同棲のルールを決めたくない理由として、よく挙げられるのが「ルールに縛られたくない」というもの。確かに、ルールがあることで不自由になることは多いかもしれません。
特に、細かすぎるルールが決められていると、自分らしくのびのび生活できないと感じることでしょう。また、相手がルールを守っていないと、必要以上にイライラしてしまうというデメリットもあります。
問題が発生したら話し合えばいいと思う
「わざわざ先にルールを決めなくても、その都度話し合えばいい」という意見もあります。毎回ルール通りに事が進むかも分からないですし、臨機応変に対応できるという意味ではいいかもしれませんね。
お互いにきちんと相手の意見を聞いて、話し合いができるカップルなら、このやり方でも上手くいくのではないでしょうか。
信頼しているからこそ必要ない
ルール決めのメリットを紹介する際、遅くなる時は連絡するルールがあれば安心できるとお伝えしましたが、「相手を信頼しているからこそルールは必要ない」という反対意見もあります。
確かに、相手の人を心から信頼していれば、連絡のルールなんて決めておかなくてもいいですよね。ルールを決めるということは、暗に相手を信頼していないと示すことにも繋がる恐れがあるとも言えます。
うまくいく!決めておくべき同棲のルールとは
同棲のルールに関するメリットやデメリットを述べましたが、これだけは決めておいた方がいいルールというものもあります。ルールを決めなかったことで後悔しないためにも、是非チェックしてみてください。
お金に関するルール
一番重要とも言えるのが、お金に関するルールです。同棲するにも絶対にお金は必要なので、はっきりとルールを決めておきましょう。
同棲するにあたり必要になるのは、家賃・駐車場代・光熱費・ネット代・食費・日用品費などが挙げられます。
また、二人で新しい家に住み始めるなら敷金・礼金もかかりますし、家具や家電のお金も、お互いにどれくらい出すのかきちんと話し合ってくださいね。
家事の分担
どの家事を担当するのかも、ある程度決めておいた方が後で揉めなくていいでしょう。家事が得意な人はついつい自分でやってしまい、気づいたら相手は何もしていなかったということも起こりえます。
ここで自分ばかりが家事を担当してしまうと、結婚後も同じ家事分担になってしまうかもしれないので、要注意ですよ!
別れた時にどうするか
あまり考えたくはないことですが、別れた時にどうするか決めておくことも大切です。別れた後、住んでいる家はどちらが引き継ぐのかや、家電や家具はどうするのかなどは、無視できない問題ですよね。
また、二人でペットを飼っている場合なども、別れた後どちらが連れていくのか揉めることがありますので、そちらも考慮しておきましょう。
お互いに絶対譲れない条件
もし、あなたや同棲相手に、絶対に譲れない条件があるのなら、しっかり話し合ってルールを決めましょう。
例えば「おならはトイレでしてほしい」「くちゃくちゃ音を立てて食べないでほしい」など、人によっては大したことない問題でも、あなたや同棲相手にとっては別れの原因になるかもしれません。
ルールが守れなかった時の対処法
いくらルールを決めていても、物事が予定通りに進まないことは多々あるでしょう。人間ですので失敗してしまうこともあります。そんな時、「ルールを守っていない!」と怒ってしまっては、お互いにイライラして辛いですよね。
そのため、ルールを守れなかった時の対処法も決めておきましょう。冷静に話し合うことにしてもいいですし、面白い罰ゲームを決めておいてもいいかもしれません。