いざ結婚式を挙げ、その後いっしょに生活していくことへの心構えができたとしても、なんらかの罪悪感は残ります。そして、何百万もの慰謝料問題などが浮上してきて、金銭面で困るといったことも出てくるかもしれません。
「自分で決めたことだから、後悔はないはずでしょ?」と安易なことは言えません。やはり生活において金銭問題は切実です。
それに略奪した愛はまた、略奪されやすくもあります。「前の奥さんの時と同じように、他の女と会ってるんじゃないの?」など、浮気の心配を常にしなければならない…といった後悔に悩むこともあるでしょう。
覚悟を決めて飛び込んだ略奪婚と言えど、まったく後悔がないと言えないのが現実です。
心変わりはともかく、慰謝料や子どもの親権など、略奪婚する前に考えることはたくさんあります。できるだけ後悔しないためにも、特に金銭面はしっかりと話し合うようにしましょう。
略奪婚⑤ 略奪愛の結末は…不幸?幸せ?
「略奪婚は幸せにはなれない」と、まるで都市伝説のようにささやかれることもありますが、略奪婚のその後、幸せになった人と、そうでない人との意見をまとめてみました。
略奪婚のその後:幸せと感じる人の意見
1)前の結婚生活での不満を聞いていたため、どのように接すればいいか分かる。
2)略奪婚であることは気にしない。どんな形であれ、幸せは自分でつかんだもの!
3)ふたりで沢山ハードルを乗り越えてきたから、これからも大丈夫と感じる。
幸せと感じる人には、基本的に相手を信頼する心が強く根ざしているようです。離婚するには、気力も体力も金銭も激しく消耗しますし、そんな数々のリスクを冒してでも自分を選んでくれたというのは、大きなポイントとなりますね。
略奪婚のその後:幸せと感じられない人の意見
略奪婚に至る前の女性の恋愛パワーはすごいものがあります。気配りができて、何でも自分好みに合わせてくれて、いっしょにいて心地いい。そう男性に思わせるだけの甲斐甲斐しさが魅力とも言えるでしょう。
ただ、略奪婚をしたその後は、それだけ頑張っていたわけですから、エネルギーが燃え尽きて、素の自分に戻ることになります。それまでがんばっていた姿がその女性だと思っていた男性は、以前とのギャップに戸惑いを感じることになるのです。
後悔と言うわけではないけれど、思い描いていた家庭と違って、幸せを感じることができない…というケースになることも考えられますね。
彼が今、あなたのことをどう思っているか気になりませんか?
「略奪婚をした二人は幸せになれるのか」を調べてみましょう。
略奪婚⑥ 略奪愛の末にゴールインした芸能人
芸能人で略奪婚に至った人も多いですよね。
いろいろと、参考になることもあるかと思います。
それでは、その中でも有名なお2人を紹介しましょう。
芸能人1:安達祐実
「同情するなら金をくれ!」のセリフで一世を風靡した彼女。離婚を経て、妻のいるカメラマンの桑島智輝と再婚しました。
芸能人2:篠原涼子
25歳年上の俳優の市村正親と結婚。交際中はまだ市村正親の離婚が成立していなかったという噂。しかし、その略奪婚イメージを払拭し、現在はママとしても女優としても活躍中です。
略奪婚⑦ 略奪婚した人がたどる末路は?
「略奪婚をしたからには不幸な末路が待ち受けている」…不倫の末路はどうしてもそんなイメージがつきまとうようですね。芸能人でも、大変な様子がよく報道されます。
略奪婚の末路がどうなるかというのは、けじめととらえるか、不幸の始まりととらえるかといったところでしょうか?
みんながみんな不幸になるわけではありません。ですが、誰かが不幸になることで成り立つ幸せは、それなりの末路がある…という覚悟は必要かもしれません。
略奪婚がもたらす幸せは、本人たちのみが知る!
いくら紙面で芸能人のスクープが騒がれていても、実際彼らがどう感じて何を思っているかというのは不明です。
世間一般の常識で考えれば、略奪婚はいけないものです。しかし、略奪婚に至るのに本人やそこに巻き込まれた元妻などが納得できれば、第三者が口をはさむ余地はないはずです。
結局のところ、略奪婚をして幸せになれるかどうかは、本人たちしか知り得ないことと言えますね。