目上の人とは敬語で話すことは常識ですが、彼氏の両親も同じです。フランクな職場だから先輩にも敬語を使わない、という人もいるかもしれませんが、日頃から敬語をしっかりしておかないと尊敬語と謙譲語を間違えるなど、失敗しがちです。
ぎこちない敬語にならないよう、普段から目上の人には正しい言葉遣いで話すようにしましょうね。
イマドキの言葉遣いには注意して
あなたと彼氏と同年代なら、普段は若者が使うような言葉を多用しているかもしれません。彼氏が使う言葉なら、彼氏の両親に使っても良いだろう、わかってくれるだろうと思うかもしれませんが、挨拶の場では避けましょう。
意味が正しく伝わらないだけでなく、軽い印象を与えたり、バカにされていると誤解を与えたりしてしまいます。
彼氏の呼び方は「さん」付け
彼氏のことを普段は呼び捨てやニックネームで呼んでいたとしても、両親の前では「さん」付けで呼びましょう。自分の子どもを呼び捨てにされて不快に思う人もいるかもしれませんし、品がないと思われる可能性もあります。
両親の人柄によっては、「くん」付けでもOKな場合もあります。「普段と同じでいいから」と言ってくれるような両親なら、自然な呼び方も許されるでしょう。
彼氏を大切にしているか
両親としては、実はあなたが常識のある人間かどうかよりも、自分の息子を大切にしてくれているかがが重要であることが多いです。
会話に慣れてきたからといって、彼を小バカにするような態度や言葉は絶対にNG。恥ずかしいと思わず、彼のためにしたいことや、料理を勉強していることなどをアピールし、彼を尊敬しているという態度を貫きましょう。
2人の関係性もチェックしている
彼氏の両親は、あなたと彼氏とのちょっとしたやりとりもしっかりと見ています。呼びかけるときの声のトーン、物を落としたときのさりげないフォロー、笑い合うタイミングなど、何気ないところから二人の関係性はチェックされています。
演技をする必要はありませんが、二人でこそこそ話すなど、誤解を招くような行動は慎んだ方がベターです。
彼氏の両親に挨拶に行くときの手土産・渡し方は?
初めて彼氏の家にお邪魔するなら、手ぶらというわけにはいきません。たとえ彼氏が「いらない」と言ったとしても、失礼のないように手土産を用意しておきましょう。常識のある彼女として、ぐんと印象がアップしますよ。
両親の好みをリサーチしておく
手土産を持って行くなら、やはり彼の両親に喜ばれるものがベストです。洋菓子派か和菓子派か、好きなスイーツ、苦手な菓子類はあるのかなど、あらかじめ彼氏に聞いておきましょう。
なんでもOKな両親なら、老舗デパートや有名店のお菓子をチョイスすると、失敗しません。日持ちしないものは避け、足りないことがないように、一緒に暮らしている人数も確認しておくと良いですね。
地元の名産なども◎
迷ったら、あなたの地元の名産や、現在二人が暮らしている街の人気菓子もおすすめです。そこから話をふくらませることができ、あなたのことを知ってもらうきっかけにもなります。
自分で買うことが難しければ、自分の両親に送ってもらったりネットで購入するのも良いでしょう。今はアンテナショップもあるので、早めにチェックしておくことをおすすめします。
手土産予算は2,000円~3,000円
予算は悩むところですが、あまり安すぎると微妙な空気になりますし、高すぎると遠慮されてしまう可能性もあります。
大げさになりすぎないよう、予算は2,000円~3,000円あたりで考えておくとベスト。気を遣われることもなく、和やかに受け取ってもらえる金額です。費用はもちろん、挨拶に伺うあなたが持ってくださいね。
のしは必要なし!
彼氏の両親への手土産は、お祝いやお返しといった形式張ったものではないので、のしは必要ありません。
ただ、お菓子の箱をむき出しで持っていくのではなく、包装紙に包んでもらったり、お店の紙袋に入れてもらうようにしましょう。特別なことは必要ありませんが、なるべく上品に見えるよう意識してくださいね。