。
快適な冷房ですが、使用を続けることで肌の大切な水分量を減らしてしまうといわれています。水分量が減ることで、「肌の冷房病」を引き起こしてしまうのです。室内にいて紫外線を浴びにくい場所でも、保湿ケアは重要。
そこで今回は夏のおうち時間に取り入れたい、パーツ別の徹底保湿ケアアイテムをご紹介します。
冷房病とは?
毎日の快適なおうち時間には冷房が欠かせません。けれど、特に夏の時期は、暑い屋外と自宅や通勤の電車、オフィスなどの涼しい室内の急激な寒暖差が、からだにとって大きなストレスになっています。
私たちのからだは、自律神経の働きによって外気温に順応しています。暑い夏には発熱を抑制し、毛細血管が拡がって放熱しやすい体質へと自然に変化し、発汗によって体温を下げようとします。
一方で、冷房の効いた屋内では毛細血管が開いた状態なため放熱をし過ぎて「冷え」の原因となります。このようなことを1日に何度も繰り返していると、自律神経のバランスが乱れ、体温調節や発汗をうまくコントロールできなくなり、その結果、「冷え」「だるさ」「頭痛」「食欲不振」「不眠」など様々なからだの不調に襲われてしまう状態を「冷房病」といいます。
夏だからこそ気をつけたい「肌の冷房病」
からだの調子と肌の状態は切っても切れない関係です。「冷房病」は肌の不調に直接結びつき、「肌荒れ」「ターンオーバーの乱れによるくすみ」「肌老化の促進」「肌の乾燥」といった状態につながりやすくなります。
また、夏は紫外線対策に意識が偏り、乾燥を見過ごしがちな季節です。冷房や除湿機により室内の湿度は20%前後下がります。肌にとって最適な湿度は50~60%といわれているので、冷房による湿度低下により、一気に肌が乾燥状態へ傾きます。
肌の冷房病を防ぐためには、季節や冷房による乾燥から身を守り、からだを温め保湿することが大切です。
「肌の冷房病」を防ぐために取り入れたい生活習慣
「肌の冷房病」を防ぐために取り入れたい生活習慣をご紹介します。
美肌のためのゴールデンタイム睡眠
夜10時~深夜2時は、成長ホルモンの分泌が盛んになることから、美肌のためのゴールデンタイムやエンジェルタイムと呼ばれることがあります。
成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることが、「睡眠こそ最強のスキンケア」といわれるゆえんです。
遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。ゴールデンタイムには成長ホルモンをからだの隅々まで届けるために血流量も増加します。
就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口まわりといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと肌の角質層への浸透も高まってくれるはず。
良質な睡眠が免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。
からだを温める食材の摂取
ミネラルやアミノ酸の補給にも役立つワカメの味噌汁は手軽に取り入れられる温め料理です。
また疲労回復に効果的なビタミンB1を豊富に含む豚肉は、にんにく、生姜、玉ねぎとともに熱を加えるのがおすすめ。ビタミンB1の吸収率が高まるので、豚肉の生姜焼きは疲労回復の最強料理といえます。
「夏の乾燥肌」にアプローチするおすすめアイテム
「夏の乾燥肌」にアプローチするおすすめアイテムをご紹介します。
目もとケア
顔の印象は目もとケアが鍵!「アクシージア ビューティーアイズ」シリーズがおすすめです。
エステサロン専売スキンケアブランドのアクシージアの調査によると、新しいライフスタイルにおいて、スキンケア・メイク時に意識するようになったパーツ、人から見られていると感じるパーツ1位はともに「目もと」という結果でした。
マスク生活でマスクを着用していても唯一見えている部分であり、目もとはからだの中でも皮膚が薄く乾燥やハリの低下を感じやすいパーツです。
そこでコロナ禍のマスク生活で注目が高まっている目もとケアに特化したシリーズをご紹介します。