セックスの手順と順番|なにをどうしたら良いかわからない人向け
初体験のときは男女ともに、緊張と初めての行為ということもあって、なかなかうまくいかないものです。
挿入できたのか、できたとしてもほぼできていないような状態で射精してしまう男性も多く、女性はただ痛いのに耐えるだけということもあります。
ここでは、人生初体験のセックスでもある程度はうまくできるように予習するために、経験者のやり方や手順をまとめました。
セックスは愛撫に始まり愛撫に終わる
愛撫とは|優しく撫でたりキスしたりすること
ここでいうセックスは、男性のナニを女性の膣に挿入してから、男性が射精するまでを指します。主に男性の多くがセックスをそう捉えており、愛撫や前戯はセックスではないと考えています。
しかし、女性にとっては前戯として一緒に過ごしたり、話たりする時間、お互いの身体をなで合う愛撫の時間もセックスに入ると考えている人が多めです。
愛撫は、互いの首筋や肩、手首、胸など全身どこでも良いのですが、お互いを大切に思いやりながら優しく撫でていく過程を指します。
指で撫でる人もいれば、手のひらで撫でる人もおり、唇を添わせてキスしながら愛撫するする人もいます。
セックス経験を積んでいる人や、既に付き合いが長い人は、舌で相手の身体を舐め回すような愛撫をしたり、甘噛しながら愛撫するようなやり方もありますが、慣れている人向けです。
愛撫しながら脱がせて優しく挿入
たいていは男性がやってくれますが、初めてのときは女性から「脱がせて」と言わないと、恥ずかしさや遠慮で脱がせてくれないことも多いです。
服の上から愛撫したり、露出している首筋や肩の所にキスされたり、舌で舐められたりするところまではできても、初体験の男子にとって女性の服はまさに神秘の領域です。
ブラジャーのホックを外せずに心が折れる男性もいるので「時間がかかってもいいから」とはずさせてあげて経験を積ませてあげましょう。
お互いに服をはだけながら、愛撫をじっくりしあえて、もう入れても大丈夫なくらいに濡れてきたらコンドームをした上で挿入し、自由に気持ちよくなれる動き方を追求しましょう。
この時、慣れている男性ならば、あなたが気持ちよくなれる場所を探してくれますが、初体験の男子はその温かさや気持ちよさで頭が真っ白で腰をふることしかできないでしょう。
まさに欲望・本能だけを女性にぶつける状態になりますので、あなたはそれを無理のない範囲で受け止めてあげればOKです。
愛撫は基本的に体の上からするのが定番です。キスから始まって、首筋や胸を撫でながら服を脱がせていき、背中や腰を撫でながら女性の乳首を男性がやさしく舐めたり、舌で転がして愛撫するのがよくあるやり方です。
その後、女性の下半身、太ももやふくらはぎも愛撫して、クリトリスも刺激し、大陰唇も優しく撫でて、少し指を中に入れて刺激する場合もあります。
慣れている男性ならば、ペニスを入れていたがらないように、指でオナニーするような感じで中をいじって少し気持ちよくしてくれたり、濡れ具合を判断してくれますが、初体験の男子はそこまでする余裕はないでしょう。
イッたあともお互いぬくぬくする
たいていのセックスは男性が射精したら終わりです。男性のペニスは性的興奮で、血液の巡りが盛んになって、血液がペニスの海綿体組織に流れ込んで蓄積するような感じで硬く大きく膨張します。
このペニスの膨張は射精をしたときのホルモンバランスや分泌物質の変化で弱まっていくのが通常の反応です。
いわゆる賢者モードというもので、射精したあとの男性は性的欲求が大幅に下がってしまいます。
ただ、初体験の男子の場合は、あなたの身体に欲情しきっていて、あなたとセックスできるのが嬉しすぎて、そうした通常の反応を制御できないくらいに激しくなってしまうことがあります。
これは男子本人にもどうしようもない状態で、完全に頭の中はあなたを抱いて、あなたの中に射精することで頭がいっぱいです。
それだけあなたのこと本能で求めているということですから、中が痛くなく、コンドームを付けてくれているならば、できるだけ受け止めてあげましょう。
さんざんイッて男性が果てたあと、基本的に男の人は体力を使い果たして寝てしまいます。
全身全霊をかけてあなたを愛するために理性も失ってセックスするわけですから、仕方がないといえば仕方がないですが、男というのは自分勝手なものです。
これもある意味で男の特徴ですので、慣れていない経験の少ない男性とセックスするときは仕方がありません。
そういう獣のように本能をぶつける制御の効かないセックスをされるのが好きな女性もいますが、理想はセックスが終わったあとにも男の余裕を見せて、せめて女性をイカせてくれるように後戯もしてほしいものです。
男性が射精したあと、全てをかけてあなたを抱きしめて寝落ちするのはちょっと嬉しいかもしれませんが、できれば優しい言葉を掛け合ったり、射精したあとも女性の身体を愛撫したりして、クールダウンさせてくれたほうが理想的です。
男がそこまでできるようになるには相当な年月がかかりますが、経験豊富な女性ならば、言葉で導いて数回のセックスでそこまでできるように育つかもしれません。
男を育てるのは結局は女性ですので、うまく手のひらで転がしながら、男性のセックスが上手になるように導いてあげてください。
セックスする時のマナーや暗黙の了解
全身清潔な状態でセックスすること
特に気をつけないといけないのは男性の仮性包茎のペニスです。
この仮性包茎はコンドームをしてセックスする分には恥垢が膣内に擦り付けられるようなことはないですが、人生初だからと恥垢をきれいにしていないのに、生で挿入して女性の処女膜は破けて血が出てしまい、そのまましばらくピストンしたら、恥垢が傷口に擦り付けられることになるので、あとで痒くなったり、膿が出てきたりする可能性があります。
人生初だからゴムとするのではなく、生でしたいという気持ちはわかりますが、せめて妊娠しにくい排卵日から離れているタイミングを選び、女性もできるだけピルを飲むなど努力して避妊し、中出しではなく、必ず外出しさせましょう。
初めての男子は入れただけで射精してしまうくらいに敏感で、挿入する時には頭が真っ白で、すぐに暴発するくらいに精子がたまっっていることもあります。
最低限、身体もペニスもきれいにした状態でセックスするように男性に働きかけておきましょう。こうした点をちゃんとできない男性とはセックスをしないほうが良いです。
経験がない男性や、高慢な男性は間違っていることを直しもしないで思い込みで行動し、セックスも同じように自分勝手にします。
相手がきちんと人間的に成熟しているかどうかは、セックスで身体を許してもよいかどうかの大切な判断基準です。
妊娠リスク回避は男女共に気をつけること
年齢にかかわらず、セックスをするということは子どもができる可能性があるということを忘れないようにしましょう。
特に年頃の男子はまだその認識と現実を甘く見ていて、妊娠するということがどれほど大変かを分かっていません。命の大切さだけでなく、女性の体に関する知識も真剣に理解している男性、または、理解する気がある男性でないとセックスするには値しません。
男性は必ず新しいコンドームを使用し、女性もできることならばピルを飲んでいるとほぼ万全です。
生でセックスしたいという人に多いのは外で出すパターンですが、男性の精子は、射精する前から出てきている事もあります。
特に頭が真っ白になっている男子は、自分がフライングで射精していることにも気づかないことがあるので、初体験で男子を信頼してはいけません。
万が一生でセックスして、思いっきり中に出されてしまった場合は、もうしょうがないのでアフターピルをもらいに産婦人科、婦人科に行くと良いでしょう。
ただし、このピルは吐き気や頭痛、めまいを催す可能性があり、女性への負担が大きくなります。金額はだいたい1万円前後で決して安くはありません。アフターピルを飲んだあと、多少出血を伴うという症例も多いので、事前の予防が一番無難です。
痛いことや嫌なことはしないこと
避妊をしなかった場合は、男性は欲求を満たせて満足かもしれませんが、女性は次の生理が来るまでの間ずっと不安を抱えていきなければならず、アフターピルの出費と服用に伴う苦痛なども合わさると最悪です。
アフターピル代金は男性が全額出すくらいすべきですが、年頃の男子はそんなお金すら持っていない、出せないくらいのお子ちゃまですから、そういう男性とのセックスはそれだけでリスクがあります。
また、経験が少ない男性は、セックスする時、自分だけ気持ちよくなれば良いと思って行動しています。初体験のときは特に、それしか考える余裕がありません。
そのため、どれだけ女性が痛くても男性はなんとか射精するために、ひたすら腰を振り続けます。
女性は痛いだけなので愛液は出なくなっていき、出血がひどくなるとその出血をローション代わりに腰をふるクズ野郎も出てきます。
特に男性が気をつけることですが、激しく腰をふるのは本来のセックスとは少し異なります。
女性が十分に濡れていて、激しいのをOKしているときにだけ激しいピストンをすべきですので、そのへんの区別や、激しくセックスするための愛撫ができないうちは、痛いだけのセックスをさせないようにしましょう。
これは女性がちゃんと痛すぎるからやめて、といえば男性はやめてくれるはずですので、きちんと気持ちを伝えるようにしましょう。