飲み会こそマナーが大事!
飲み会は楽しく過ごしてこそ!しかし、飲み会にもいろいろあり、特に職場の飲み会は気が乗らないこともあるでしょう。
しかし、いくら気が乗らなくても参加しなくてはいけない場合もあるものです。
仕事上の付き合いでは気も使いますし、まして新人であれば尚更ですよね。
学生のときの飲み会と、社会人になってからの飲み会では違いが出てきます。
同じくらいの年齢の人だけが集った飲み会から、年の離れた上司と一緒の飲み会では、気疲れしてしまうのも仕方ありませんね。
仕事上の取引先との飲み会も社会人になれば当然行かなければいけない場面もできてきます。
接待の場合は相手に楽しんでもらわなくてはいけませんし、できることなら自分も気分よく過ごしたいですよね。
そして重要なのがマナーです。
年配の方と一緒の飲み会では特に注意しないといけませんね。年配の方はマナーを重んじる場合が多いので、しっかりマナーを叩き込んで飲み会に挑みましょう。
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①飲み会のセッティングのマナー
会社での飲み会では、幹事は新人に白羽の矢が当たることが多いものです。
その場合、気を付けなくてはいけない点がいくつかあります。
*参加者の年齢層を考慮した店選び
*参加者の食の好みやアレルギーなどのリサーチ
*予算を決める
*例年の飲み会がどんな感じかを先輩社員に聞いてみる
例年通りにするのもよし、自分のアイデアを盛り込むもよし、みんなに楽しんでもらえる飲み会になるよう早めに準備を始めましょう。
お店選びをするにあたって、まずは出欠確認が最初の仕事になりますが、できるだけ早めに済ませないとお店を選ぶことが出来ません。
好みについても、上司などに直接聞きにくい場合は、前年度に幹事をやった先輩から聞いてみるのがいいですね。
②飲み会の座席の位置にもマナーがある
座る位置とは、いわゆる「上座」「下座」のことです。
入り口に一番近いところが下座となり、入り口から最も遠いところが上座となります。
幹事の座る位置は下座。幹事はお店とのやり取りも多いので、この席はかなり便利で動きやすいですね。
幹事以外の新人も下座になりますので、上司や先輩社員の様子をよく見て追加注文など心がけましょう。
出入り口から見て左奥、右奥、左奥の隣、右奥の隣…という具合に上座の順序が決まっています。
役職の高い順に割り振っていけばいいでしょう。
席順のマナーがあるとは言っても、会社内であまり仲が良くない人同士を隣り合わせないような配慮も必要となる場合があるので、その時は自分だけで決めずに先輩などに相談するのが無難です。
先輩社員は何度もそういう場を乗り切ってきているはずなので、いいアドバイスがもらえることでしょう。
③飲み会での乾杯マナー
乾杯の発声は、会社での飲み会ならば上司にお願いしてやってもらうのが望ましいですね。
掛け声とともに「カンパーイ!」となりますので、一口飲んだらグラスを一旦置きましょう。
間違っても、乾杯の掛け声とともに一気飲みなんてことはしないように!
乾杯の後は、しばらくはみんな思い思いに料理に箸をつけたりお喋りに花が咲くので、新人も気兼ねなくお酒を楽しめますね。
新人や幹事の方は、自分のグラスが残り少なくなった時点で周囲の状況も見て追加注文をしましょう。
特に、上司のグラスが空になることは避けなくてはいけないので、そこだけは常に気を配っておく必要があります。
新人は大変ですが、誰もが通る道なのでグッと我慢です。
◆関連記事:挨拶を頼まれたら?
④飲み会でのお酌マナー
お酌ですが、頼んだビールがジョッキか瓶かによって違いますよね。
ジョッキならばお酌の必要が無く、空になりそうな時に追加注文を心がければいいだけです。
しかし、瓶の場合、また日本酒の場合はお酌は必要になります。
ビールの場合ですが、注ぐときはまず瓶とグラスがぶつかり合う音を立てないように注意します。
瓶は右手で持ち左手を添え、できれば瓶のラベルが上になるように持てればいいですね。
新人は緊張してしまうかもしれませんが、お酒の席なので上司も細かいことまで見ていない場合が多いですし、まずは「お酌に行く」ことが大事なのです。
⑤飲み会でお酒が飲めない人のマナー
男性も女性も、体がお酒を受け付けない人もいます。
今の時代、飲み会だからと言って無理にお酒を飲ませるようなことはしないはずです。
だからといって、乾杯の時から「私、お酒飲めないんで」オーラを出すのはマナー違反になります。
楽しい空気に水を差すような振る舞いだけは避けましょう。
乾杯のときには、お酒が飲めなくても一口だけは口をつけましょう。
飲む必要はありません。飲んでるふりでじゅうぶんなので、その場を過ごしましょう。
幹事にあらかじめお酒が飲めないことを伝えておけば、大概の幹事はソフトドリンクを用意してくれているはずですし、用意されていなかった場合は乾杯の後にソフトドリンクを注文しましょう。
⑥飲み会で煙草を吸う人のマナー
禁煙ブームの今、煙草を吸う人は肩身が狭くなりつつあります。
煙草禁止の居酒屋もあるほどですから、店選びの時点でもポイントとなるところです。
非喫煙者にとって煙草の煙は苦痛です。しかし、喫煙者にはその苦痛の度合いがわかりませんよね。
せめて、煙草を吸う際は、周囲へひと声かけてから吸うように心がけましょう。
喫煙スペースのあるお店ならば、そちらへ行って吸うのがマナーです。
社会環境が嫌煙となっている今、周囲への配慮を怠らないようにしたいものです。
特に女性の嫌煙家にとっては、髪の毛に煙草の匂いが付くことは極端に嫌がられます。
女性が近くにいる場合は特に気を付けたいですね。
⑦飲み会で女性が覚えておくべきマナー
飲み会で、女性はどうしても「気配り上手」を求められます。
ここは仕事の一環として割り切り、苦手でも出来る限りのことはしておきたいですね。
*追加注文は率先して引き受ける
*取り皿などの汚れ具合を見る
*メニューは見やすく開いて渡す
*席は入り口に近い場所を選ぶ
飲み会の場で女性がどう動いているかは、案外見られているものなのです。
しかし、やり過ぎは同性の反感を買ってしまうことがあります。
気が利くことと媚びていることは別です。飲み会の間中、まるでホステスのようになってしまうのは厳禁。
女性同士の会話を楽しみつつ、追加注文は女性から聞いて、そのあと男性から聞いて注文するなど、細かな配慮が必要です。くだらないと思うかもしれませんが、同性の目は厳しいので、男に媚び売る女のレッテルを貼られないよう注意しましょう。
女性の敵は女性なのです。
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⑧飲み会の支払い時のマナー
飲み会によって、あらかじめ会費を徴収されている場合はいいですが、その場で割り勘ということもありますよね。
割り勘の場合、新人ならば率先して動きたいところです。職場の飲み会は仕事の延長でもあるので、新人はとにかく動くことが大事です。
職場の飲み会の場合、上司が奢ってくれる場合もありますよね。もし「奢ってもらえそうだ」と思ったとしても、「おいくらですか?」くらいの言葉はかけたいですね。
奢ってもらって当然というような態度は社会人としても人間としてもタブーです。
割り勘の場合に気を付けたいのは、酔った人などから徴収できなくなる可能性がある事。
酔った人に徴収するときは、周囲に人がいて、徴収できなかったことを周囲にも知ってもらっておくことも大事です。
そうすれば、後日徴収する際に周囲からの声かけも後押ししてくれることでしょう。
⑨飲み会の2次会マナー
二次会の場がバーなどの場合は、みんなお酒が回っているので、新人も女性も飲むことメインで考えて大丈夫です。
気を付けたいのは上司が機嫌よく飲んでいるかどうかくらいですね。
上司を尊敬しているような内容の話を盛り込めば、きっと機嫌よく飲んでくれるでしょう。くだらないことですが、新人にとってはそれも仕事のうちなのです。
カラオケの場合ですと、まずは上司に勧めるのがマナー。そして、上司が歌っているときは、例え知らない曲であっても最後まで聞く姿勢でいることです。
上司の曲も聞かずに自分の選曲に没頭することのないようにしましょう。
誰も歌い始めなければ、そこは新人の出番です。
選曲は無難なものを。上司と一緒の飲み会でアニソンなどはやめましょうね。
飲み会にはできるだけ参加を
出欠確認のマナーも大事
友達との飲み会は好きだけど、会社の飲み会や仕事絡みの飲み会はちょっと…と思う人が大半でしょう。
くだらないお世辞、くだらない説教、くだらない昔話…ありがちですよね。
しかし、たまには親睦を深めるためにも、職場の空気も考えて参加したほうがいいですね。
特に、幹事は飲み会に向けてかなり努力してきているはずです。
会場決めや予算、食べ物、飲み物、いろいろと手配して当日を迎えています。
仕事の傍ら、別の仕事もしているようなものです。
飲み会なんてくだらないから行きたくないと思ったとしても、そのくだらない飲み会のために頑張ってセッティング役を引き受けた人がいることも忘れてはいけません。
幹事の努力を無駄にしたくないですよね。
飲み会は親睦の場?
マナーを守って仲良く
社会人になり、職場の飲み会は親睦を深めるためとよく言われます。
仕事をしていると、気の合う人・気の合わない人ができてくることでしょう。
女性の場合、お酌に回ることが好きではない人もいますよね。
仲のいい仲間で飲んでいれば必要のないお酌も、上司と一緒ならばやらざるを得ません。
しかも、ちょっと酒癖の悪い上司ならば、女性社員をホステス扱いするかもしれません。
そうなると「そんなくだらない飲み会なんてパス!」と思っちゃいますよね。
まだまだ日本では、お酒の席に女性がいたら、甲斐甲斐しくマメに動いて働いてナンボみたいな風潮があります。
本当にくだらない風潮ですが、これもみんなが酔うまでの一時です。
女性にとって、職場の飲み会は親睦の場というよりは、我慢の場であることが多いかもしれませんが、案外みんなの意外な一面も垣間見ることが出来るものです。
視点を変えて、意外な一面探しをしながら過ごしてみると、思ったほど嫌な時間でもないかもしれませんね。
飲み会の場で嫌な思いをしたら?
みんなでマナーを守りたい
お酒が入っていても、パワハラやセクハラは許されるものではありません。
特に女性は、決して一人にはならないことです。
嫌なことがあったとき、「証人」になる人がいるだけで違いますよね。
嫌な思いをしたくないのはみんな同じです。そのためにも、誰か嫌な思いをしている人がいないか、ちょっと周囲に気を配るのもマナーですよね。
社会人になると、思いもよらないような嫌なことがあったりするものです。
理不尽なことであったり、くだらない嫌がらせであったり、またはくだらない妬みであったり。
しかし、残念ながら、それを乗り切ることも社会人として、新人として必要になります。
職場が親切で優しい人ばかりならいいですが、どの職場もそうとは限りませんよね。
くだらない嫌がらせや妬みには、仲間同士で助け合うのがいちばんです。
無礼講を信じていい?マナー違反?
よく聞く「無礼講」ですが、さすがに鵜呑みにはできませんよね。
でも、無礼講と言ってくれているのですから、上司は部下とざっくばらんに話したいという気持ちがあるということです。
もしかしたら、社会人になりたての自分と重ね合わせているのかもしれませんね。
無礼講といっても、仕事上の上司と部下であることに違いはないので、お酌などの基本的なマナーを忘れてはいけません。
一通りのお酌が終わったら、あとは自分なりに楽しめばいいのではないでしょうか。
たまに上司にお酌しに行く、という程度ですね。
社会人の面倒なところは、どんなときにも上下関係が付きまとうことです。
どこの会社に勤めようが、社旗人である以上逃れることは出来ない上下関係。でも、だからこそ、上下関係をうまくこなせれば社会人として一人前とも言えるのではないでしょうか。
社会人1年生にとって、飲み会は仕事場以外での仕事を学べる場かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲み会のマナーといっても、そう面倒なことではないはずです。
ただ、学生時代はなかった「お酌」というスキルを上げなければいけませんね。
お酌に回るのが好きという人はまずいません。でも、挨拶を兼ねていると思えばいいのではないでしょうか。
ひとりで回るのが嫌なら同僚と一緒でもいいですし、一通りお酌に回りきるだけでかなりスッキリした気分になれるものです。
とはいえ、飲み会は楽しむ場です。
酒癖の悪い人はほどほどに、楽しく最後まで飲める人は存分に楽しめばいいのです。
お酒の席でマナーの悪い人は、仲間内での飲み会に敬遠されてしまいますので、くれぐれもマナーには気を付けて参加しましょうね。