アメリカ合衆国の社会活動家、ドロシア・ディックスは、精神病院改革に大きく貢献した女性です。
下記の名言からは、芯が強く心優しい女性であったであろう彼女の人柄がうかがえますね。
涙をたくさん流したからこそ、広い視野を持つことができるのなら、泣くことも悪いことではないと思えるのではないでしょうか。
「涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの」
人生で一度や二度
アメリカの作家、マージョリー・キナン・ローリングスはワルい男を愛した経験があるからこそ、イイ男に感謝できるという名言を残しています。
時にワルい男が魅力的に見えてしまうことがありますよね。しかし、そのワルい男に傷つけられてしまうこともあります。
辛い失恋は心を傷つけますが、その後で出会うイイ男は本当に大切な存在になるかもしれませんね。
「女は、人生で一度や二度は、ワルい男を愛してしまうの。でもだからこそ、イイ男に出会ったとき、感謝する気持ちになれるのよ。」
出発点
恋の終わりは、時に世界の終わりのように思えることがあります。しかし、イギリスの詩人であるT・S・エリオットは、終わりとは新たな始まりであると名言で述べています。
失恋した直後は心が落ち込み、未来に期待することなどできないかもしれません。けれども、何かが終われば、必ず何かが始まるのです。
今あなたが立っているのはどんな出発点なのか、想像してみましょう。
「始まりと呼ばれるものは、しばしば終末であり、終止符を打つということは、新たな始まりである。終着点は、出発点である。」
運命の人
再びココ・シャネルの名言です。いつ運命の人と出会ってもいいように、できるだけ可愛くあるべきだという、いい女の鏡のような名言ですね。
確かに、何でもない一日と思っている日が、素敵な男性に出会う日になる可能性は十分にあります。
お洒落をして可愛いと思える自分になるよう精一杯努力することで、あなたの魅力もさらに増すはずですよ。
「その日、ひょっとしたら、運命の人と出会えるかもしれないじゃない。その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ。」
恋愛から救うのは
数々の名作を世に残した小説家、芥川龍之介の名言は、彼の人生経験の豊富さがうかがえます。
失恋をして苦しい時、いくら頭で気持ちを切り替えようと考えても難しいものです。
辛い気分から救い出してくれるのは、理性ではなく多忙。つまり、色々なことに打ち込んで、思い悩む時間を無くすことが、苦しみから抜け出すコツなのかもしれませんね。
「われわれを恋愛から救うのは理性よりも多忙である」
大切なもの
アメリカ合衆国の詩人、エラ・ウィーラー・ウィルコックスは、悲しみには意味があり、それはとても大切なものだという名言を残しています。
辛くて耐えられない悲しみだったとしても、いつか過去として振り返った時、それはあなたにとって大切な意味のあるものとなるでしょう。
悲しみもこれからのあなたを作っていく一部です。今辛い思いをしていたとしても、この名言を信じて進んで行ってみてください。
「ひとつひとつの悲しみには意味がある。時には、思いもよらない意味がある。どんな悲しみであろうと、それは、このうえなく大切なもの。太陽がいつも朝を連れてくるように、それは確かなことなのですよ。」
あなたを捨てた男
アメリカ出身の女優、メイ・ウエストの名言は、女性にパワーを与えてくれるような素敵なものです。
確かに、過去の男について悩んでいて、新しい出会いを台無しにしたくはないですよね。
涙を流すことも時には必要ですが、ひとしきり泣いた後は、とびきりの笑顔でいることも忘れないようにしたいですね。
「あなたを捨てた男のためなんかに泣いてはダメ。次の男があなたの笑顔に恋するかもしれないでしょ。」