「男のプライド」って?
男のプライドって女性にとっては面倒くさいもの。変なところにこだわったり急に意固地になって突っ張り始めたり...
男のプライドは女性にとってみれば子供の癇癪のように見えることもあります。
もちろんプライドを持った男性はかっこよいものですが、プライドも一歩間違えるとただのワガママ。とはいえ男性のプライドを扱いづらいものにしているのは相手の女性のせいかもしれません。
男のプライドのことを理解して大人の余裕がモテる素敵な女性になりたいですね。
では男のプライドって具体的にはどのようなものなのでしょう?
自分の力を認めてほしい
男のプライドは「周りから認められたい」という気持ちがベースにあります。仕事でもプライベートでも自分の実力を認めてもらいたい、一目置かれたいという気持ちが強いのです。
狩猟時代なら自分の力が劣っていれば食べ物にありつけず、実力があるということは生死に直結していることでした。
周囲に認めてほしいのは女性も同じですが、DNAの視点から男性の方が色濃く受け継がれているのかもしれませんね。
女性の前でカッコつけたい
女性の前でカッコつけたいのも男のプライド。女性に奢ろうとするのも、重い荷物を持ってあげようとするのも男のプライドのひとつです。
女性にカッコいいと思われたいというのはもちろんですが、同性からも「カッコいい男」だと認識されたいという欲求も女性の前でカッコつけたい心理の裏側にはあるようです。
頼られたい
頼られたいというプライドは女性からだけではなく友達や後輩からも含まれます。
頼れる男というのは「信頼できる男」また「有能な男」という意味でもありますよね。頼ってくれる人がいるということはそれだけでプライドがくすぐられるものです。
男らしくありたい
男らしくありたいと思うのも男のプライドです。いわゆる「男の美学」というもので、人によって「良し」とする美学はさまざま。
しかし女性から見れば大したことないことでもそれが「男の美学」と思えば例え損をしたとしてもそこにこだわってしまうのが男のプライドです。
自分の信じる道を進みたい
自分の信じる道を進みたいと思うのも男のプライドです。時には周りとぶつかっても「自分が信じる道」を正しいと信じ進んでいくところですね。
広い意味で言えば自分の正義を貫くというのもこの意味に当てはまります。周りが認めてくれなくても自分の信じる道を進むところに美学を感じるのでしょう。
しかし認められないとはいえ「最終的に」自分が正しかったと言われるようにと、最後にプライドが守られることを信じて行動するのです。
男のプライドを傷つける女の言動
男性のプライドにもいろいろありますが、根底にあるのはやはり「認められたい」という欲求です。
この欲求は簡単に満足させられるものなのですが、女性は知らず知らずのうちに男性のプライドを傷つけていることが多いので注意が必要です。
では男性はどんな時にプライドが傷ついてしまっているのでしょう?
人と彼を比べる
彼を周りの人と比べる言動は彼のプライドを傷つけるものです。
彼の友人や彼の同僚と比べて「○○君ならこういう時うまくやるのにね」など何気ない一言が彼のプライドを傷つけます。
彼の反応としてはカチンと来て不機嫌になったり怒ったりするでしょう。女性からすれば「理不尽に怒られた」とか「こんなことで不機嫌になるなんて器が小さい」と思うかもしれませんね。
でもそれは傷ついている彼の防衛本能。褒められるときに人と比べられるのはよいのですが、批判されるときに人を引き合いに出されると傷ついてしまいます。
彼のことを否定する
「だからあなたはダメなんだよ」そんな一言を彼氏に言っていませんか?彼のことを否定する言動は彼のプライドをズタズタに引き裂いてしまいます。
彼女からしてみれば彼のためを思ってアドバイス的な意味で言っていることもあるでしょう。でもこれは余計なお世話。
これに似た言葉で「だから言ったでしょ」というのも男性にとっては女性の意見の押しつけにしか聞こえません。
自分のことを理解してほしいのに頭ごなしに否定する言動は、男性にとって悔しいものなのです。